うわべだけの成功 - リベリア

大統領は平和を保っているが、汚職を減らすのに失敗している

サングラスをかけた小さな白人の男、そのアフリカ系アメリカ人同伴女性、そしてワシントンの有力者一団が、リベリアの首都モンロヴィアのロイヤル・グランド・ホテルの大理石風のロビーをさっと通り抜けるとき、ガードマンはあからさまに肩をすくめる。野心的な友人たちは、しばしばその国のノーベル賞受賞大統領エレン・ジョンソン=サーリーフに会うために突然訪れる。今回、8月26日に、かつてリベリアを野蛮さの決まり文句にした内戦終結10周年を祝うためにやってきたのは、慈善家に変わったアイルランド人歌手のボノ、アメリカの元国務大臣コンドリーザ・ライス、そして7人ものアメリカの上院議員だった。

「私は、ここで徐々に明らかになっている成功を理解し始めている。」ボノは語った。たぶん彼は、行政官が入試制度を賄賂や家族のコネではなく本当の点数に基づいての公正なものに変えた後の今年の入試で、その国の2.5万人の受験者が誰も合格しなかったことを聞かなかったのだろう。リベリアでの教育は、混乱している。悲しいことに、その大統領の最善の努力にもかかわらず、他のことの多くがそうだ。

その首都中の十字路で、濃い青の制服を着た警察たちが依然として習慣的に運転手たちにドル紙幣を求めている。「警察は不正に満ちている。」とは、ニューヨークの活動団体ヒューマン・ライツ・ウォッチの新しい報告の中の言葉だ。別の報告によると、4人のリベリア人のうち3人が去年役人に賄賂を支払ったという。高いレヴェルの贈賄スキャンダルは一般的だ。ほとんどが訴追されない。「我々はとても低い能力しか持たない国を持っている。」サーリーフ女史は語る。彼女は、学歴を賞賛することによって、その良い教育を受けた3人の息子を鍵となる地位に任命した決定を弁護する。

政府のスキャンダルを報告するとこは扱いにくい。独立系新聞のフロント・ページ・アフリカの編集者ロドニー・シーは、汚職で首にされた政府の大臣のために裁定された名誉棄損の150万ドルを払うことができずに、先月投獄された。シー氏によれば、内戦以来名誉棄損の訴訟に勝ったメディアはないという。

サーリーフ女史のために言えば、彼女はリベリアを平和に保っており、故にその経済に成長の可能性を与えている。彼女は人権についてはっきりモノ申し、外国投資を惹きつけている。過去の傷跡は癒えている。リベリア人たちは、戦争で壊れた家をなおすために外国から戻ってきている。「10年前にリベリアが政治的経済的にどこにいたかと今どこにいるかについてのどのような客観分析も、大きな変革が進行中だと結論付けざるを得ない。」元大統領顧問のスティーヴン・ラデレットは語る。

しかし、公式経済は依然として、その国の土地の半分の免許を持っている外国企業による未加工のゴム、パーム油、木材、そして鉄鉱石の輸出に大きく依存している。とても豊かになっているのは、ほんのわずかな幸運なリベリア人だけだ。貧者は依然としてひどい政府サーヴィスに嘆き悲しんでいる。憤慨と怒りが起こっている。
 

発行日: 
2013-09-07
雑誌名: 
記事区分: 
主地域: 
主カテゴリー: 
キーワード: 
0
まだ投票はありません

コメント

コメントを追加