アフリカのシンガポール? - ルワンダでのビジネス

 

血塗られた歴史を持つ国は、事業友好的になることによって繁栄を探っている
 
その会議室は、いくつかの回転いす、机の上のラップトップ、キニャルワンダとほかの言葉を切り替えるヘッドセットを持つ古い「スタートレック」のセットに似ている。ルワンダ大統領ポール・カガメは、船長の椅子に座っている。彼のテクノクラートの大臣たちが近くに座っている。会話がビジネスについてに変わると、カガメ氏は元気になる。それは彼の情熱だ。彼はベッドでビジネス事例を読むという。彼はルワンダを中央アフリカのシンガポールに変えたいと思っている。彼は野心家でなければ何物でもない。
 
ルワンダは1994年に少なくとも50万人の命を奪ったといわれるジェノサイドで有名だ。その後は平和であるが、ほとんどすべてのシンガポールの利点を持っていない。シンガポールには世界で最もにぎわった港があり、ルワンダは内陸国だ。シンガポールには世界で最もよく教育を受けた国民がおり、ルワンダの中産階級は1994年に屠殺された。シンガポールは中国への入り口で、ルワンダの隣人は、英国のシンクタンクレガタム研究所からの最近の報告によれば、「理想的には及ばない」。ウガンダは不正にまみれており、ブルンジは財政的苦境にあり、今後はさらに悪い。
 
しかし、ルワンダには一つの大きな利点がある。法による支配だ。ほかのアフリカの国は、ルワンダほど不正を抑制できない。大臣はそれによって投獄されている。監視団体のトランスパレンシー・インターナショナルは、(与党によって所有された会社が経済において大きすぎる役割を果たしているけれども)ルワンダはギリシャやイタリアほどわいろに悩まされていないと説明する。「私はわいろを払ったことがなく、それを払わなければならないものをだれも知らない。」首都キガリのレストラン、ヘヴンの所有者の一人、ジョシュ・ルクシンは語る。
 
その国は、幸いにも官僚主義からも自由だ。それは、世界銀行の事業のしやすさ指標で45位につけ、南アフリカとモーリシャス以外のどの国よりも上にある。企業登録が3日で終わるということは、非常に速い。財産権も強化されている。政府は小作農にその土地の公式所有権を与えている。
 
ルワンダの事業環境の仰天するような改善は、かなりカガメ氏のおかげだ。ルワンダの大統領は議論を呼ぶ人物だ。ケヴラーのようにタフなブッシュの戦士として、彼はジェノサイドを止め、それを実行した民兵を隣国コンゴに追い払った。彼の軍隊は多くの人々を殺した。彼の敵は彼を恐れている。彼の行った選挙はインチキだ。
 
プラスの側面としては、彼は、ルワンダの組織の劇的な改善を監視している。彼は、もしその国がより豊かにならなければ、再び崩壊するかもしれないことを理解しており、事業を運営するのを簡単にするということを決心した。1994年以来、平均所得は倍以上になった。
 
投資家は感銘を受けている。例えば、ヴィザは、ルワンダの店や現金引き出し機をその世界的ネットワークとつなげることに忙しい。それは、「境界経済」へ電子支払いを持ち込む試験地として多くの国の中からルワンダを選んだ。(それはまた、ゴリラ観察観光客を手に入れようともしている。)ヴィザのアジア・中央ヨーロッパ・アフリカ代表のエリザベス・ブスは、ルワンダは「世界的企業が操業するのにとても簡単な場所だ。」と語る。
 
しかしながら、会社は依然として多大な障害に直面している。熟練労働者は希少だ。国内労働者のたった5.7%だけが高等教育の資格を持っている。ある農業ビジネスマンは、複雑な仕事を任せられるのはたった一人の従業員だけだと語る。「ほとんどの国内で教育を受けたルワンダ人は、いかにして独立して、そして批判的に考えるかを学んだことがない。」レガタム研究所は語る。「多くのルワンダの事業は、大量購入割引の考えを把握すらしておらず、より大きな注文のためにプレミアを課す傾向にある。「ルワンダ人は運転と取引がうまくないと認める。田舎は、コンゴですらも村で着火している、バッテーリーの再充電、中古衣類、そしてカフェといった小さな事業がほとんどない。
 
政府は、技術不足を緩和するために、いくらかの勇敢で賢明なことをしている。それは、西洋で教育を受けた国外居住者を求人する。それは、労働市場をブルンジ、ケニア、タンザニア、そしてウガンダからの移民へと開放している。約7千人のケニア人がルワンダで運輸、農業、そして建設会社を立ち上げている。
 
税制もまた頭痛の種だ。ほとんどのルワンダ人は貧しすぎてなにも払えないので、上位200人の納税者が負担の75%を肩代わりしている。付加価値税は支払受領書ではなく請求書に課され、中小企業にひどいキャッシュフローの問題をもたらしている。施行は厳しい。支払いが1日遅れれば、請求が倍になることを意味する。財務省はより低いフラット税率を考えている。
 
国内の社会資本はみすぼらしい。電気供給は貧弱で高価だ。キガリの外では、裸の炎がしばしばたった一つの人工の光だ。政府は、電気供給能力を2017年までに10倍にするのを狙うことを目指している。運輸もまた厳しい。ルワンダは、キニャルワンダが話されているすべての地域をつなげる地域の貿易の中心になりたいと考えている。しかし、港に到達するのは厳しい試練だ。ある政府の研究によると、モンバサからキガリまで物を運ぶのにローリーで4日間と864ドルの賄賂がかかるという。それは、36の検問と10の検重車で止まらなければならず、その多くは制服を着た泥棒が配置されている。
 
依然として、レガタム研究所は、ルワンダが法の支配がアフリカに根付くことを示すと論ずる。それは望みだ。
 
 
発行日: 
2012-02-25
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