誘拐の恐れ - ナイジェリア

外国企業はその社員を北部ナイジェリアに送るよう怖れるようになっているかもしれない

ナイジェリアのほとんどの外国人投資家は、利益がリスクや面倒を越えていると説明する。しかし、死に絶えるのを拒んでいるイスラム主義者反乱の上のほとばしり出る誘拐は、彼らがその国の北部に乗り出す前に再考させるかもしれない。2月16日に、アンサルと名乗るイスラム主義集団が、バウチ州のその集合住宅から、7人の外国人建設労働者を捕らえた。3日後、ナイジェリアの北東部の州ボルノからやってきたと疑われる別のイスラム民兵が、北カメルーンの国境をまたいで7人のフランス人家族を誘拐した。アンサルは、ヨーロッパ諸国がアフガニスタンやマリといった「アラーの地に対して犯罪と暴虐」を犯している、と語った。「ブラックアフリカのムスリムを守る前衛」の頭文字のアンサルは、去年だけで800人強の死に責任のある集団のボコ・ハラム(「西洋の教えは罪」)から別れたものかもしれない。アンサルは、イスラム主義者の好戦性の中心になっている北部の町のカノ周辺を拠点にしていると考えられている。それは公式にはボコ・ハラムから距離を取っているが、そのイデオロギーの多くを分かち合っている。しかしながら、それはアル=カーイダへの戦術でより近いかもしれない。

誘拐はナイジェリアの北部で働いている外国人を揺さぶっている。フランスの石油会社トタルは、社員の家族をナイジェリアの首都アブジャから南のポート・ハーコートへ移している。2月16日に誘拐された外国人を雇っているセトラコは、ナイジェリア最大の建設会社の一つだ。「北部ナイジェリアで操業しているどの会社も、いまそこで外国人を働かせることができるか考えている。」ある西側の安全保障専門家は語る。「たしかに、ナイジェリアで操業するには深刻な帰結がある。」

アンサルは、去年の3月の失敗した救助の試みで亡くなった英国人とイタリア人の二人の建設労働者の誘拐を含んだ、いくつかの以前の誘拐を実行したと信じられている。それはまた、12月のカツィナ州でのフランス人の誘拐にも責任があると主張されている。2月16日の攻撃は、2年前に反乱がおこって以来最大の誘拐された外国人の数となった。

世界保健機関によると、その反乱が始まって以来、ナイジェリアでポリオが4倍に増えていると報告され、周辺諸国に広がっているという。ポリオのワクチン接種者は特に過激派の目標になっている。今月の初め、少なくとも9人の医療関係者が殺された。すぐ後に、3人の北朝鮮の医者が北東部の州ヨベで殺された。
 

発行日: 
2013-02-23
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