うなずく知り合い - 無視された病気

アフリカの二つのいやな子供の病気が科学的に調査されている

アフリカには、(AIDS、小児性下痢、マラリア、そして結核のような)あまりに多くの重大な病気があるので、それほど重要ではないものは簡単に無視される。しかし、これらの無視された病気は、苦しみと死の原因となり、そしてより細かく見れば、子供たちに影響するとき、成長する世代の人的資本を減らすことによって、その国の潜在力を食べつくす。

コンゾとうなずき病は、この階級の特にいやな奴らだ。どちらも神経性だ。そしてどちらも主に子供たちに影響する。しかし、それらはいま、検査することができ、悲しいことにすでに苦しんでいる人々の治療はできないが、検査をすれば予防の可能性はある。

南スーダンとウガンダで5,000-10,000人の子ともたちに影響しているうなずき病は、1960年代から似たようなものが南部タンザニアで知られていたが、2000年代初めに最初に気づかれた。コンゾはもっと古い。それは、当時ベルギー領コンゴ(現在のコンゴ民主共和国)で1938年に見つかった。それは、以来、中央アフリカの広い地域で散発的に起こるのが見られている。

どちらの病気も筋肉制御と認知の問題を起こす。うなずき病は、(ふつう5-6歳で症状が始まる)子供たちが、首の筋肉を制御できなくする。その首は胸に向けて繰り返し前後し、そうでなければ結局のところてんかんの発作である無反応になる。それにかかった人々は、肉体的にも精神的にもゆっくりと進行し、めったに10代を超えて生きることはない。

コンゾは死には至らないが、障害を起こす。その名前は、コンゴ南西部で広く話されているヤカ語で「縛られた脚」を意味し、それはその症状をよく表現している。それもまた、一般的に子供の時に進行し、それにかかった人々はまるで膝が結び付けられたかのように歩く。うなずき病のように、それは肉体と同様に心も損なわせる。実は、最近の研究は、それが肉体的には症状が出ていない人々の心も損なわせうると示唆するのだ。

何がうなずき病を起こすかは、まだわかっていない。それは寄生虫に対する体の反応によって引き起こされた自律神経の病気である、と最近提案された。

どの寄生虫かはまだわかっていないが、もっともありそうな候補は河川盲目症を引き起こすオンコセルカだ。オンコセルカ仮説は最近後押しを得た。アメリカの疾病管理予防センターのスコット・ドーウェルによる調査は、その虫がうなずき病を持っていない人よりももっている人の方が多くいることを示したのだ。ドーウェル博士のその問題についての最新の論文は、Emerging Infectious Diseases誌に掲載されたばかりだ。

その虫がその症状を直接引き起こすわけではない(それが患者の脳に入っているという証拠はない)。むしろ、その理屈は、その虫を攻撃するために作られた抗体が、不幸な偶然で、脳の重要な部分も攻撃するということだ。その考えを試すということは、検体が朽ち果てる前に遠く離れた村々からそれを集め、検視をする同意を得ることを意味するので、難しい。ドーウェル博士は、にもかかわらず、ウガンダでそれをいくらか集めることに成功しており、間もなく予備的な結果を公開すると期待される。

もしオンコセルカが引き金だと判明すれば、それはある種の良いニュースだろう。その侵入はアイヴァーメクチンと呼ばれる薬で簡単に治療できる。製薬会社のメルクは、河川盲目病の治療のためにすでにこれを無料で利用できるようにしている。それは、うなずき病の新たな症例を抑制するだろう。
 

精神的苦痛

コンゾの原因はそれほど謎ではない。現地の人たちは、その病気が、根菜で多くにとっての主食であるキャッサヴァをよく調理せずに食べた結果だと、ずっと前から知っている。研究は、その病気はその植物が虫を寄せ付けないようにするために作るシアン化物によって引き起こされることを示唆する。しかし、いくらかの奇妙な問題がある。例えば、それはアフリカと同じくらい貧しいキャッサヴァを食べる人々が多くいる南米では知られていない。そして、さらに奇妙なのは、それは子供には性別にかかわらず影響するが、大人になって倒れるのはすべて女性なのだ。

コンゾを避ける一つの方法は、キャッサヴァを水に数日間浸し、さらに数日日の下で乾燥させ発酵させて、注意深く準備することだ。しかし、これには時間がかかり、みんながわざわざするわけではない。それが、ミシガン州立大学のMichael Boivinに、コンゾの認知的影響が肉体的な影響なしに起こるかを見るための管理された実験を行う可能性を与えた。今年の初めに発表された研究で、彼はコンゴ南部の二つの村から3つの子供たちの集団を見た。一つの集団は、キャッサヴァを食べる前に徹底的に加工する村からだ。他の二つは、そうでない村からだった。あとの二つの集団のうち、ひとつはコンゾの物理的症状を示した子供たちからなっており、もう一つはそうではない子供たちからなっていた。Boivin博士は、すべての子供たちの血液と精神的俊敏さの両方をテストした。二番目の村で健康に見える子供たちは、物理的な症状を持つ子供たちと同じくらい血液中にシアン化物を持っており、最初の村の子供たちが一番成績が良かった精神テストでの目に見える症状を持つ仲間たちと同じように悪かったことを、彼は見つけた。

コンゾ問題の一つの解決は、シアン化物のない甘キャッサヴァと呼ばれる農産物品種を育てることだ。しかしそれは、シアン化物がないということははるかに病害虫に弱いことを意味するという独自の問題をもたらす。薬が簡単に利用できるうなずき病とは違って、コンゾは農業的手法と食品準備技術と取り組むことなしに管理することがより難しいように見える。
 

発行日: 
2013-09-07
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