2015年1月3日United States

  • アメリカの経済

政調は2015年にしっかりしていそうだ。そして普通の家庭に利益をもたらし始めるだろう

二つの追い風:石油価格の下落と所得の増加

政治への影響は予測できない

 

  • サイバーセキュリティ - 金正恩は無実なのか?

ソニーへの攻撃で、アメリカは北朝鮮を早く非難しすぎた

ソニーへの攻撃について、アメリカのサイバー警察は素早く平壌を非難した。FBIが言うには、ハッカーの使ったコードのいくつかが過去に北朝鮮のハッカーによって使われたものに似ており、攻撃に使われたインターネットアドレスが北朝鮮関係のものだった、とする。しかし抜け目のないハッカーならば北朝鮮のせいにするためにこれらを使うことができただろう。

さらには、ソニーへの最初のメールには「インタヴュー」についての言及はなく、お金についてだけだったという。報道がその映画との関わりについて騒ぎ出してから、彼等はそれを手にしたのだ。専門家は、攻撃者がソニーのシステムについて深い知識を持ち、メールも英語話者が慎重に英語がへたくそなふりをして書かれたようだと語る。彼は、その攻撃の裏には、不満を持った現在または元のソニー社員がいると考えている。

FBIは、もっと情報があると言うが、詳細がなければ確認のしようがない。当局は疑いもなく誰か非難すべき対象を素早く見つけるという圧力にさらされていた。

ソニーの話は会社の利益と国家のそれとの間に起こりうる緊張を強調する。ハッカーが攻撃を進めるにつれ、その会社は最初に「インタヴュー」の配給を止めることを決めた。そのような降伏はハリウッドでの描かれ方を好まない他の集団を呼び寄せるだろう。

こういったハッキングをきっかけに議会は会社にサイバーの脅威についての情報を政府やお互い同士で分け合うよう進めるかもしれない。過去のそのような試みは、プライヴァシーへの懸念から妨げられている。その折り合いをつけるような法整備がされるのならば、たぶんソニーを攻撃したハッカーはクレジットに名を連ねるだろう。

 

  • ニューヨーク市長

ビル・デ・ブラシオの最初の歳は混乱の中で終わる

2014年1月1日にその職に就いたビル・デ・ブラシオは、不平等の抑制や正義の促進と言った進歩的な課題を追い求めることを誓った。彼の批判者は、彼が貧しい市民に最悪の公立学校から抜け出す道を提供するチャーター-スクールをのろのろ薦めていると不平を言う。(彼の支持層には組合に属さないチャーター-スクールを嫌う労働組合がいるのだ。)より広く言えば、彼が前市長が積み上げた余剰を燃やし尽くすのではと心配しているのだ。

彼は安全な町を受け継ぎ、治安はまだ良くなっているが、ビジネス界と彼の政策との分断の中で、彼が今回の一連の警察関連の事件を受けてどうするのかを心配しつつ注目している。

 

  • 数字で見る新議会

(グラフ参照)

 

  • 牧場主対バイソン保護者

イエローストーン国立公園をめぐる終わりなき論争は、アメリカについて何を明らかにするのか

2015年諸島の一番最初の政治の本は、公式には全く政治についてではない。イェール大学の若き研究者ジャスティン・ファレルによる「イエローストーンをめぐる戦い(The Battle for Yellowstone)」は、ここ数十年イエローストーン国立公園を揺るがしている不快な争いについて、そしてなぜそれらはそれほどまでに手に負えないのかを熟考している。そのけんかは、ロッキー山脈での、オオカミの再導入、バイソンのうろつく権利、そしてスノーモービルのアクセスといった問題を沸騰させる。

ファレル氏は、科学と経済についての議論の下に、道徳と人間と自然の間の正しい関係についての議論があることを見つけた。関係者はこれについてしばしば認めないし、これからもそうしないだろう。

この隠れた道徳議論は、複雑な倫理的な問題を司法によって取り組むことにますます熱心な国であるアメリカに。より広い教訓を提供する。多くの他の国では、死刑、堕胎、銃規制、または地球温暖化のような問題について議会で議論する。初期の時代から、アメリカの裁判所と議会公聴会は、熱烈な党派の雑音に警鐘を鳴らし、反対側が間違っていることを証明するために、お互いに事実を投げ合う。

このやり方に限界があるという命題を調べているのはファレル氏だけではない。ひたすら事実を積み上げるこのやり方だと、1本の糸を引っ張ると人々はその根源的なアイデンティティが攻撃にさらされていると恐れるのだ。これは、合理性を放棄したり事実を軽蔑したりすることを要求する、ということではない。それは、アメリカの政治的議論により多くの共感を求めるものであり、あちこちでのもつれた議題についてより誠実であることを求めるものだ。イエローストーンを見てもわかるように、これは全ての闘争を終わらせるものではないだろう。しかし、不同意に同意すると言うことすらも、始まりになるだろう。

発行日: 
2015-01-03
雑誌名: 
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