そして、勝者は… - ケニアの政治

もし選挙が二回目に突入すれば、事態はより混乱するかもしれない

3月4日の投票日は、多くが恐れたように始まった。いくつかの沿岸地区の警察は、なたを振り回す過激派によってなぶり殺しにされた。しかし、他の所では、時に何マイルも伸びる列に並んで待ち、何百万ものケニア人が新しい大統領と多数の他の地位に忍耐強く投票した。記事の印刷時点では、その国の独立後最初の大統領の息子ウフル(「自由」)・ケニヤッタがかなりリードしていた。

半分近くの投票が数えられ、首相のライラ・オディンガは10ポイントほど負けていた。もし数日間宣言されないだろう最終結果で、対立候補がもっと近くなったり、どちらの候補者も50%以上を得ず、ゆえに決選投票の必要が出てくれば、問題が起こるかもしれない。先頭走者は、一回目の落選者に投票した人々の票を激しく得ようとするだろう。

しかし、二回目の投票が行われる前に、両側の弁護士が無効票の数え方について議論するだろう。一時は6%にもなった異常なほど高い割合の投票が、かなりが、時には政府の高官によってすらも票が間違った箱に入れられたために、無効にされた。有権者は、新しい選挙制度の下ですべて同時に、国会と新たに定められた軍議会を含んだ6つの異なった政府の階層の代表を選んだ。驚くまでもなく、混乱した人もいた。

これはその選挙を引き延ばすかもしれない。ケニヤッタ氏は有効票の50%以上を得るかもしれないが、憲法は彼が総投票の多数派を得なければならないという。彼の弁護士は裁判所に無効票を扱わないように頼むだろう。その問題についての法的争いは数日続くかもしれない。オディンガ氏と彼の仲間は、1回目の30日以内に2回目の投票を行うことを拒否されれば不正に抗議するだろう。さらに問題を悪くするのは、ケニアのほぼ3.2万の投票所からの結果を照合するための電送システムが投票の翌日に壊れたことだ。だから、選挙監理員たちは手作業で数えることに戻らなければならない。

ケニアは困難を抱えた選挙後期間の歴史を持っている。5年前の投票で、今回引退する予定の現職大統領のムワイ・キバキは、選挙管理委員会の子飼いの役人によって勝利をあわてて宣言されたが、投票をごまかしたと非難された。1,300人の死者と60万人のホームレスを残した競合支持者の間の衝突が起こった。最後には、全国統一政府があらわれ、不当な扱いを受けたオディンガ氏が首相となった。

その暴力は、新しい憲法と改装された政府制度を作ることを、すべての陣営にけしかけた。結果として、有権者は6つの色の調和した投票用紙と投票箱に直面し、その薄い青とベージュの影はあまりに似ていて有権者の中にはそれらを見分けることができないものもいた。

いずれにしても、ケニヤッタ氏は、1回目の後にしろ2回目の後にしろ、勝ちそうだ。彼の切り札は国内最大のキクユ族と、副大統領候補のウィリアム・ルトのカレンジン族を仲間にしたことだ。予備的な結果は、ルト氏のカレンジンが実際に敵から味方に変わったキクユ族に投票したことを示唆する。カレンジン族とキクユ族がどちらも多数いるリフトヴァレーの新興都市ナクルの結果は、ケニヤッタ氏に票の82%を与えた。その故郷が西部のヴィクトリア湖に隣接するルオ族のオディンガ氏は、たった16%しか得ることができなかった。2007年の前回では、彼はルト氏を仲間に加えてよりよくやった。

2007年の選挙後に、キクユとカレンジンはお互いを激しく攻撃し、多くの殺人を惹き起こした。その暴力を組織化したと申し立てられた部分で、ケニヤッタ、ルト両氏はハーグの国際刑事裁判所(ICC)によって告訴された。彼らは、反対派が言うところの「訴追者連合」の選挙同盟を、彼らが審理を逃れる可能性を増すために結んだかもしれない。ICCに関する限り、どれだけ新政府内の地位で告訴された人々が多くを占めようとも、正義はなされなければならない。

ほとんどの西側政府は、オディンガ氏が勝つだろうことを望んだ。彼らは今、ICCによって告訴された二人の男によって運営されるケニア政府を扱う見通しに直面している。他に訴追されているただ一人の国家元首のスーダンのオマル・アル=バシルは国際的制裁のターゲットになっている。「選択は帰結を持つ」と言うアメリカからの選挙前の警告は、「ウフルト」によって、愛国者と、オディンガに対する反西洋感情をあおるために使われた。ポピュリストの乱暴者のルト氏は選挙の後にそれを再びねらい、「我々が1回目に勝つことを否定する」ために働く外国大使館を非難した。これはたぶん、無効票を集計から外すよう選挙管理委員会と裁判所に圧力をかけることを意図したものだった。もし彼らがそうではなく、たぶん4月11日に2回目の投票が行われれば、ケニア人たちは爪を噛むような緊張のさらなるひと月に直面するだろう。
 

発行日: 
2013-03-09
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