小さいが致命的だ - 大量絶滅

歴史上最大の絶滅は、たぶん気候を変えた宇宙の岩によって引き起こされた

どんな学童でも知っているように、恐竜は、外部空間からの岩が今の南部メキシコにあたるところにぶつかった時、たちまちのうちに一掃された。それは、白亜紀の終わりの6,600万年前に起こった。よく知っている子供たちは、この大量絶滅が独特でも最大でもなかったことを知っている。5.41億年前のカンブリア紀の初めに動物の生命が複雑になって以来、4つの他のものが地質学的に記録されている。

しかしながら、これらの賢い子供たちも他の誰も知らないことは、これらの絶滅が似たような原因を持っているのか、と言うことだ。しかし、2.523億年さかのぼる二畳紀の終わりの、すべての中で最大の絶滅は、実に同じく衝突によって引き金が引かれたという証拠が積み重なっている。にもかかわらず、引き金は同じだったけれども、詳細は大きく異なっている、と西オーストラリア大学のエリック・トーヴァ―は言う。

恐竜が絶滅した時、彼らは地球上の70%以上の他の動物と一緒だった。二畳紀の終わりには、その絶滅率は80%を超えていた。そして、白亜紀の経歴清算が、(最後には生物学者によってホモ・サピエンスとして今参照されているものも含む)哺乳類と呼ばれるそれまでははっきりとしなかった集団の勃興を許したように、二畳紀の清算は、その系統の一つがティラノサウルス、ディプロドクス、そして子供のころからよく親しんだほかの名前のすべてに変わった、爬虫類の勃興を許した。

衝突が二畳紀の絶滅を引き起こしたという考えは、しばらくの間いきわたっている。例えば二畳紀の終わりのように、白亜紀の終わりのように、巨大な火山爆発は何億年も続いた。これらは、世界の生態系を外的衝撃に脆弱にして、それらを弱めているかもしれない。しかし、両方の絶滅が不意に起こったことは、とどめの一撃が何かほかのことによって行われたことを指し示し、二畳紀の場合、南極の岩で見つかった正しい年の衛星のかけらのいくつかは、白亜紀と同様に、その何かが小惑星か彗星だったことを示唆する。けれども、その物語で欠けていたのは、ふさわしいクレーターだった。
 

フラッキング、なんてこった!

去年、トーヴァー博士とその同僚は、それを見つけたかもしれないと考えた。彼らは、ブラジルのマットグロッソ州とゴイアス州の境にまたがる2.547億年前(誤差範囲プラスマイナス250万年)のアラグアイーニャ・クレーターと呼ばれるものの穴の時期を再検証した。以前の推計では、アラグアイーニャは1,000万年若いと示唆されたが、トーヴァー博士はそれ自身誤差範囲プラスマイナス20万年の絶滅の日と、地質学的にすぐそばにあるとしている。

ほとんどの人々がアラグアイーニャが犯人としては小さすぎると考えること以外には、すべてが素晴らしいだろう。それは直径たった40キロだ。恐竜の絶滅をもたらしたメキシコのチクシュルーブ・クレーターは、直径180キロで、それはインド洋のさらに大きなものとペアになっているかもしれない。(これは、もしやってきた物体が、太陽に近づいた時別れた彗星ならば起こりえた。)

しかしながら、トーヴァー博士は、この批判への答えを持っている。『古地理学、古気候学、古生態学』誌に掲載されたばかりの彼の最新の論文は、アラグアイーニャがある地域の岩を描く。

広範な地質学的調査の後で、彼とそのチームは、この岩のかなりの量が油頁岩であることを発見した。そのクレーターの中のいかなる炭化水素も、確かに蒸発している。より興味深いことに、その研究者たちは、その衝突がマグニチュード9.9(現代の地震学者によって記録されたものよりもかなり強力)にもなる何千もの地震を、何百キロもの範囲で生み出しただろうと計算する。事実上、それは史上最大のフラッキング活動で、閉じ込められた岩から石油とガスを桁外れの量で発散しただろう。

その結果、大量のメタンが大気中に放出されただろう、とトーヴァー博士は信じる。メタンは強力な温室効果ガスなので、その放出は瞬時の地球温暖化となり、その惑星の生物の多くにとってあまりに暑くしただろう。さあ、二畳紀の大量絶滅は説明される。

これが本当に起こったことかどうか決めるには、もちろんさらに多くの発掘が必要だろう。いまでさえも、チクシュルーブ・クレーターの形成が偶然で、恐竜を絶滅に追い込んだのは実際には火山だと信じる人もいるので、トーヴァー博士は懐疑派を説得するのに懸命に働かなければならないだろう。けれども、もし彼がそうすれば、彼は古生物学最大の謎の一つを解決した責任者なので、偉大な地質学探偵として証明するだろう。
 

発行日: 
2013-07-27
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