施しの犠牲 - 南アフリカの生活水準

ある家計調査は、再分配政治の限界を示す

基本サーヴィスの貧弱な対策への怒りのデモは、ストライキ、停電、そして変動する通貨と同じくらい南アフリカで一般的な生活の一部だ。今週、ヨハネスブルグの西のランドフォンテインに近い間に合わせの居留地で、水道、電気、下水の欠如に抵抗して燃やしたタイヤで道路を閉鎖した住民を四方に散らすために、警察は行動を起こした。与党アフリカ民族会議(ANC)は、その党に権力をもたらしたその国の最初の完全に民主的な選挙から20周年にあたる選挙を来年の4月に控えている。それは勝つだろう。しかし、それが適切な公共サーヴィスを供給し損ねているという感覚は、その勝ち幅をかなり大きく減らすかもしれない。

8月22日に発行された生活水準の年次の概略である総合家計調査は、地方サーヴィスの到達が過去10年間で増加していることを示唆する。最悪のサーヴィスの差のいくらかは、狭まっている。福祉支出は、多くを直接の貧困から引き上げている。にもかかわらず、人々が不満を持っていることは明らかだ。彼らの期待する水準は、国が物事を改善し売るペースよりも早く上がっているようだ。そしてその報告は、より深い問題をにおわせている。社会的贈与と公共財は、南アフリカの悲惨な職の不足を埋め合わすことができないのだ。

けれども、2002年以来の改善から始めてみる。当時、家計のほぼ30%が前年に飢えを経験したと報告した。その割合は、2012年には13%へと急下降している。2002年には、8軒に1軒の家計がトイレがないかバケツトイレを使っていた。いま、5%以外は水洗トイレを使っている。送電線につながった電気を持っている家の割合は、77%から85%に上がった。ほとんど2/3の家が、今では定期的にゴミ収集されている。ほぼ4/5が、テレビ、電気ストーヴ、そして携帯電話アクセスを持っている。半分以上が自分の家に住んでおり、たった14%が国の補助を受けた住居に住んでいるだけだ。

少なくとも方向性は正しいにしても、いくつかの分野でその旅はゆっくりになっているかもしれない。より多くがサーヴィスへのアクセスを持っているが、多くがその質に満足していない。家計の90%以上が水道につながっているが、ほぼ1/5が共用の蛇口か隣人のものを使わなければならない。2005年には76%の家計がその水道サーヴィスが良いと言っていたのと比べて、今ではたったの60%だけしかそういっていない。はるかに多くの人々が、10年前よりもごみ処理が大きな問題だと考えている。国の計画の元で暮らしている家の少なくとも6軒に1軒が、それらがひどい立て方をされていると言う。

10年前よりも多くの低所得の南アフリカ人が、奨励されている学校への出席のために、カネを払わなければならない。しかし、その調査は、大人数クラス、教科書の不足、そして教師の欠席についての不平を明らかにしている。

一般的に、国家への依存の規模は著しい。家計のほぼ44%が、帳尻を合わせるために福祉の給付に頼っている。南アフリカの9つの州のうち5つでは、家計の少なくとも半分が福祉に頼っている。社会給付を要求する個人の割合は、徐々に増えて、30%に近づいている。

最貧州であるリンポポの1/5近くの家計が、親類からの送金が主要な所得源だと言った。それはしかし、より大きな失敗の一つの兆しだ。多くがアパルトヘイトの持続する遺産である、仕事の中心からはるか離れたところに住んでいる。国は彼らにサーヴィスを届けるためにうまくやることができるが、それは職をもたらすことはできない。家計のたった30%しか車を持っていない。公共交通のもっとも一般的な形はタクシーで、通勤や職探しのためには費用の掛かる方法だ。インターネットは距離をなくすかもしれないが、10軒に1軒しか家でそれにアクセスできない。

間に合わせの住居は、貧弱なサーヴィスに対するデモの温床だが、職をより見つけやすそうな大都市のそばに生じる傾向にある。過去10年間でそのような場所に住んでいる人々の割合は印象的に増えている。

ANC政治の主眼は、豊かな人々から貧しい人々に資源をそらすことだ。それはいくらかの良い結果をもたららしている。しかし、同じ分配の推進力を(雇用平等法、最低賃金、より厳しい職の保護などを通して)労働市場に応用することは、職を作り出す民間事業を追い払う。これがANC最大の失敗だ。
 

発行日: 
2013-08-31
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