ピンチを感じて - 日本のサラリーマン

日本の主婦は夫に少ししか小遣いを与えていない

大人のポケットマネーを測ることは、ある国の経済生活を試すのに手早い方法の一つだ。伝統的に主婦がその夫の賃金を管理し代わりに日々の支出のための少額を返す日本では、30年にわたってそれを測っている。最近の小遣い調査は、もし興味をもてば、恐ろしい物語を作る。

驚くまでもなく、小遣いは、日本の経済的な星がゆっくりとした効果を始めたまさにその時である1990年に月ほぼ7.8万円で頂点に達した。年次白書を編集した新生銀行によれば、その数字は、今年その金額の半分に急落し、ほぼ1981年の水準に戻ったという。その縮小した予算は、不必要なものの刈り込みを強いている。ゴルフ、外食、深酒、そして千鳥足でタクシーに乗って帰宅といったものが無くなった。かつてどこにでもあった飲み会で使われる平均金額は、2012年までの10年で、半分以上減って2,860円になり、1979年にその調査が始まって以来最低だった。

調査を受けた中のほぼ1/5の人々が、いまではカネを節約するために仕事に水筒と食事を持ち込み、同じ期間に昼食にかける平均時間は、ゆっくりとは程遠い33分から消化不良を誘発する19分に縮んでいる。

数少ない明るい点の一つは、苦労している中年の同僚よりも月当たりだいたい1.5万円多くポケットに忍ばせている20かそこらのサラリーマンの相対的な豊かさだ。しかし、それはまた、不吉な傾向を指し示す。若者は、いくらかは結婚と子供を遅らせているのでより多くの金を持っており、支出を先延ばししている、とマーケティング専門家の西川りゅうじんは語る。それは、日本の心配な人口動態の一つだ。最近の政府調査は、今後50年でその人口は1/3縮小するようになるという。

西川氏は、そのデータを、過去の世代についての日本社会の鏡だと呼ぶ。「我々は1980年代に戻っている。」9月24日の記者会見での彼のプレゼンテーションは、(1989年に始まった現在の天皇の時代である)「平成時代のサラリーマンの悲劇」という題がつけられた。「それは極端に悲しい。より多くの人々が一人で住み、一人で食事をし、あまりにも働きすぎている。」だが、日本の労働者は、アメリカ人やヨーロッパ人と比べて悪いわけではない、と彼は言う。「我々は依然として比較的豊かなのだ。」彼は語る。
 

発行日: 
2012-09-29
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