それはより悪くなりうる - コンゴの選挙

ジョセフ・カビラは再選されたが、反対派は不正に泣く

投票作業員が票を数えている倉庫は混沌としている。投票用紙は建物中や外の泥にまき散らされている。機密のものが入ったバッグが床にばらまかれている。数えている人たちは訪問者に飲食物を乞うている。1週間前に結果を数え始めて以来、彼らはどちらもほとんどとっていないのだ。その光景がコンゴを象徴している。選挙を遅れずに実施するという決定は、混乱を作り出したに違いなかった。その帰結は悲惨なことを証明するかも知れない。

わずか9年前、コンゴはまだ戦争中だった。2006年に、外部、特に国連の大きな助けを受けて、その国は1965-97年にコンゴを支配したモブツ・セセ・セコ独裁以前以来最初の選挙を行った。現大統領のジョセフ・カビラは、東の反乱を追い払い、主に予測できない鉱業収入に裏打ちされた予算を通そうとする一方で、その国の11の州と数百の民族集団を苦労して統合するのに5年を費やした。しかし、その40歳のかつての反逆者は、不十分な外国の助けの元でも投票は11月28日に行われるべきだと主張した。コンゴの手を10年以上つかむのに疲れ、どの候補者にもよい印象を持たなかった国際機関は安心した。

しかし、悪く行われたほんの少しの民主主義は危険なものになり得る。選挙前の週末に暴力によって少なくとも18人が殺された。選挙管理委員会に時間がなかったので、投票者目録は監査されていなかった。選挙当日、いくつかの場所では投票用紙が届かなかった。他の場所では、有権者の名前が名簿になかった。燃やされた投票場もあり、選挙作業員は襲われた。北キヴ州の一つ以上の町で制服や平服の兵士がカビラ氏に投票するよう有権者を脅したり、投票用紙そのものに記入し、時には何十回も投票した。西部の赤道州では、知事が地元の選挙役人に、主要野党の候補エティエンヌ・ツィセケディがリードした結果を変えるよう圧力をかけたあと、その役人が失踪した。

ツィセケディ氏と他の野党は不正を嘆いている。選挙管理委員長でカビラ氏の友人の牧師のダニエル・ンゴイ・ムルンダは、数字がどこから来たかについてほとんど何の詳細もないまま現職がかなりリードしているという部分的な結果を発表した。

アフリカ連合と南アフリカ大統領のジェイコブ・ズマは、ほとんど何の間違いもなかったと語った。もし、ありそうなように、ムルンダ氏がカビラ氏を勝者だと宣言すれば、コンゴのあちこちで反乱が起こるかも知れない。「もしカビラ氏が権力の座に戻れば、彼は我々の死体の上を歩かねばならないだろう。」と、78歳のツィセケディ氏のキンシャサの党本部の外にいた支持者の一人である、パルマー・カベヤ氏は語った。彼の周りの何十人もの若者が賛成した。ほとんどは失業者だ。(国連推計によれば)6,600万人のコンゴの労働年齢人口のうち10%以下しか正式な仕事を持っていない。みんながもし彼らの投票が数えられなかったと感じたら死ぬ準備ができていると語った。

無駄だった。組織的不正のはっきりとした証拠なしに、外部世界は仲裁役になるのに及び腰だ。「それはそのようにあるべきではない。」ある国際的な監視人は悲しそうに語る。「これらは組織的な間違いで、それらはかなり避けることができたのだ。」残念なことだ。
 

 

発行日: 
2011-12-10
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