東の刑期 - 日本の牢獄

日本人は犯罪者さえも秩序を守りよい行動をする

東京のすぐ外にある赤レンガのファサードを持った千葉刑務所は、ヴィクトリア期の英国の監獄のように見える。似ているのはそこまでだ。英国の牢獄はしばしばうるさく汚く暴力的だが、千葉は幾分元兵士たちのためのスパルタ退役ホームに似ている。廊下と小さな獄房はシミひとつない。制服を着た服役者は、警護の後ろでそろってゆっくり歩き、部屋に入る前にお辞儀をする。

かつて国連の調査官として英国の牢獄を訪れた副所長の信海博憲は、見たものにショックを受けた。彼は依然として、在監者が自由に混ざり話をするのを見て驚いたのを思い出すことができる。「日本人の刑罰の哲学は違っている。」彼は説明する。日本では、話すことは、休憩時間を除いては禁じられている。無給の仕事は、選択ではなく義務だ。

日本は、ほとんどの先進国よりもはるかに低い率でその国民を投獄する。10万人につき、英国では149人、アメリカでは716人なのに対して、55人だ。その国の法務省はまた、低い再犯率も指し示すことができる。しかし、その国の188の刑務所と拘置所は、特にその厳しいルールと秘密主義(2月21日に政府は突然3人の死刑を執行したと発表した)への妄執について、そして広く孤独な幽閉を行うことについての厳しい批判に、ますますさらされている。

日本の刑事裁判所は、長い間有罪の証拠の自白にひどく頼っていた。被告は黙秘権を持つけれども、犯罪が悪い冗談だと考えられることを認められなかった。更に、警察は、不穏な出来事の流れが示すように、23日間まで容疑者の尋問ができ、自白とそうするのに鈍い道具を引き出すのに強い動機づけを持っているのだ。一人の匿名ハッカーを追いかけていた検察は、12月に屈辱的な謝罪を強いられる前に、4人の無実の人々から別々の自白を引き出した。裁判所の有罪判決率は99%を超えている。

千葉刑務所の収監者の2/3以上は、主に殺人、放火または故殺の、死を惹き起こした犯罪で有罪になった。半分が無期懲役で、日本では無期は無期を意味する。平均的な収監者は50歳だ。その多くは携帯電話もクレジットカードも使ったことがない。夫婦間の訪問は禁止されており、だから婚姻関係は壊れる。

刑務所の作業場では、非武装の一人の警備に監視されて、収監者が黙って革靴や家具を作る。第二次世界大戦以来日本の刑務所では暴動は起こっていない。脱獄はほとんどなく、薬物や違法持込みはほとんど存在しない。その刑務所は、4人の収監者につき一人の警備という率は、英国のほぼ半分だと注記する。だが、誰も刑務官への暴力的な攻撃を思い出すことはできない。

活動団体のヒューマン・ライツ・ウォッチによる1995年の画期的な報告は、この注目すべき秩序が、基本的人権の侵害や国際標準にはるかに満たないといったことを含んだ、「とても高い費用によって成し遂げられる」と述べた。日本の刑務所制度内部のヨーロッパ人やアメリカ人は精神的問題を大きくする。しかし、信海氏にとって、西洋との違いは誇りの点だ。「もちろん我々は部外者にはとても厳しく見える。」彼は語る。しかし、その収監者たちは皆日本社会から来ている、と彼は続ける。彼らにとってそれは美しく機能するのだ。
 

発行日: 
2013-02-23
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