悪い兆し - ニジェールでの聖戦

別の貧しいサハラ国家が、暴力的なイスラム主義者の攻撃にさらされている

2年以上にわたって、ニジェールは隣り合うリビア、マリ、そしてナイジェリアでの血なまぐさい紛争から守られていた。しかし、その国の最も危険な収監者の何人かを自由にすることになった脱獄に続く、最近のどちらも中央砂漠地域にあるアガデスの軍事基地とアーリットのフランスのウラン鉱山への自爆攻撃は、たぶん世界で最も貧しい国でのイスラム過激派の到来を知らせている。

聖戦士たちは、ニジェールの政府が彼らの仲間の反乱軍を隣のマリから追い出そうとするフランスが率いる作戦を支持した後で、その国を目標にした。ニジェールはアメリカとフランスから軍事支援を受けており、首都のニアメから無人機を運用できるようにしている。「我々は攻撃に備えていたが、この規模ではなかった。」現地の治安専門家モウサ・アクファーは語る。「我々は衝撃を受けた。これらは我々の歴史上最初の自爆攻撃だった。」

その国は、過激派に対する血なまぐさい戦いに準備ができていなかった。その国境は穴だらけで、その郡は広がりすぎており、そしてその1,600万の国民はフランスの倍の大きさの地域に広がっている。その住民たちは、簡単に岩だらけの地勢に隠れることができるテロリストに対して脆弱だ。その攻撃は、アル=カーイダの枝分かれである西アフリカ統一聖戦運動と、自身を「血盟団」と呼ぶ、少なくとも37人の外国人人質を殺した1月のアルジェリアのガスプラントへの攻撃を首謀したモフタール・ベルモフタールによって運営される集団の、合同で主張された。ニジェールの大統領マハマドゥ・イスフは、最近ニジェールを攻撃した人々は外国人だが、同国人が何人か関与しているようだと骨を折って主張した。

その聖戦士たちは、ニジェールの弱体化した軍隊にぶつかった。ニアメの関係筋は、多くの経験のある司令官を海外に送ることによってその政府は自分の軍をよたよたにしたと語る。ある西側の外交官は、軍の50-75%を召集し、一方のこりを取っておくのが普通だと語る。ニジェールは今年の初めからそれができていない、と彼は語る。

ニジェールの経済もよろめいている。それは、特にその攻撃にもかかわらずとどまることを約束しているフランスの原子力会社アレヴァによって運営される鉱山での、ウラン生産に頼っている。更なる暴力を予想して、アガデムの砂漠地域の石油設備周辺の治安は強化されている。西側の外交官はそれが十分かどうか確信が持てない。援助機関はニジェールからマリに逃れた5万強の難民の世話を助けている。隣国ナイジェリアでの別の暴力的イスラム主義集団ボコ・ハラムへの軍事的攻撃は、何千人もが南から国境をまたいでニジェールに入るのを促している。ニジェールの地方指導者たちは、彼らの町でのボコ・ハラムの存在感を公に認めたがらないが、彼らが存在するのを知っている。「国境の商人は、交易させてもらうのにボコ・ハラムを必要としている。」ディファの商人カデル・アマドゥは説明する。「それは北でも同じだ。」

ニジェールの人々の約半分は、深刻な栄養失調に直面していると考えられる。国連児童基金(UNICEF)だけでも、去年38万の栄養失調の厳しい症例を扱った。さらに悪いのは、ニジェールは最近数年間で最悪の停電に苦しんでいる。その主要都市は何週間も電気なしで過ごしており、事業をそこなっている。「私は発電機に全貯金を使わなければならない。」首都の砂っぽい通りの多くの木製の掘っ立て小屋の一つで明るい青のスカートを縫っている仕立て屋のアブドゥ・ダウンダは語る。「それは悪循環だ。働かなければカネを稼ぐことができない。しかし、稼いだ金全部を使わなければ働くことができないのだ。」

ニジェールは国連の人間開発指数で底に位置しており、たぶん世界で最も急増する人口を抱えている。大きくなったら何になるか聞かれた時、信号の所で皮のキーホルダーを行商しているその12歳の初年は言った。「まだこれをしてるだろうよ。乞食さ。」人口の半分は窮乏しており、半分は16歳以下だ。聖戦士たちがニジェールに行こうとしているのは驚くことではない。
 

発行日: 
2013-07-06
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