応援すべき下落 - 世界的貧困

歴史上初めて、貧しい人々の数はどこでも減っている

過去4年は1930年代以来最悪の経済危機で、1970年代以来最大の食料価格上昇のように見える。それは確かに貧者の列を増大したに違いない。

それは間違っている。絶対的貧困(豊かな国々で普通に使われている相対的貧困と混乱してはいけない)で生活している人の数を2005年から更新してきた世界銀行の開発調査グループからの世界的貧困のもっともよい推計がやってきた。新しい推計は、金融と食料価格危機の初めの年だった2008年に、1日1.25ドル以下(2005年の価格で最も一般的に採用されている貧困線)で生活している人口の数の割合も、世界のどの部分でも減っている。これは、その銀行が1981年にその数字を集め始めて以来、広い部分にわたって減少が見られた最初の例だ。

2010年への推計は部分的だが、その銀行が言うには、その年の世界的貧困はその1990年のレヴェルの半分だったことを示している。世界は、1990年から2015年の間に世界の貧困を半分にするという国連の「ミレニアム開発目標」を5年早く達成したのだ。これは、年間に1ポイントを少し超える長期的な貧困減少率が、2重の危機にもかかわらず、2008-10年にも下がらなかったことを示唆する。

功績の多くは中国へ行く。長期的減少率の半分は、1981年以来6.6億人を貧困から抜け出させたその国だけに帰することができる。中国はまた、1980年代の初めに人口の77%が1日1.25ドル以下で生活しており、世界で一番高い貧困発生率を持っていた東アジアでの驚くべき進歩のほとんどを占めている。2008年に、その割合はたったの14%だったのだ。もし中国を除外すれば、その数字はそれほど印象的にはならない。2008年に1日1.25ドル以下で生活していただいたい13億人のうち、11億人は中国以外だった。その数字は、その銀行の開発調査部長のマーティン・ラヴァリオンが「真面目にさせる」と呼んだ結果である、1981年から2008年の間にかなり変わった。

もし中国が長期的改善の最大のシェアを占めるのならば、アフリカが最大の最近の転換のように見える。その貧困数は、1981年から2005年の間の3年ごとに上がり、それはこれが起こった唯一の大陸だった。1981に2.05億人だったその数は、2005年に3.95億人とほぼ倍になった。しかし、2008年に、それは1,200万人、または5ポイント下がって47%になり、それは、アフリカ人の半分以下が貧困線以下で生活するようになった初めてのことだ。貧しい人々の数は、(より低いレヴェルではあるが)ラテンアメリカや東ヨーロッパ、そして中央アジアでも上がってきた。これらの地域は2000年以来その傾向を変えている。

これはすべて良いニュースだ。それは、中国の長きにわたる成功、ラテンアメリカの社会計画の影響、そして最近のアフリカの経済成長を反映している。それはまた、特に中国といった、多くの発展途上国で、2007-08年の危機への反応としてはじめられた反循環的な財政拡大の結果でもある。(世界銀行からの何人かを含んだ)多くの経済学者は、これらの計画がインフレ的で非効率でタイミングが悪いことを立証するだろうと恐れ、懐疑的だった。実際には、その計画は、低中所得国をより弾力的にする役に立った。

貧困のデータはほかの証拠とともに奏でられている。食糧農業機関による、飢えた人々が2005年の8.75億人から2009年の10億人に上がるという推計は、間違っていることが示され、それは静かに下がった。国際食糧政策研究所のデレク・ヘッディーは、世界的な食料価格上昇にもかかわらず、ほとんどの低中所得国で人々は自分たちの食料状況を2006年より2008年でよくなったとしていることを示す。

ほとんどの進歩は、1日1.25ドル以下しか稼げない貧困中の最貧層に集中している。その銀行の数字は、1日2ドル以下の人の数は、1981年の25.9億人から2008年の24.4億人(ピークだった1999年の29.2億人から下がったとする方がより印象的だが)と、ほんの少ししか下がっていない。ラヴァリオン氏によれば、貧困削減政策は、ほとんど最底辺にある人々を助けたようだという。1981年には、6.45億人が1日1.25ドルと2ドルの間で生活していた。2008年までに、その数はほとんど倍の11.6億人になった。たとえこれらの平均的貧困層の多くが上昇しているとしても、彼らの場所はまた絶対的貧困から逃れた人々によってとられている。人口増加が残りをなしている。最貧層は2007年の景気下降の最悪期を抜け出したようだ。しかし、平均的貧困層の増加は、まだほかにもやることがあることを示している。
 

発行日: 
2012-03-03
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