(少しだけ)よりたくましい日本

 

北朝鮮のミサイル発射は、日本の防衛姿勢の変化に新たな注目を置く
 
日本の自衛隊は長い間ひきこもった生活を送ってきた。1945年に戦争へのアレルギーを発展させたその国は、自衛隊が軍隊ではなく、その兵士は実際には「特別公務員」であるということをみんなに安心させるために、自らを縛った。だから、日本の優しい目をしたポップ旋風であるカーキ色の服を着たAKB48を見せ、軍隊の輸送車の内外をよじ登り、「ガッツを見せて」といったことを歌う最近の音楽ヴィデオは軍曹の夢を求人しているように見えるに違いない。(自衛官の息子でもある)首相の野田佳彦は少女の性的魅力には欠けている。しかし、彼はその国の国家安全保障戦略を少しだけたくましいものにした。
 
今週、北朝鮮の支配者は、彼により厳しい立場を徹底的に試してみる機会を与えている。エコノミスト誌が印刷された時、その国は4月12日から16日の間のどこかで、その体制が主張するには無害の衛星を軌道に乗せるだけの、長距離ロケットを発射するところだった。そのロケットは、日本が最近その防衛戦略に再び焦点を当てている沖縄諸島の上空を飛び越えると予想されていた。
 
2009年に前回北朝鮮が花火の打ち上げを画策した時と同じくらい、野田政権は自衛隊に、日本の上に破片を振らせる恐れといった(ありそうもない)事態になった時に、ロケットを打ち落とすよう命じている。沖縄近くの東シナ海に迎撃ミサイルを装備した3隻の日本の駆逐艦を派遣する合図をし、地対空PAC3ミサイル発射機を近くの地上に配置した。
 
北朝鮮は、直接の脅威かもしれないが、中国はまた、高い軍事作戦能力を持っている。沖縄は、中国を太平洋から切り離す「第1列島線」の日本の一部に沿った重要な地点に位置する。中国の軍事的勃興と、この地域での最近の自己主張の強さは、日本の安全保障政策を考え直すことにつながってきた。それは、その国が友好的なアジア諸国が彼らの防衛能力を増大させる役に立つよう財政支援をするのにつながることすらありうると示唆するものもいる。最悪が最悪になった時のために、日本が戦争のためにより準備をするかどうかは、全く別の問題だ。
 
政策の最初の変化は、野田氏に先行した。2010年に、日本は正式に、ソ連への冷戦時の敵意からの遺物である、北日本への戦車による侵略への執着を終わらせた。代わりに、身軽な兵器とより多くの軍隊を使って南西の沖縄諸島のより積極的な防衛を伴う「動的」防衛の概念がやってきた。野田氏が職に就いた9月のすぐ後に、彼の政府は何十年にもわたる武器輸出の禁止を緩めた。今週、彼は英国の首相のデヴィッド・キャメロンと最初の防衛協力の取引に合意した。日本はまた、中国がその海域で海洋覇権を求めていると心配しているほかのアジア諸国とより協力したいと思っている。おそらく、最も重要なことは、それがアメリカとの軍事的同盟に微妙な変化をもたらしたいと思っていることだ。
 
アメリカが予算制約のために同盟国により多くの防衛費用を肩代わりさせることが必要な一方で、対アジアの安全保障の優先順位を「旋回する」に連れて、日本政府は二つのやり方で役に立ちたいと思っている。一つ目は、野田氏の安全保障補佐官の長島昭久氏が言うように、沖縄周辺の島々を守るために日本がより大きな責任を負うということだ。「そうすれば、アメリカはこの地域のほかの場所でより大きな行動の自由を得ることができる。」これは、アメリカの同盟国が軍事的な意味で日本ほど力のない南シナ海を主に意味している。それは日本が自分の装備だけで残されることを意味しない。その主要な航空自衛隊と海上自衛隊の司令部は両方とも、両国間の協調関係を改善するために、最近日本のアメリカ軍基地に移った。
 
2番目に、それは、オーストラリア、フィリピン、シンガポール、韓国、そしてヴェトナムといったアメリカの同盟国とより強い軍事的関係を欲しているということだ。その見方では、これは、冷戦の始まり以来地域安全保障を定義してきたアメリカを中心にした、同盟の「ハブとスポーク」の仕組みが、長島氏が「スポークの間のネットワーク」と呼ぶものに変身するかもしれないことを意味する。これの例は、日本が海上保安船を開発援助と偽装してフィリピンに提供しようとする意図に現れている。
 
原理的には、これらの考えは地域安全保障によいことのように聞こえる。さらに、与党民主党は、戦争犯罪者を含む日本の戦死者の魂が奉られている東京の靖国神社に高官が参拝するのをやめることによって、疑っている隣国にはっきりとした信号を送っている。実際には、民主党は、必要な時に自己主張を強めうる日本の同盟国を説得することをやめている。結局、それは2009年に権力を握る前には頑強に再軍備に反対していたのだ。
 
多くの日本人にとっても、2010年に中国の漁船が二国間で領有を争っている尖閣諸島のそばで日本の保安船に衝突した時、民主党は全くの意気地なしに見えた。長島氏は、紛争解決のための手段としての戦争を永遠に放棄した、アメリカ人勝利者によって1947年に起草された、日本の憲法第9条を変えることを公約しようと考えているよりタカ派的なライヴァルである自民党と同じくらいにその党がなるチャンスはほとんどないと認める。
 
 
 
ガッツを見せろ
 
野田氏の主要な困難は、日本の社会がそれが投影したいと思っている軍事力について深く対立したままで、彼の政党はその力も議論を主導しようという意向もどちらとも明らかにかけているということだ。多くの人々が中国の勃興を恐れているかもしれない一方で、それをどう取り扱うかについての公の議論は、幾分かは1931-45年の中国での日本の残虐さの苦い思い出が続いている北京を刺激することを恐れて、弱まっている。北朝鮮から国を守ることはそれほど議論がないが、それでさえも、野田氏はその建国の父の100周年の誕生日プレゼントを拒否するということを、それが平壌で刺激するだろう怒りを考えて、好まないだろう。日本のその地域での同盟国は、それがただ金を置くだけの能力ではなく、地域安全保障の裏にあるその力を持っているのかを疑い続けるだろう。
 
 
発行日: 
2012-04-14
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