あなたの鉱山は私のものだ - ジンバブエでの没収

アフリカのもっとも不幸な国の一つをダメにする新しい計画
 
10年前、ロバート・ムガベの政権は、ジンバブエのほとんどの白人所有の商業農場を押収した。大統領は、多くの土地を持たない人たちにそれを与えると約束したが、かわりにその多くを彼の裕福な取り巻きに与えた。その国最大の産業はダメになり、極度の食料不足をもたらした。
 
今、それが再現しようとしている。2007年に、全ての白人・外国人所有の会社にその51%の株をジンバブエの黒人に「割譲」するよう義務付ける法律が通過した。ムガベ氏の前科にも関わらず、多くの企業はその脅しを無視した。それは間違いだった。
 
ムガベ氏の現地化大臣のサヴォアー・カスクウェレは今、多くの外資に最後通牒を送っている。従わないものは、その資産と操業免許を失うかもしれない。その役員は投獄されるかもしれない。その犠牲者には、リオ・ティントのムロワ・ダイヤモンズとインパラ・プラチナムのジンプラッツといった6つの採鉱会社、スタンダード・チャータードとバークレイズの二つの銀行、そしてブリティッシュ・アメリカン・タバコ、ネスレ、カーギル・ジンバブエの3つの製造業が含まれる。遵守計画の提出の期限は8月末だった。実行期限は9月末だ。
 
カスクウェレ氏は新星の政治家だが、明らかに厳しいと見られることを望んでいる。その法律は、良い業績を上げれば株式を諦めなくても良いとしているが、カスクウェレ氏はどちらも許さないだろう。彼はまた、ジンプラッツによって提案された、株式市場に上場することによって、その株をジンバブエ黒人に売るという考えも拒否した。代わりに、彼は、何の補償もない国営ファンドに51%の株を収めるよう欲した。1ドル以上の価値がある全ての鉱山が影響を受ける。「鉱物はいつでも我々に属している。なぜ我々が支払わなければならないのか?」カスクウェレ氏は笑みを浮かべる
 
インパラ・プラチナムの社長のデヴィッド・ブラウンは、「その51%の話は実現しないと信じている。」といい、「より適切なレヴェルの所有権」が最終的に合意されるだろうと語る。さもなければ、ジンバブエへの外国投資は崖から落ち、波間に沈むだろう。
 
越権行為だとして、カスクウェレ氏を訴えようと考えている会社もある。ムガベ氏の野党によって支配されている議会の委員会は、彼の行為は越権だと語る。しかし、ジンバブエで法に頼るということは、ワニに食べないでくれと頼むようなものだ。ある産業専門家は、猛烈な勢いで表現した。「これは純粋に略奪だ。農場と同じように。」
 
 
発行日: 
2011-09-03
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