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日本はついに経済特区を機能させることができるのか?

世界でもっともよく知られ、最も成功した経済特区は、中国の深圳だ。鄧小平が香港の北にある小さな農漁村を自由市場経済を試すために選んだ1979年の後に、それは急速に産業大都市に成長した。日本もまた、長く資本主義に変わっているけれども、その国の他の部分ではあまりに急進的な考えを試すために、経済特区を使っている。首相の安倍晋三はいま、それらを彼の経済復興のための計画の中心に置いている。何十年間も多くを成し遂げることができなかった後で、それらはついに日本が深圳のような変革をするのを助けることができるのか?

もしその地域の予想される大きさが何らかの指針になるのならば、それらは実に影響を持ちうる。最終的な場所は間もなく発表されるだろう。東京、大阪、名古屋の巨大な都市が候補になりそうだといわれている。日本語でいうところの「特区」を監督するために、新閣僚が選ばれることすらあるかもしれない。

その地域についての安倍氏の狙いは二重のものだ。一つ目は、ロンドンやニューヨークと同じくらい地球規模の企業や労働者をそそのかす中心を作り出すことだ。軽減税制、幾分簡単な移民ルール、そしてより緩やかな建築法が魅力の中に含まれる。別の考えには、外国人医師がそこで活動できるようにするものもある(この穏やかな段階はすでに地元の医師からの断固たる反対に直面しているが)。日本の産業もまた、追加の自由を得るかもしれない。自動運転車が公道で許されるかもしれず、ロボットは人間とより自由に入り混じることを認められるかもしれない。

その地域の二つ目の目標は、規制緩和のショーケースになることだ。安倍氏の、経済の構造改革という「3本目の矢」は、6月に発表され、感銘を与えるのに失敗した。それは、医療、農業、労働市場といった、最も徹底的な見直しを必要とする分野に取り組まなかった。

例えば、大企業は、日本ではほとんど不可能である正社員の解雇をより自由にしたいと思っている。しかし、政治家はこれが失業率を引き上げ、不平等を増すだろうと恐れている。そして、事実上今のところ全国レヴェルで除外されている。特区でそのような改革を試すことは、政治的に簡単だ。そしてひとたび利益がはっきりすれば、その国の他の所も従ってやましく要求するだろう、と特区の擁護者は論ずる。

最近の報告は、試される改革は実に遠大になり、企業に退職金で労働者を解雇させる手法を含みすらするかもしれないことを示唆する。別の考えは、北海道に巨大な農業特区を作りだし、そこで企業が農地を借りるだけではなく、所有することも含まれるだろう、というものだ。それは、今小さな農地を持った兼業農家が支配的な日本の農業を近代化する役に立つだろう(農業団体が大きな政治的影響力をふるうので、小規模農地を持つということから会社は全体として除外されている)。

実際、特区がそのような抜本的な改革を許すべきかどうかについて政府内には合意はない、とそれに関わるある政府高官は語る。東京やほかの大都市が選ばれれば、その地域は遠隔地実験とみなすにはあまりに大きすぎるだろう。例えば、もし労働法が3大都市圏で緩和されれば、日本の労働力の1/4または1,500万程度の人々は新しいルールに影響されるだろう、と投資銀行の野村證券は推計する。

特区についての考えを最近公式作業部会に発表した別の投資銀行モルガン・スタンレーのエコノミストロバート・フェルドマンは語る。抜本的な規制緩和を求める人々は、特定の地元産業を助けたり、外国投資を惹きつけたりするといったより旧式なやり方にそれらを使うことを好むほかの人々と戦っている。

しかし、もし安倍氏の特区が成功するつもりならば、彼らは大胆になる必要がある。日本にはすでに特区が散らばっている。ほとんど1,000にもなる一つ目の集団は、2001-06年の日本の改革派首相であった小泉純一郎政権によって選ばれた。主として中央政府の官僚が規制緩和の多くの考えを、既得権益が攻撃されることを恐れて拒絶したので、ほとんどが失敗した。

去年権力の座を失う前に民主党によって選ばれたより最近の特区の塊は、たった2歳だ。九州の町である福岡では、環境技術を隣国に売るための「包括的」特区がやっと離陸したところだ、と地元の役人のふるかわひろのぶは語る。予想通りに、他の既存特区のように、福岡は、新しい特区が古いものから単に投資を惹きつけるだろうことを恐れて、安倍氏の計画を疑っている。日本として知られる経済圏を規制緩和する方が、よりまっすぐかもしれない。
 

発行日: 
2013-08-10
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