それは電話だ、それは銀行か? - 携帯バンキング

サファリコムはそのバンキングサーヴィスを支払から貯蓄融資にまで広げている

スワヒリは地球規模金融の言語に忍び込み続けている。ケニアの携帯電話業者サファリコムによって運営され「現金」を意味する言葉にちなんで名づけられた繁栄している資金移転制度のM-PESAは、すでに辞書に入っている。何百万人ものケニア人にSMSネットワークを通じてお金を送るよう説得して、サファリコムは、スワヒリ語で「かっこいい」とか「落ち着いた」を意味する言葉にちなんだM-Shwariという貯蓄融資サーヴィスに彼らを誘おうとしている。

サファリコムは、ケニアの大人人口とほぼ同じだけの利用者を持っており、4,300万人のケニア人口のうち1,900万人だ。そのうちほぼ1,500万人は、最も基本的な携帯電話でも使える単純テキストのメニューのおかげで、電気代から学校の授業料まですべてをM-PESAを使って支払っている。40%をヴォーダフォンが保有しているその会社は、その国の4万以上のM-PESA代理店網で顧客がカネを引き下ろしたり移転したりするときに手数料を取ることによって稼いでいる。

M-Shwari口座は、似たような線に沿って機能する。それは簡単に立ち上げることができ、どの携帯機種からでもアクセスできる。それは、コマーシャル・バンク・オブ・アフリカと一緒に運営されているが、支店機能は提供されていない。それは、最低残高を必要とせず、一度限りの7.5%の立ち上げ費用で、少額の借越を提供する。もし彼らが融資を拒絶しても、申請者は理由を聞かない。債務不履行者は携帯電話番号を失う羽目になり、それは携帯電話狂いのケニアでは、信用格付けが下がる以上のことを意味するとサファリコムは説明する。

そのサーヴィスは早いスタートを切っている。その最初の4か月間で、230万人の利用者がM-Shwariに加入した。そのうち90万人が活動中の口座を持っている。今までの預金は合計40億ケニアシリング(4,700万ドル)だ。1/3の顧客は、平均12ドルの小口融資を申請している。

M-Shwariのマーケティングは、貧乏から中産階級への夢に大きくもたれかかっている。あるテレビ広告は、ケニアの多くの裏通りの自動車修理工の一人が古い自動者の下であくせく働くのを示す。彼は、60ドルの工具箱のための節約でそのサーヴィスを使い、最後にはコンピューターなどを全部そろえたガレージを持つようになる。サファリコムの社長のボブ・コリーモアは、ケニアの銀行のない部門は、多くが瓶やマットレスに詰め込まれて何も稼がず泥棒のなすがままになっている34億ドルの貯蓄を持つことができると信じている。

しかし、問題は、どれだけの金融的に排除されたケニアの人々にサファリコムが本当に到達しているかについて残っている。マイクロファイナンスコンサルタントのバンカブル・フロンティア・アソシエイツによる最近の調査は、平均的なケニアの町や村の断面図で、取引金額の中間値はたった1ドルで、そのほとんどは紙幣だということを見つけた。一握りの携帯電話支払いは平均75ドルで現れている。

(もちろんそうするだろうが)ライヴァルたちは、サファリコムの大きさが革新の範囲を絞っていると警告する。観察者の中には、その会社がM-Shwariのプラットフォームをたくさんの銀行に開くことを望んでいるものもいるが、コマーシャル・バンク・オブ・アフリカ以外のどの貸し手も、サファリコムの広範な代理店網を使わないかもしれない。貨幣・技術・金融包含研究所のビル・マウアーは、さらなる競争がなければ、ケニアは「独占か準独占」と組み合わさったすべてのリスクに直面すると心配する。サファリコムは外国で賞賛される。本国ではその成功は疑問を提起している。
 

発行日: 
2013-03-30
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