前に傾く - ナイジェリア

アフリカの巨人は立ち上がっているが、それは依然としてその足が定まらないようだ

何ラウンドも戦った重量級のボクサーのように、ナイジェリアは時々パンチドランクのようだ。ある時、それはその大きさの徳と顔に浮かべた笑みによってそれは王者のように行動し、次にはそれは病床に就き苦悩にうめくだろう。全体として、その国はよろよろ歩き、その実際の成果と同じくらいその巨大な潜在力に喝さいを送られる。それは依然としてやはり病人だ。

北の地域はかつてないほど貧しく、イスラム主義者のテロリズムによって破壊されている。それを抑えるための警察の野蛮な努力は、普通の北部人を更に不機嫌にする。南部の石油があふれるデルタは無秩序で、継続する大規模石油泥棒によって抜き取られ、ナイジェリアの非常に高い標準に従っても高いレヴェルの汚職に穴だらけにされている。その国中、特に南部やバブルに沸く商業首都のラゴス市内かその周辺の富裕な人々の誘拐は、ますます頻繁になっている。財務大臣ンゴジ・オコンジョ=イウェアラの母親は、5日後に開放されたが、そのような過酷な試練に12月に苦しんだ。

教育と医療は依然としてめちゃくちゃだ。電気は相変わらずとぎれとぎれだ。全国的な社会資本、特に道路や鉄道は、悲惨だ。石油産出の1/5までもが盗まれている。石油精製所は一つとして正しく動いていない。ナイジェリア人の60%程度が依然として貧困線以下で生活しており、一方時にふざけて「上位百万」と呼ばれる豊かなエリートは、その子女を(しばしば外国で)個人的に教育し、民間医療と自分の電気に頼り、一般的に普通のナイジェリア人の生活の労苦にから逃れている。

しかし、その1.67億人の人々はほかのアフリカ諸国の倍の人口密度なので、ナイジェリアははっきりとその急成長する大陸の巨人だ。ラゴスのGDPだけで、東アフリカで最もたくましい経済のケニアのそれを越えている。ナイジェリアのGDPが、公式バランスシートに出ない稼ぎを含んだ新たな基準によって再調査(IMFの言葉では「再基礎づけ」)されれば、その大陸最大の経済である南アフリカとのその差は狭くなるだろう。自身の統計局によれば、ナイジェリアのGDPは40%上がって3.5億ドル程度上がるかもしれず、それは南アフリカの4億ドル強からそれほど離れていない。もし南アフリカの現在の3%に対してナイジェリアが(2013年に予想されているのと同じ)年に7%成長し続ければ、それは10年以内にアフリカ最大の経済になるだろう。まとめて、その2つの経済はすでに、サブサハラ49か国のGDPの十分に半分を占めている。

グッドラック・ジョナサン大統領は、できうる限りの信頼を得ている。「新たな政治文化がはっきりとした選挙過程と」一緒に「現れている」、と彼は2011年の勝利を参照して語る。「不正と統治の問題は、すべての前線で精力的に取り組まれている。」彼はナイジェリアを「アフリカ最大の海外直接投資の目的地」と認める。瀕死の農業部門の復活を求めて、彼はナイジェリアが、いま世界最大の米の買い手である一方で「2015-16年までにコメの輸入をしなくなる」と約束する。

彼は、活動的な大臣としてオコンジョ=イウェアラ女史とアキンウンミ・アデシナの二人をそれぞれ財務と農業の大臣として持っている。オコンジョ=イウェアラ女史は、財政の正直さ、債務削減、民営化、そして依然として外貨収入の95%以上を石油に頼っている経済よりも開放的で多様な経済の奨励を通して、マクロ安定性を達成していることを自慢する。

アデシナ氏も、今肥料への無駄な補助金にとってかわっているヴァウチャーをはじめとして、たくさんの良い考えを持っている。「我々は不正に補助金を出しているのだ。」彼は語る。「我々は農民を補助していない。」

しかし、そのような望みのある話し合いは、まだほとんどのナイジェリア人の生活水準の改善に移されていない。去年、燃料への補助金を段階的廃止するというその政府の計画は、ジョナサン氏を撤回に導いた全国的な怒りの奔流に遭遇した。これらの補助金はその国の財政に大きな穴をあけているが、ほとんどのナイジェリア人はそれを政府から受けられるたった一つの利益だとして大事にしている。

ナイジェリアの巨大な石油の富を染み渡らせるのに失敗していることは、継続中の醜聞だ。とりわけ石油利益のより公平な分配を確保するために文書化するよう意図された石油産業法案は、商業的、民族的、そしてほかの利益がぶつかって何の解決も視界に入らないまま、何年間も連邦議会で止まっている。去年の外国直接投資は、2008年の1/4だった。

ジョナサン氏の甘い言葉にもかかわらず、ほぼ誰も不正に真剣に取り組まれているとは信じていない。ナイジェリアの公式賄賂撲滅団体である経済金融犯罪委員会の最も精力的な長であったヌフ・リバドゥは、2007年の終わりにその地位から押し出された。彼の後任は彼ほど厳しくしたことはない。(2011年に大統領選に立候補したリバドゥ氏は、過去10年間にわたって不正がその国に500億ドルの費用をかけたと計算する。)

「不正は前例のない水準にある。」統治改善を追究する西アフリカのための開放社会計画のウド・イロは語る。大物たちが汚職で法廷に引きずりこまれた珍しい場合には、彼らが単に政治的対立の犠牲者だと多くが考えている。ほんの少数のもっとも腐敗した知事たちや大臣たちだけしか、今まで牢獄に送られていない。先月、ジョナサン氏は、大した理由もなく、大統領自身の石油に汚れたバイエルサ州の不正で悪名高い元知事を許すことによって、全国的そして外国の怒りを招いた。

まったく、それはジョナサン氏を予期せぬ州知事職に就け、そこからうわべは無害ではっきりしない南部人として国の副大統領に進んだのは、以前の有罪だったのだ。(当時南部人は与党人民民主党(PDP)が2007年の大統領選候補として選ばれたウマル・ヤラドゥアに何の挑戦もできなかったものだ。)再びデフォルトでジョナサン氏が後を継いだのは、ヤラドゥア氏の2010年の死だった。

2011年にPDPの候補者として大統領を維持した選挙にもかかわらず、ジョナサン氏は依然としてその職を偶然に得て保持しているという印象を与えている。彼はますます活気がなく、弱く、様々な競合する金銭に関わる利益に世話になっているとみられている。1月にアメリカのCNNに対して行ったテレビインタヴューは、弱々しいと広く考えられた。彼は特に、北でテロを行いそこへの投資を妨げている過激派イスラム主義集団のボコ・ハラムに取り組む明白な戦略を提案できないでいるとして批判されている。

2015年にデルタ闘士たちへの恩赦が切れるとき、ジョナサン氏が新しい取引を課すことができるかについて、誰も自信がない。そのうえ、石油の違法積み出しが持続し国家予算に巨大な損失を与えるときに、その闘士たちは、ジョナサン氏の頭の一番上にあるように見える事件である2015年の再選のために彼がその忠誠を必要としている指導的な南部の政治家たちと、明白に共謀する。

ジョナサン氏への反対派は、彼の政党の内外で、すでに推進力を得ている。2月に、その国の36の知事のうち10人が裏にいる4つの野党が、次の選挙でPDPに反対するために合併して全進歩議会になるだろう、といった。その申請等の裏にいる最も重量級の人の中には、2011年にジョナサン氏の主たる挑戦者だったムハマドゥ・ブハリや、どちらも利口な政治指導者で効果的な知事の、過去と現在のラゴス州知事のボラ・ティヌブとババトゥンデ・ファショラがいる。

多分、ジョナサン氏にとってより心配なのは、特にその党の伝統では大統領職を持つ権利はまだ北部人にある時にその職を保つことによって彼が出し抜いたのだと考える北部ムスリムの間での、与党PDP内部での陰口だ。ジョナサン氏を相手にするためにティヌブ=ファショラ枢軸と、強力なPDPの北部人が同盟を組むことはありうる。連邦議会の人気があり独立心のある議長アミヌ・タンブワルは、書類上はPDPに属するが、注目の人として口端に上る。

一方、もし石油価格が急降下し、大衆が貧困の危機をより鋭く感じれば、不平は吹き零れて革命になりうるだろうか?保護と民族的忠誠が依然として影響力を持っている社会では、それはすぐには起こりそうもない。しかし、それは永遠には排することはできない。「我々は火薬樽の上に座っているのだ。」元連邦大臣のナシル・エル=ルファイは語る。「我々は人口時限爆弾を抱えている。」軍事支配の復活についてつぶやくものもいる。

さしあたり、ジョナサン氏の統治下にあろうとなかろうと、アフリカの大国は、その欠陥のある多党制民主主義とともに、よろめいて進みそうだ。ひいきとごまかしを通じて、エリートは庶民の多くを決定し続けるだろう。そして、ジョナサン氏とPDPに反対する積極的な知事のカヨデ・ファエミの言葉では「みじめな貧困と並んだ不可解な富」を維持し続けるだろう。

PDPは、打ち負かすのが難しいだろう並外れて強力な集金機械だ。もし全進歩議会が優勢になれば、事態は少しだけよい方に変わるかもしれない。しかし、短期的には、ナイジェリアがどのように繁栄した公平なきちんとした民主主義に変わるのかを見るのは難しい。
 

発行日: 
2013-04-13
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