冗談ではない - 南アフリカの風刺画

ジェイコブ・ズマ大統領の風刺画は怒りの嵐を引き起こした
 
与党アフリカ民族会議(ANC)が、5月17日に、その深く尊敬される指導者への「胸糞悪い」描写に対する「怒り」を表現し、それが展示されているヨハネスブルグ・ギャラリーとそれを知らせた新聞だけのウェブサイトからすぐにそれを取り除く要求をする声明を出さなければ、ほとんど誰もブレット・マーレイによる南アフリカ大統領ジェイコブ・ズマの風刺肖像画について聞いたことがなかっただろう。どちらもが拒絶した時、その党はすぐに、そうするよう命じた高等裁判所命令を申請した。
 
これは、もちろん、多くの南アフリカ人にインターネットにつなぎ、騒ぎがなんなのかについて見るのに急がせた。そこで、彼らは完全に服を着てメガネをかけたズマ氏の風刺画を見つけた。それは、英雄的なレーニン風のポーズをとったそりあがった頭の後ろの特徴的なでっぱりを除いては、事実上認識できないが、彼の生殖器はズボンからはみ出しているものだ。間もなく、その国のすべての新聞は、「やり」と銘打ってその肖像を報道していた。それは即座に広がり、Wikipediaに個別ページを持つまでになった。
 
その宣誓供述書で、4人の妻と2人の前妻と22人ほどの子供を持つズマ氏は、その絵が「私の私的な部分を表して描いているので」尊厳についての彼の憲法上の権利の重大な侵害に相当すると論じた。彼は、それが、彼が「女ったらしで、…権力の濫用者」だと示唆したので、「攻撃され侵害された」と感じた。それはまた、ANCの解放運動としてのイメージをけがした、と彼は語る。
 
その作品は、「黒人が物で、白人に劣る」ことを示唆し、人種差別的だ、とANCの事務局長グウェデ・マンタシェは語った。主要な労働組合連盟の指導者ズウェリンジマ・ヴァヴィは、それは「ただ大変病んだ心の、憎悪にあふれた作品」になりうると語った。どんな白人の指導者も、そのような形で描写されたことはなかった、と彼らは語った。(実際には、ビル・クリントン、ジョージ・W・ブッシュ、そしてカナダの首相スティーヴン・ハーパーは、ほかの人たちに加えて、口汚い風刺画で裸で描かれている。)
 
5月22日に、そのズマの絵は怒った大統領の二人の支持者によってほとんど破壊された。南アフリカ最大の教会の一つ、ナザレス・バプティスト教会は、よく知られたアパルトヘイトの活動家マーレイ氏に石打ちによる死刑を要求している。
 
 
発行日: 
2012-05-26
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