麻痺 - パキスタンのポリオ

パキスタンがその国民を失望させたもうひとつの行い

パキスタンの問題の一つとして、ポリオの広がりを考えてみる。主に悪い水を通してウイルスによって感染する、手足を動かなくし、時には死に至らしめるポリオの115番目の例が今週確認された。その記録は去年から付けられている。

ほとんどの国でポリオはほとんど思い出の中のものだ。豊かな国々では、1970年代までにかなり根絶し、貧しい国々でも多くがすぐに後を追った。30年前、世界には年間40万人のポリオ患者がいると推定されていた。安く効果的なワクチンのおかげで、2滴を子供の口に落とし、公的・民間資金の少額で洗い流すことにより、年間の世界での数は今ではおよそ1,000人だ。

他の所でも時々燃え上がるが、南アジアとナイジェリアでだけ、それはまだ蔓延している。スーダンやミャンマーと言った悲惨な国々でさえもポリオから解放されているので、医者はそれが天然痘、牛痘についで、3つ目の世界から一掃された病気になることを夢見ている。希望のために、インドを見てみる。去年そこではたったの44のポリオの症例しかなく、30年前に25万人いたと推計されるものから下がった。デリーのユニセフで働いているサラ・クロウは「公衆衛生にとって史上最大の大衆動員の一つ」だと信じている。今年、研究者のチームが、ほとんどがビハール州の駅や学校、村へ向かい、子供たちにワクチンを飲ませ、石鹸を使った手洗いのような習慣を奨励した。ひどい公衆衛生のレヴェルは続いている。携帯電話を持っている人よりも少ない(約50%の)インド人しかトイレを持っていない。しかし、この健康運動は機能している。

アシフ・ザルダリ大統領が1月に全国的なポリオの緊急事態を宣言し、国連とゲイツ基金から援助を受けたが、対照的にパキスタンはのたうち回っている。「確かに事例は増えている。」政府の運動を指揮している憂鬱なアルタフ・ボサン博士を語る。

ほとんどが不安定のせいだ。3/4の去年の事例は、紛争に苦しむ地域で起きた。宗教的指導者の無知は、外国のやり方への疑いと相まって、役に立たない。貧弱な政府の管理もそうだ。世界保健機関は、20万人以上のパキスタンの子供たちが過去数年間にポリオワクチンを受け損なったと考える。もっとも悪影響を受けたのは、分離主義者の大虐殺と警察の殺人、そしてアフガン国境近くの不安定な連邦管理部族地域のに悩まされる、バルーチスタンだ。2年間の洪水で水浸しの南部シンド州もまた襲われている。

暴力、洪水、経済的必要によって多くの人々が移住するに連れ、そのウイルスは北へ移動し、カイバル・パクトゥンクワ、ギルギット・バルティスタン、そしてそれを超えている。先月、パキスタンに接する中国の新疆で1999年以来中国ではじめて10件のポリオが報告された。東アフガニスタンもまた、不安定とその穴だらけの国境のために根絶に苦戦している。しかし、問題の中心はパキスタンだ。高官は1月に、その国が「世界で最後のポリオウイルス感染がはびこっている宝庫で、世界的なポリオ根絶を成し遂げる最後の脅威」かもしれないと渋々認めた。享受するのに差別はない。
 

発行日: 
2011-10-15
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