脅威にさらされる巻物 - マリの遺産

イスラム狂信者がマリのもっとも大事にされた写本を危険にさらしている

サハラ砂漠の南西の端にあるマリの町トンブクトゥが、イングランドとの境界のウェールズの落ち着いた小さな町のヘイ・オン・ワイと姉妹都市になっていることは奇妙に見えるかもしれない。この提携の理由は本だ。ヘイはその本屋街と年次の文学祭で有名だ。トンブクトゥは大量のアラブの写本を持っており、その中には、イスラムや哲学から数学や天文学に至るまでのトピックの、12世紀にまでさかのぼるものがある。

しかし、ヘイが昔と同じように紳士的であるのに、過去数か月のトンブクトゥは、マリの北部2/3を支配する激しく攻撃的なイスラム主義者によって支配されている。その町を管理するグループのAnsar Dineは、イスラム教の厳格なサラフィズムを信奉する。それはその町の文化的遺産の友達でも何でもないことを証明している。

今年の初めに、それは偶像崇拝に当たるとしてトンブクトゥの古代の墓を壊し始めた。9つが破壊され、7つは世界遺産とされた町の一部だった。「その使命はまだ終わっていない。」Ansar Dineの報道官は語る。しかし、記念碑の破壊は、今のところ、終わったかもしれない。蛮行に対する国際的な怒りは別にして、それはその町の市民からひどく受け取られた。

トンブクトゥの写本の安全性はそれほど保証されていない。反乱軍がトンブクトゥまで下ってきたとき、マリの文化当局はその町の民間図書館の所有者に、彼らの所有物を隠すよう言った。しかしそのすべてが安全なわけではない。3万の写本を持つアハマド・ババ高等教育イスラム学研究所の大きな収集品が危機にさらされている。Ansar Dineはそれを占領している。

地元ラジオで、その集団は写本を傷つけることはないだろうと語った。しかし多くの現地の学者は心配している。彼らの墓の破壊時期に、反乱軍はトンブクトゥの人々に謝る姿勢を見せ、それから再び破壊を始めたのだ。その巻物はまだ安全ではない。

写本は、中には彼らが軽蔑するスーフィー教徒を扱うものもあるが、墓や彫られた像ほどにはサラフィストを攻撃しない。トンブクトゥの市長ハレ・オスマンはAnsar Dineがより必要とされる資金を調達するために写本を売り始めるかもしれないと心配している。その集団がその研究所を財産の便利なかけらだとみているというものもいる。マリ国立博物館の館長サミュエル・シディベは、赤十字を通してAnsar Dineに写本をトンブクトゥから引き揚げることができるか問い合わせた。答えはノーだった。
 

発行日: 
2012-10-06
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