今回、それは真剣だ - アメリカの事業環境

アメリカは事業をするのに魅力的でない場所になっている
 
アメリカはかげっているのか?未来の産業をそれほど支配している国について言うのは奇妙なことのように見える。ほかのどこでフェイスブックが学生の悪ふざけから10年以内に1,000億ドルの会社に成長できるだろう?アメリカは、大騒ぎして戻ってくるためだけに、過去の、特に1970年代の衰退についての心配にとらわれている。しかし、今回は、深刻かもしれない。
 
ほかの国が追い付いてきていることに疑いはほとんどない。1999-2009の間に世界輸出に占めるアメリカの割合は、ほとんどすべての産業で落ちた。航空宇宙で36%、情報技術で9%、通信装置で8%、車で3%だ。市場シェアのいくらかの喪失は、中国やほかの経済が勃興するにつれ避けられない。しかし、絶対値で見ても、心配なわけがある。民間部門の職の増加は劇的に小さくなり、世界的競争にさらされた産業では止まっている。年間所得の中間値は1990-2010の間に弱々しく2%だけ伸びた。
 
ハーヴァード・ビジネス・レヴューの3月号は、(生産性と生活水準を改善するその国の能力を意味するところの)「アメリカの競争力」に捧げられる。経営学者たちの騒々しい一群は厳しい評決を届ける。ハーヴァードビジネススクール(HBS)のマイケル・ポーターとジャン・リヴキンは雰囲気をまとめる。「合衆国政府は事業環境の弱点に取り組むことに失敗しており、それはその国を投資するのに魅力のない場所にし、アメリカのもっとも重要な競争力の源のいくつかを無価値にしている。」その雑誌はまた、没落主義はHBSの学生の間でも広がっていると報告する。ある調査では、71%が今後数年でアメリカの競争力は衰退すると語った。
 
アメリカは、よい仕事を引き付けるレースで敗れ去っている。ダートマスのタックビジネス校のマシュー・スローターとバークレイズのハースビジネス校のローラ・タイソンは、(非多国籍企業よりも高い給料を払う)多国籍企業は、1990年代にアメリカで24%雇用を増やしたと指摘する。しかし、それ以来、彼らはアメリカで雇用を再び減らしている。彼らは退屈な反復作業を国外に移し、いくつかの洗練されたものすらもそうした。アメリカの多国籍企業の海外支社で働く従業員の割合は、1989年の21.4%から2009年には32.3%に上がった。外国支社に行く研究開発支出の割合は、1989年の9%から2009年には15.6%に上がった。資本投資のそれは、1999年の21.8%から2009年には29.6%に上がった。HBSの調査によると、学生たちは、彼らの会社がアメリカか他のどこかかどちらかで何かをすることを決めないとならないとき、アメリカはその3つで2倍失うと報告した。
 
このアメリカの事業環境の相対的低下は、そのような雑誌を読むような人々の所得の目を見張る上昇と同時に起こっている。HBSのミヒル・デサイは、二つの事柄が関係していると論ずる。株価の上昇に基づいた上級経営者への総支払の割合は、1990年の20%から2007年の70%に上がった。デサイ氏が論ずるには、これは動機付けをゆがめ、悪事を育てたと論ずる。経営者は、彼らが個人的に価値を加えたかどうかにかかわらず、単に市場が拡大したために巨額の支払いを受けたのだ。彼らはまた、ポケットに巨額を入れることを狙って、時に違法に、制度を賭け事に使った。
 
アメリカが役員報酬をただすために何かをしているという兆候はほとんどない。同じことは政治について言うことはできない。アメリカの政治制度は、特に厳しい批判にさらされている。HBSの学生の60%がほかの先進国よりも悪いと語っている。HBSのデヴィッド・モスは、そのような不平は何も新しいことはないと論ずる。アメリカの政治家は、トーマス・ジェファーソンがアレクサンダー・ハミルトンに異論を言って以来、政府の役割について言い争ってきた。しかし過去には、これはしばしば実のある妥協につながった。例えば、保護主義者と自由貿易主義者は、産業が成熟するにしたがって小さくするよう関税問題を解決した。そのような妥協は最近ではまれだ。共和党と民主党はよりイデオロギー的に分かれ、なかなか実際的な譲歩をしなくなった。バラク・オバマの健康保険改革は共和党の票を1票も得ることなく、かろうじて成立した。
 
 
アメリカにとって正しいことは誤ったことをただすことができる
 
その雑誌が論ずるには、ビル・クリントンが彼の最初の就任演説で述べたように、このすべての憂鬱さにもかかわらず、アメリカにとって正しいことで治癒することのできない、アメリカにとって具合の悪いことなどないのだ。その国は、世界屈指の大学からリスクテイクへの寛容さまで巨大な強みを持っている。それはかなり多様な市場を持っている。安い労働力を求める企業は、賃金がマサチューセッツの1/3のミシシッピーに移ることができる。HBSのローザベス・モス・カンターは、シリコンヴァレーだけではなく、その国中で異常な量の革新が起き続けていると指摘する。例えば、ウィシコンシン=ミルウォーキー大学の水の研究者は、閉鎖された工場を占拠した都市農民とつながっている。この同盟の果実は、かつてのクレーン工場で魚や野菜を生産するスウィート・オーシャン・オーガニクスのような企業だ。
 
しかし、予感を持たずにこの論文集を読むのは難しい。HBSの学生をほかの何よりも心配させている一つのことであるアメリカの政策の状態は、正すのが最も難しい。政治的振り子は予測できないほど振れ、未来のために計画を立てるのを難しくしている。会社は、2014年にオバマ氏の健康保険法が施行されるとき、それを守らなければならないと推測すべきなのか?それとも共和党がそれまでにそれを廃止するのだろうか?誰にもわからない。そしてワシントンの妥協への反感は、予算をほとんど修正不可能にしている。取引に両党の指紋が付いていなければ、誰もメディケアや社会保障(年長者への健康保険と年金)といった自動的に増える巨大な給付計画を抑制することができない。だから、たとえアメリカの道路がぼろぼろになっても、赤字が大きな口を開け、福祉国家が成長し続けるのだ。それは活発さの領収書ではない。
 
発行日: 
2012-02-18
雑誌名: 
記事区分: 
主カテゴリー: 
キーワード: 
0
まだ投票はありません

コメント

コメントを追加