アイスマンがやってくる - 自分でやる氷河

もし気候変動が地元の氷河を持ち去るのならば、別のものを作ったらどうだろう?

気候が温暖化するにつれ、氷河は縮む。それは、農産物に灌漑するのにその融けた水に頼っている人々にとっては問題だ。例えば、ジャンムー・カシミール州のレーよりも上の渓谷に住んでいる農民だ。彼らが住んでいるその地域の低地氷河のほとんどは消えており、より高いところにあるものは、10キロも後退している。農民が新たに蒔かれた農産物に灌漑する必要がある融けた水は3月から4月にかけて到達していたものだ。今、それは6月までやってこない。そのような短い成長期間の場所では、多く使うには遅すぎる。

その地域に住んでいる退職した土木技師のチェワン・ノーフェルは、答えを持っていると考えている。もし天然の氷河が亡くなっているのならば、人工のものを作ったらどうだろう?これは、過去10年かそこら、彼がしていることだ。さらに、彼は、ぴったりの時に融け、農民の畑に直接その内容物が流れ込むところに新しい氷河を作っている。

彼の庭への流れが、他の所では自由に流れたのに、あるポプラ林の影の下で凍っていたのに気付いた、ニュートンとリンゴのような瞬間に基づき、彼は氷河を作る方法は、水の流れをゆっくりにし、それを太陽から覆うことだと認識した。そしてそれが、彼とその技術チームが今やっていることだ。彼らは最も悪影響を受けている地域のいくつかの流れを、陰になってやさしく傾斜する地勢を通って、長い曲がりくねった経路を取る運河にそらしている。彼らはまた、流れをさらにゆっくりにし、水が運河の岸にあふれるようにするために、定期的な感覚でこれらの運河をまたぐ石のダムを作っている。春の雪融けが始まり、運河があふれるにつれ、このあふれたものは氷の層に凍り付く。そしてその過程が次の数か月間にわたって繰り返されることにより、これらの氷床は積み上がり厚くなる。

いまのところ、ノーフェル氏とそのチームは1ダースの人工氷河をこのようにして建設している。その最大のものは、1.5キロの長さで、2メートルの厚さだ。これらの氷河からの融けた水は、何千もの農民の生計を維持するのを助けている。実に、新たな氷河は、地形学の気まぐれが司令したものよりもむしろ、それらが最も有益だろう所にあるので、農場の中には、自然の氷河が無くなる前の日々よりも裕福になっているものもある。以前に年に1度だけ収穫していた土地は2度収穫している。そして水を愛する(その小枝や枝が建築素材としてその地域で使われている)ヤナギのような商品作物も育てることができる。

気難しい氷河学者は、ノーフェル氏が作りだしているものは、厳密に言えば、氷河ではないと論ずるかもしれない。氷河の地位の資格がある氷の本体は、教科書に従えば、それを構成している層は、繰り返しの凍結と溶解の過程によって、顆粒状の氷の固い塊に変形している。ノーフェル氏のものは、少なくともまだそうではない。

しかしながら、この区別はリーの農民では失われる。彼らは、ただその解けた水が戻っていることに喜んでいるだけだ。そして、ノーフェル氏は、この技術から利益を受けるかもしれない、ヒマーチャル・プラデーシュのスピティ、パキスタン側に国境を越えたギルギット=バルティスタン、そしてカザフスタンやキルギスの多くの渓谷を含んだ、いくつかのほかの場所を見つけている。隣人がいつも見解が一致しているわけではない地域では、彼の技術の広がりは、「外交関係が氷河のようだ」という言葉を、積極的な意味に変えるかもしれない。
 

発行日: 
2013-07-13
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