100万につき400 - 環境監視

地球の記録的な温室効果ガス水準についてのたった一つの良いニュースは、それらがよく測られているということだ

ほとんどにデイヴとして知られるチャールズ・D・キーリングは、人々や政府の世界についての見方を変えた、物腰の柔らかな幾分優雅な男だ。彼を自然の中に連れ出した計画に興味を持った、少し狙いのない化学専攻の卒業生の彼は、1956年に、当時はほとんど僻地ですらなかった科学的なトピックである、大気中の二酸化炭素の割合を測ることのできる道具を作り始めた。1958年に、二酸化炭素の水準が現地の工場や産業によってあまりにひどく影響されないだろう場所を探して、彼はハワイの火山のマウナ・ロアの頂上にいくつかの道具を設置した。彼は、その水準が季節によって明らかに変動することを発見した。植物が二酸化炭素を吸収するにつれ、北半球の夏には下がり、落葉が腐るにつれ北半球の冬に下がるのだ。そして彼は、年平均が315ppmであることを発見した。

彼は、マウナ・ロアやほかの所での計測を、ほぼ50年間続けた。その時を通して、年の変動水準は上がり、それが上昇する率は増した。「キーリング曲線」ののこぎり状の発展は、気候変動科学の象徴になった。そして今週か来週に、キーリングの死の8年後に、その曲線が初めて400ppmの壁を破る時が来るだろう。

その終わりにゼロを持った誕生日のように、400ppmの壁は、いかなる生理学的な重要性も越えた心理学的な重みをもつ。それは、炭素排出が管理されるべきだという要求に新たな修辞上の勢いを付け加えるかもしれないが、拘束を受けない化石燃料使用の危険は負担するのがあまりに厄介だという議論は、395ppmあるいは実に1992年のリオ「地球サミット」の時の水準である356ppmの時と同じくらい強い。400ppmは閾値ではないのだ。しかしその数値が知られているという単なる事実、そして過去数十年間のすべての日のすべての数値も知られているという事実は、それに重要な教訓をもたらす。いかにしてその惑星の面倒を見るかについて考えるために、それがいかに時を経て変わっているかの目標数字が必要だということだ。
 

瞬きしない凝視

海洋の温度を測る自動ブイと成層圏について同じことをする薄い風船で、世界はかなり徹底的に監視されているとあなたは考えるかもしれない。しかし、そうではない。有益な環境計測機は世界中で作られている。しかし、何十年にもわたって首尾一貫して作られているものはほとんどない。データは資金のつく期間内、または衛星の寿命の間だけ取られ、その後はない。そして、変化する惑星の経過を図表にする時、問題となるのは一貫性なのだ。

キーリングはそれを知っていた。彼が二酸化炭素の水準が上がっていることを示すと、彼は研究資金配分機関から、どこかに出かけ他に何かすることを見つける(そして定期的な監視を官僚機構に手渡す)よう圧力を受けた。単に何かを監視することは、どういうわけか研究者にとって体面に関わることだった、とそれは示唆した。キーリングは自分にこだわった。彼にとって、地球を理解することは、それを注意深く一貫した科学的な目で、瞬きせずに見ることを意味した。彼の忍耐強い研究は、彼が正しいことを証明した。

地球の他の計測に関わっている科学者は、そして彼らの研究に資金拠出している人々は、彼の遺産を建て増す必要がある。そして、キーリングのものと同じくらいはっきりした数字が珍しい、地球温暖化の立場をとるものもそうだ。深海の温度や表層水の酸性度、そして地球の森林量や大量の氷河の量の計測は、特定の研究計画の数年間のためだけではなく、される必要がある。それらの終わりなき継続は、その惑星の社会資本に組み込まれる必要がある。今から何十年か後にキーリング曲線の形を変えるために何兆ドルも支出することに関わっていると政府が主張するが、現在続いている変化の一貫した記録を生み出すための基金を見つけられない世界は、その忍耐強い科学者から学ぶべき教訓をまだ持っている。
 

発行日: 
2013-05-11
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