めちゃくちゃなスープ - インドの栄養失調

有権者に影響を与えるための巨大な安い食糧計画は栄養失調を終わらせないだろう

「歴史的」で「無類な」は、与党インド国民会議の党首のソニア・ガンディが、8月20日にデリーで始まったインドの新しい食糧法を表現するのに使ったものだ。彼女は貧者の飢餓を終わらせることを約束した。その法律とその導入へのより正確な言葉は、「その場しのぎ」で「混沌とした」だろう。その計画はインドの12億の人々のうち8億人に到達することを狙い、彼らにそれぞれごくわずかな価格で月に5キロの米か小麦を施すものだ。それは、それを世界最大の食料補助にする。しかし、それは、混乱、冷笑、そして財政的無責任さの主張の中で始まっている。

その食糧計画は、ガンディ女史の雑用係のマンモハン・シン首相が、議会が最後には合意しなければならないというめったに使われない執行力の法令として7月にそれを導入した時、法律になった。ガンディ女史は、5月の終わりに予定されている総選挙に打ちのめされることを恐れ、だから議会党はいまその計画を通すことに急いでいる。議会は依然として説得されなければならない。彼女はその法案を、20年前に暗殺され、その騒々しく宣伝された誕生日が立ち上げの日に選ばれた、彼女の夫のラジヴ・ガンディの思い出に結び付けようとした。

反対派はその法案が議論されるのを止めるためにすべてのことを試したが、議論は8月22日に設定された。野党のバラティヤ・ジャナタ党は、貧困者に敵対的だと疑われるのを恐れて、あえてその法案を邪魔しようとしない。その党の事実上の指導者で、かつては人気取りの給付よりも小さな政府の必要性を説いたナレンドラ・モディは、割り当てのやり方が小さすぎる見通ししかないとして、それを攻撃した。

その新しい法は、部分的にはよい。それは、子供たちに毎日の暖かい昼食を、そして新たな母親に6か月の手当てを与える国の義務を述べることで意味がある。既存の統合子供開発サーヴィスを使って、6歳以下の、特に少女たちに、より良い栄養的な助けと医療を促進するのは賢いことだ。ほとんどが貧しく人口の多い州を助けることは、必要とされている。現金移転がいつの日か現物給付にとってかわるかもしれないという兆しもまた、歓迎されるものだ。

しかし、その食糧計画について、多くが腐っている。それはあまりに費用がかかりすぎる。インドはすでに、膨らんだ穀物購入制度に年に9,000億ルピー(140億ドル)を費やしている。半分は貯蔵の仕方が悪く朽ち果て、または盗まれている。多くの新たな受給者で、その費用は2/5近く上がり、GDPの1%になっている。それはインドが公共衛生に費やしているのに相当する金額だ。

その資金がいつでも悪く使われるというのは、前提ではない、と論ずる者もいる。開発経済学者のジーン・ドレーズは、より多くの受給者がより良いサーヴィスを主張することができるので、その制度は改善するだろうと語る。彼はチャッティースガル州の最近の計画の経験を引用する。

しかし、他の所での慢性的な購入と食糧計画の濫用を考えると、巨大な窃盗と無駄は確かに続くだろう。その食糧計画はまた、目標づけがひどい。インドの家計の2%が1年のどこかの時点で飢えている、と調査は示唆する。多くが部族地域や北部の州の田舎に住んでいる2,000万人を少し超えた人々が、より多くの助けを必要としている。しかし、インドの総人口の2/3が、新しい食糧援助を受けるだろう。その広い給付の散財は、開発の優先順位よりも生々しい政治によって導かれている。

単なる飢えよりも痛ましくひどい栄養状態に取り組む方がよいだろう。穀物が十分なように見える北インドの村をどこか歩き回れば、棒のように細い人々がどれだけ少ししか栄養分を取っていないかの証拠になっている。5歳以下の子供たちのだいたい半分が栄養失調だ。英国の慈善団体セイヴ・ザ・チルドレンは6月に、5歳以下の6,000万人を超える子供たちが成長障害を抱えていると語った。その帰結は残酷になりうる。若い脳に損害を与え、学ぶ能力が減退し、死に至ることすらある。

しかし、子供たちを助けることは、基本カロリーの供給以上のものを必要とする。食事におけるたんぱく質やヴィタミンの不足、汚れた水、少女の無視、衛生教育の不足、そしてあまりにしょっちゅう妊娠する栄養失調の母親といったことで、すべてがその問題に寄与している。著名な経済学者アルビンド ビルマニは、特に下水制度を建設することによって水の供給をきれいにすることは、穀物を分配するよりも、栄養失調に対してはるかに良いだろう、と論ずる。ただ、簡単な手洗い運動をすることが、大きな助けになりうるのだ。

新しい食糧法の支持者の中にさえも、公共衛生へのより多くの支出がより必要がある、と個人的に認めるものもいる。国連の子供のための機関UNICEFは、インドでは毎日400人を超える子供たちが下痢で亡くなっていると語る。インド人の2/3は、適切な衛生を欠いている。飲料水の70%が下水によって深刻に汚染されていると示唆する推計もある。何を食べていようとも、感染した人々が栄養分を吸収するのに失敗するのは何の不思議もない、とヴァーマニ氏は語る。トイレ供給に票が集まり、政治家が下水制度にその名前を加えることをやかましく叫ぶようになったときにのみ、それは変わるだろう。
 

発行日: 
2013-08-24
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