一般的ではない運動 - 反中絶行動主義

新型の道徳活動家があらわれている

華奢な体格で物腰柔らかなWang Linは全然典型的な活動家のようではない。そして彼の運動もまた中国では一般的ではない。中国の厳格な一人っ子政策を施行するために30年以上にわたって野蛮に使われている中絶だ。8月2日に、当局は彼らがその政策を「改善するための計画を提案」するだろうと発表し、それは彼らがそれを最後には廃棄することを意図している別の兆候だ。

しかし、Wang氏の目的は、強制についてではない。彼は、中絶それ自身に反対しているのだ。彼の立場はアメリカ人には見慣れたものだろうが、中国では珍しい。多くの中国人は家族計画政策に反対しているが、中絶が倫理的かどうかに関しては「ほとんどの中国人は一顧だにしない」と彼は語る。

中国での社会的価値の変化は、より多くの人々が婚前交渉をし、新しい調査によれば、未婚の生殖能力のある女性の20%の妊娠につながっていることを意味する。そのうち、91%は中絶に頼った。しかし今、何人かの人々がこの実用的なやり方に疑問を呈している。

数人のヴォランティアとともに自宅で働く(ペンネームの)Wang氏は、画像を含んだ冊子やウェブサイトを公開し、生命は受胎で始まり、すべての殺人は間違っていると論ずる。

彼は完全に一人ではない。他の活動家グループは、その反中絶の立場を仏教の教えに基づいている。キリスト教のグループの中にも、似たような運動を行っているものがある。6月に、警察が、反中絶のチラシを路上で配っていた成都のオータム・レイン教会のメンバーに暴力を振るい、短期間拘束したと伝えられる。

コロンビア大学のジョーン・カウフマンは、アメリカの宗教右派がしばしば中国人の権利運動に仲間を求めるが、多くの活動家はその議題に気づかない、と語る。その一人は、強制中絶に対する盲目の活動家陳光誠だ。去年中国から逃れて以来、彼は、ときに相反する目的のように見えるもので、ニューヨーク大学法学校とキリスト教提言グループのチャイナエイドの両方から支援を受けている。

中絶はまた、中国のヴァチカンとの交渉にも表れている。その2つは公式な関係を持っておらず、中国の国が承認した教会のカトリックは、堕胎についておおっぴらに議論することについて注意深くなければならない、と外国のあるイエズス会員は語る。彼は、私的な会話で間接的に「ただ生命の価値を強調して」、それに近づくことを好む。

菜食主義者のWang氏は、自分が「精神的」だが、信心深くはないという。彼は自分の戦いがきついことを知っているが、それは彼の決然とした態度をなんら小さくしない。
 

発行日: 
2013-08-10
雑誌名: 
記事区分: 
主地域: 
主カテゴリー: 
キーワード: 
0
まだ投票はありません

コメント

コメントを追加