聖戦の言語 - イスラム過激主義

イスラム過激派は、特にオンラインで、ますます多言語の房になっている

アラビア語は長い間イスラム過激派のゆるぎない言語だった。その話者はほかのどの言語集団のりもはるかに多い数がいる。アラブの地はもっとも成果の上がる求人場所だ。アラビア語なしでは、初心者は訓練キャンプや戦場で苦労するかもしれない。そして流暢さは信心深さを意味する。コーランの言語はまた、学びと知恵を含む。

しかし、かつて単一言語の世界だった聖戦は、ますます多言語になっている。アル=カーイダは長い間、自発的な独立したテロリスト組織を作り出すことを提唱している。素材は、ムスリム少数派やゆえに潜在的なシンパを持つ世界のどんな部分の言葉でも作られている、と暴力過激主義の専門家トーマス・ヘグハマーは語る。翻訳は、聖戦士の指導者たちが更なる活動をしたいと思っている国の言葉に表れている。

2005年に発表された1,600ページの作品「地球規模イスラム抵抗運動への呼びかけ」の中で、アル=カーイダの戦略家アブ・ムサブ・アル=スリは、聖戦素材を英語を含んだほかの言語で発表されるよう求めた。過去10年にわたって、オンラインでお互いつながる草の根活動家たちは、かつてないほど多様な言語でかつてないほど多くインターネット上で発表している、とワシントンの近東政策研究所の研究フェローアーロン・ゼリンは語る。

ファーサン・アル=バラー・メディアや(ベンガル、ヒンディ、ウルドゥといったアジアの言語に特化した)アル・カディシヤ・メディアは、ジハードのプロパガンダを翻訳する。イスラム・マグレブのアル=カーイダの指導者、アブ・ムサブ・アブデル・ワドウドは、ある文書の中で、西側の大国がマリでの行動を計画していると警告する。「戦争を望むなら、我々はその望みにこたえ、大サハラは兵士たちの墓場と金の消滅という結果になるだろう、神のご意思で。」仮想実体の世界イスラム・メディア前線といった組織は、それから、そのようなものを綿密に調べ、配布する。大きなオンライン掲示板のアンサー・アル=ムジャヒディンの国際版は、異なった言語の大勢の叫びだ。英語が主要なものだが、出版物はアルバニア語、ボスニア語、フィリピン語、フランス語、ドイツ語、イタリア語、パシュトー語、スペイン語、ウルドゥ語、そしてウイグル語で利用できる。

民兵集団は敵と同様に友人になりうるものにも到達する必要がある。もし異教徒が叱責を理解しなければ、脅しはその影響を失う。アンサー掲示板では、英語と同じくフランス語でアル=カーイダの声明が「十字軍フランス」のマリへの介入を非難し、報復の脅しをする。

有効な広報運動は、英語だけではなく、ソーシャルメディアの利用も必要とする。ゆえに、南部ソマリアのほとんどを支配するアル=カーイダにつながったシャバブ民兵は、英語でツイートするのに熱心なのだ。5,000人足らずの人々が、そのアラビア語の(500以下の人々がソマリ語の)ツイッターフィードをフォローしている。

しかし、2万人以上の人々が、(もしケニア政府がそのグループの要求に反応しなければ二人のケニア人人質を殺すと脅して)1月にツイッターがそのアカウントを閉鎖するまで、その英語のツイートを購読していた。今月立ち上げられた新しいアカウントは、1週間で2,000人のフォロワーを獲得した。そのツイートは古い脅しを少しも失っていない。「武装しろ、#Mujahidは非武装のものと戦うつもりはないだろう。」と促す。
 

発行日: 
2013-02-16
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