新たな中心は持続するのか? - ケニアの新大統領

ウフル・ケニヤッタは慎重な楽観主義の波に乗って権力に就くが、彼がその新しい仕事で性交するつもりならば、彼はたくさんの国家的不足に取り組まなければならない

3月30日の簡潔な裁定で、ケニアの最高裁判事たちは、その月の初めに(ほかのものと一緒に)行われた大統領選挙が混沌とした集計に覆われた下で盗まれたと主張する嘆願を否決した。その国でもっとも豊かな男の一人、ウフル・ケニヤッタは、彼の父親ジョモが1964年からその14年後に亡くなるまで座った同じ執務室に4月9日に就任する。

敗者で立ち去る首相のライラ・オディンガは、選挙の指揮で彼が表現した「狼狽」にもかかわらず、裁判所の裁定を受け入れることによって、称賛を得た。オディンガ氏に投票した43%の多くが不当な扱いを受けたと感じているが、ほとんどのケニア人は2007年の前回の選挙を台無しにした広範囲にわたる暴力と混沌が幸いにも避けられたことに、みんなで救いのため息をついた。しかし、その国は、かなりが民族線に沿ってひどく分けられたままだ。

だが、首都ナイロビの株式市場は、その判事たちの評決に強気に反応し、4月2日に取引が再開された時、この5年間で最も強い1日での回復を記録した。ケニアシリングは、ドルに対してここ6か月で最高値に到達した。過去10年かそこらでそびえたったその町のきらめく高層ビル群の中で、トレーダーたちはケニアが政治的リスクの下落の前兆となる「屈曲点」に到達したと話す。外国人投資家が積み重なると予想される。過去にはその経済を引き止めたのは政治的リスクだったと、地元の金融専門家アリ=カーン・シャチュは言う。

その多くがその国で最大かつもっとも豊かなケニヤッタ氏のキクユ族からやってきた事業指導者たちは、彼を自分たちのものの一人だとみなしている。その裁判所の裁定の後の彼の最初の2件の約束は、ケニア沿岸の北の端のラム島のそばの50億ドル相当の港湾開発計画を視察することと、その国の製造業者協会と会うことだった。

ほとんどの予測では、その経済は、去年の4%から上がって、6%成長してしかるべきだという。地熱発電と風力発電計画に加えて、最近の石油とガスの発見は、経常収支を助け、その不規則な電気供給を助けるかもしれない。

一方、ケニアの膨れた政府と新憲法下で必要とされる権限移譲は、更により重要な社会資本への資金を見つけるのが難しくなることを意味するかもしれない。その選挙は、その費用は少なくとも国家予算の15%を占めるかもしれない一団の議員と(かつては存在しなかった地位である)知事を招き入れた。

しかし、ケニアのGDPにおける債務の比率は、比較的健全な45%だとIMFは言う。そして、その国は、ほとんどのアフリカ諸国よりもしっかりとした税基盤を持っており、収入はGDPの23%に相当する。ケニヤッタ氏が責任者になったことで、自由奔放な経済が前に押し寄せると期待される。

しかしながら、三つの心配が、その国とその新しい指導者に付きまとい続けるかもしれない。一つ目は、外国政府からの援助を含んだ巨額の公金を無駄にする不正だ。それはまた、政治的エリートの富裕さについて憤慨しているケニア人の大衆の間での怒りも加熱している。ケニヤッタ氏の父親もまた、初代大統領として崇拝されているけれども、今までその国を汚している不正、強欲、そして身内びいきのシステムで立場を固めた責任を持つ。彼の息子は、その富を長く楽しんでいる拡大家族から来た。なるほど、もしオディンガ氏が勝てば、不正の悩みは説得力があるままだっただろう。

二つ目に、そしてよりひどいことに、その選挙が部族主義の古い禍の素を払いのけるのにほとんど何もしなかったことだ。ケニヤッタ氏の勝利は、どんな政策集よりもむしろ、オディンガ氏がまとめた部族同盟を数で上回って打ち立てた先見の明のおかげだった。ケニアの出現する中産階級でさえも、有権者として、部族アイデンティティを越えて動くことができなかったようだ。

投票以来、ケニア人は、ソーシャルメディアでお互いの部族的こき下ろしを吐いている。主導的な反不正活動家で、政治改革の提唱者のジョン・ギトンゴは、その選挙が国家建設イヴェントとして失敗したと語る。「ケニアは、部族線に沿ってかつてないほどはるかに二極化されたこの過程から現れた」彼は嘆く。政治的暴力は今のところ避けられ、ケニヤッタ氏はその国の民族的多様性を反映した内閣を任命しそうだが、土地と政治についての部族的不満はまだ起きうる。

三つ目の心配は、2007年の前回の選挙の後の暴力に関連して申し立てられているハーグの国際刑事裁判所による新大統領の起訴だ。公正な選挙を確保しようとかなり努力した西側政府と圧力団体の多くは、オディンガ氏が勝つだろうことを望んだ。今、彼らはいかにして新しい大統領を取り扱うか決めなければならない。EU大使は、流動的な地域の中心にあるケニアの位置を考えると実用主義をとることが重要だと自ら宣言するものと、たとえケニアの新しい大統領との関係を傷つけても国際正義を支持することに熱心なものとの間で、すでに別れている。英国とアメリカは公式にはケニヤッタ氏と彼の新しい政府を祝福し、一方でもし彼や彼の副大統領候補でともに起訴されているウィリアム・ルトが裁判所との協力を終わらせるのならば、西側との関係は急速に衰えうると密かに警告している。

それは今はありそうもない。ケニヤッタ氏の弁護士は、彼とともに告訴された一人で元公務員トップのフランシス・ムタウラに対する訴訟が崩壊した後で、彼に対する告訴を取り下げるよう裁判所に圧力をかけている。よく知られた政治家に対する証拠を与えるほどに勇敢な証人はいま、手ごわい治安諜報サーヴィスを支配する国家元首に対して証言をするリスクをはかりにかけなければならない。いくつかの鍵となる証人は脱落している。裁判所は、ケニヤッタ、ルト両氏に8月より前にハーグを訪れるよう頼むことを期待されていない。

一方、新しい大統領に友好的な新聞社説は、人権団体を助けることから、乾燥した北部で井戸を掘ることまで、何でも、外国資金へのより厳しい支配を求め始めている。新しい政府が説明するよう望む人々は、これが反対派への弾圧の前触れとなりうると恐れる。ケニア人たちはその国の4,200万の人々は、本当の打撃になることなく、対立の政治に対処できることを望んでいる。
 

発行日: 
2013-04-06
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