結局そんなに完璧ではない ─ ボツワナ

アフリカのもっとも豊かな場所の一つで、ベルトが締められ、鞭がビシッと鳴った

過去40年かそこら、ボツワナはアフリカのゴールデンボーイだった。その以前の英国保護領はほとんど世界のどの国よりも速く成長してきた。その国は、良い統治と政治的安定で人が羨むような評判を打ち立てた。そこは、市民の自由と比較的自由な報道のかなりの経歴を持っている。かつては世界の最貧国の一つであったが、今では豊かな中所得国に位置づけられている。多くは、世界最大の生産者である独立直後の1966年のダイヤモンドの発見によっている。しかし、他の鉱物資源の豊かな国々と違って、ボツワナは賢く投資した。それはアフリカでもっとも不正の少ない国と位置づけられてきた。

しかし過去2ヶ月間、ボツワナは最初の全国レヴェルの公的部門のストライキに揺らいでいる。ボツワナの一般的に控えめな200万人の人々は、その普段非武装の警察が暴動を起こして4月に暴れ回った高校生を追い散らすのに催涙ガスとゴム弾を使ったとき、ショックを受けた。政府は、その後再開されたが、 すべての学校を閉鎖した。

その事件は普通の給料についての議論から始まった。新しい法律の下で初めて労働組合に参加することが許されたので、その国の12万人の公務員は3年間の昇給凍結の後、素早く16%の昇給を要求した。政府は、世界的景気後退の間のダイヤモンド市場の不振による財政難を言い訳に、将来の経済成長を条件に5%を提示しただけだった。腕試しのために、新しく組織された組合は、戦場に立った。しかし、正規の仕事の40%を雇うその国の最大の雇用者である政府も、譲歩を拒絶した。

4月18日に、組合は全面的なストライキを呼びかけ、80%が反応したと言った。政府に言わせれば、そのピーク時でさえ、ストライキをした職員は半分に及ばず、ほとんどの省庁は多かれ少なかれ普通に営業したという。しかし、政府はその争いを荒っぽく扱い、50人程度の医者を含んだ1,400人のスト ライキに参加した医療従事者を、彼らが「必要不可欠なサーヴィス」を提供しており、そのような人々は憲法の規定によりストライキを禁止されていると主張 し、解雇した。ほぼ2ヶ月に渡る給与不払いで疲れさせられ、組合は、もしすべてのクビになった労働者を復職させるなら、無条件の3%昇給という政府の新たな提案を受け入れることに合意した。これは政府が拒絶した。

3つの主要野党は与党ボツワナ民主党(BDP)の数人のメンバーとともに、ストライキ側の支持を表明することによって時流に乗ろうとした。45年間権力を握ってきたBDPは、建国の父で最初の大統領でもあるセレツェ・カーマ卿の息子の現大統領イアン・カーマから、「世界でもっとも成功した政権与党の一つ」と最近絶賛された。しかし、それは派閥によりバラバラになっていた。去年、何人かのBDPの新人議員が、ボツワナ軍を指揮していたこともある現大統領があまりに権威主義的になり始めていると主張し、分裂してボツワナ民主主義への動き(BMD)を結成した。しかし、これによっても与党は大多数派のまま だった。

ストライキをした人たちの決定にかきたてられ、三つの主要野党は、今まで分かれてバラバラだったが、組合と連合を組んで共同戦線をはろうとしている。野党指導者の新世代は、彼らはそれがすぐに起こると考える人はほとんどいないが、ついにBDPの支配を破る公平な機会が訪れたと信じている。

いずれにせよ、ボツワナは変化に直面している。政府収入のほぼ半分とGDPの1/3以上を稼ぐそのダイヤモンドの幸運は、それほど長くは続かない。 生産は山を越え、鉱脈は2030年までに枯渇するかもしれない。成長は減速しており、独立後の最初の5年間に年率13%だったものが2000-5年には5%になり、その後は3%で、2009-10年には5%の建設業を含んでいる。去年、それは7%に跳ね返り、それは2年間続くと予想されている。しかし、 政府はGDPの40%という現在の支出レヴェルを維持できないかもしれない。

独立以来始めて、予算は赤字になった。世界銀行は政府にその大幅に膨れ上がった公的雇用を1/4だけ削減するよう説得している。しかし、カーマ氏は抵抗している。公式失業率が17%(そしておそらく実際には30%近い)であり、彼はさらに多くの人を職から放り出すのは気が進まないと述べる。しかし、ボツワナはその財産を越えて生活し続けることはできない、と彼は主張する。

 

発行日: 
2011-06-11
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