生死に関わらず - ナイジェリア一の指名手配犯

ボコ・ハラムのもっとも暴力的な派閥の指導者は死んだかもしれない、再び

過去4年間で約3,000人の死につながった、北部ナイジェリアにイスラム主義の国家を打ち立てる作戦を行うゲリラ集団のボコ・ハラムの首領アブバカル・シェカウには、長い間謎の雰囲気が取り巻いている。彼について知られていることのほとんどは、彼がインターネットに投稿した説教から拾い集められている。彼は、2010年に北東部の州バウチの刑務所にその最初の攻撃を仕掛けて以来、ボコ・ハラムのもっとも暴力的な派閥の声となっている。迷彩服と防具に覆われ、カラシニコフを脇に抱え、攻撃的にカメラを指さして、彼はナイジェリア中にシャリア法を適用することを要求する。

8月19日に、ナイジェリアの治安部隊は、過去3年ボコ・ハラムを率いてきたシェカウ氏が死んだかもしれないと宣言した。彼らは、6月30日の北東部での銃撃戦のさなかに撃たれ、東のカメルーンに逃れた後に、7月25日から8月3日の間に死んだかもしれない、と語る。

しかし、8月13日に放送されたヴィデオの中で、無骨で濃いひげのシェカウ氏に似た男が、もっとも最近の攻撃について犯行宣言をした。軍隊は、個別には確認されていないが、ヴィデオの中の男は詐称者だという。しかし、これはその反乱軍指導者がけがをしたり死んだりしたといわれたものの5回目だ。

シェカウ氏は、2009年に警察の拘置中に殺されたボコ・ハラムの創始者ムハマド・ユスフの副司令官だった。それ以来、彼はその運動を過激化させ、より徹底的な調整された攻撃を監督している。合衆国は彼の逮捕につながる情報に700万ドルを提供している。彼が35,6歳だというものもいれば、44歳かもしれないというものもいる。そのような不確かさが彼の神秘性を増している。彼にはその前任者のカリスマはないが、その命令を歩兵に伝えるインナーサークルではっきりと力を及ぼしている。

もし彼が本当に死んだのならば、彼の死はボコ・ハラムの時代の終わりを記録するだろう。時がたつにつれて、それは派閥に別れており、シェカウ氏がどれだけ彼らを調整しているかははっきりしない。もし彼の死が確認されれば、その集団の分派は、おそらく政府との交渉に入り、終戦を宣言することすらする意思を持つかもしれない。

しかし、彼が死んだといわれてから少なくとも70人がボルノ州での爆発と射撃で殺されている。調整された重大な攻撃は、依然として起こっており、反乱が終わったという繰り返しの軍の主張とは矛盾している。もしシェカウ氏が依然として生き降り、彼の指導力を再び主張するのならば、彼の魅力はさらに大きくなるだろう。
 

発行日: 
2013-08-24
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