金の卵を産んでいる - カザフスタンの首都

宇宙船ヌルスルタンでのパーティーの時間だ

カザフスタンの首都アスタナは、7月6日に、その15周年をオイルマネーが火をつけたパーティーで祝った。それはたまたま、中央アジアのステップから引きあがられた夢のような大言壮語の典型を命じたその国の独裁的大統領ヌルスルタン・ナザルバエフの73歳の誕生日でもあった。

祭りの間、ソ連の灰から現れたその国を代表するつもりの高い白い円柱の浅浮き彫りから情け深い態度で見下ろしたその大統領の偶像としての、アスタナの建築的ランドマークの周りに、群衆が集まった。ナザルバエフ氏は西ヨーロッパの広さに散らばる1,700万の人口を持つこの国を、鉄拳で支配している。彼は、1991年のソ連崩壊前から権力に就いているたった二人の中央アジアの指導者のうちの一人だ。隣のウズベキスタンのイスラム・カリモフがもう一人だ。(彼らはお互い嫌っている。)

ナザルバエフ氏なしでは、アスタナは存在しなかっただろう。1997年に、中国国境そばにある南に1,200キロの緑の茂った(まだ最大都市である)アルマトイから、それはカザフスタンの首都として、とってかわった。石油価格が高かったときに、その大統領は宇宙時代の大都会がエシム川の左岸の湿地帯から立ち上がるだろうと布告した。その町は、夏に焼け焦げ、冬には-40度まで急落する。その大統領にとって、アスタナは、一続きの建築的空想が、その大陸の気候と同じくらい極端になる場所だ。その首都は、彼を熱愛する大衆を恐れさせ、経済的原動力としてのカザフスタンが地域的指導力としての自負を持っている中央アジアのステップ中にソフトパワーを発するという両方をするつもりだ。

アスタナは、平壌のすべての不気味さを持ち、キャンベラの人の規模はほとんどない。それは、「朕は国家なり」と叫ぶ規模の記念碑と大通りの集まりだ。その大統領はその町を大理石でおおわれた青戸金色をドームでおおわれた宮殿から監視する。アスタナの王冠の宝石は、ノーマン・フォスターのピラミッド、平和と調和の宮殿だと、ふつうみなされる。それは夜にはネオンを光らせ、トルコ学の学校に場所を提供し、世界の宗教間の和解を促進するよう想定されている。それは、大会、博覧会、そして会議を行うことにナザルバエフ氏が取りつかれていることを示すいくつかの建物の一つだ。

アジアの権威主義的駄作の見本は、カザフの幸福の神話上の鳥であるサムラックの金の卵を抱えた人気のある木を示すつもりのバイテレックタワーによって提供される。地上100メートルの展望デッキでは、訪問者は大統領の金色の残像に手をかざし、お願いをするかもしれない。より目に見える喜びは、宇宙時代の生地で作られた透明のテントであるカーン・ シャティアー(カーンの大テント)だ。もはや存在しない遊牧民のこだまのつもりで、その35エーカーの場所には、とりわけショッピングモールやビーチリゾートがある。それは、ナザルバエフ氏がぜいたくな70回目の誕生日パーティーを開いたところだ。その支配者は、繁栄する宗教産業を持った、自身現在のハーンだ。彼は、彫像の中で、映画の中で、そして子供たちのおとぎ話の英雄として印刷物の中で記念碑となった。彼はカザフスタンを独り舞台で支配し、選挙をごまかし、メディアを沈黙させ、反対派を我慢させている。しかし、西側の指導者たちは彼のドアへの道をたたいている。英国の首相デヴィッド・キャメロンは、事業を大いに宣伝するために、今月アスタナにいた。元英国首相のトニー・ブレアはナザルバエフ氏の君主の勝手な解釈に使われるためのコンサルタント契約を結んでいる。その大統領はノーベル平和賞をほしがっている。

彼は荒っぽい独裁者ではない。彼は人気のあるやり口をもっており、多くのカザフスタン人は彼の耐性が供給する政治的安定性と上昇する生活水準を好む。この地域の他の所では、どちらも欠けている。しかし、世界の上位20の石油生産国として、そのカネはみんなにしたたり落ちているわけではない。西のエネルギーの中心地ジャナオゼンでの石油労働者のストライキに治安部隊が発砲し15人が殺された2011年の終わりに、持つ者と持たざる者との間の広がる裂け目に焦点が当たった。その騒乱は、ナザルバエフ氏が、アスタナに最新の建築的道楽である、カザフスタンの独立20周年を記念する門の除幕をした、まさにその時に起こった。アスタナの宇宙船の町の風景とジャナオゼンの崩れかけたソヴィエト時代のウサギ小屋のような粗末な街路の対照は、偉大にはなりえない。

アスタナの名前は、めったにより平凡にはなりえない。それは、カザフの「首都」を意味する。しかし、そのペルシャの語源は、「王宮」とのつながりを持ち、カザフスタン人の間で広がっている確信は、その町はいつかそれを建設した男にちなんでヌルスルタンと改名されるだろうというものだ。ナザルバエフ氏は穏やかにそのような考えを拒絶しているが、彼が亡くなった後にその首都が彼の名前になると推測することを気にしているようには見えない。それは、不朽になるのに2番目によいことであるに違いない。
 

発行日: 
2013-07-13
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