アフリカの民間資本 – パイプの詰まりをとって資本を使えるようにする

アフリカはたくさんの資本を必要としている。民間資本はそこでそれをいかにして得るかの教訓を提供する

アフリカの公的資本市場はほとんどが小さく流動性が低いが、それだけが企業家が資本調達が難しいと考える理由ではない。他のところで長期資本を提供する年金制度は、多くの国々で略奪されるか抑えられており、故にめったに成長できる投資家ではない。そして現地の銀行は利用できる融資の需要に応えることができていない。銀行の浸透率は低く、ほとんどの家庭がその貯蓄をベッドの下に隠しているので、銀行は預金を融資に回すことができない。更に、多くは1970年代に国有化され、それ以来経営がまずく、しばしば政治家たちによって貯金箱として扱われた。

アフリカは、国内、国際的どちらの投資家からも絶望的に投資が不足している。他の事業は考えずに社会資本だけで年にあと900億ドルが必要なのだ。これは発展を抑えている。社会資本の隘路だけでも、サブサハラアフリカの成長を年に2ポイント減らしていると考えられる。しかし、資本が経済に入ってゆく普通の経路の多くはアフリカでは詰まっている。

広く開いているドアの一つは、去年記録となる40億ドルをアフリカのために調達した民間資本で、歯磨き粉工場から携帯電話プロヴァイダーまで事業者を助けている。民間資本の経営者は、他の人たちが敢えてしないような冒険をいつでもする。そしてアフリカに触れたい投資家にとって、そのような開拓者に現金を渡すことは、見発展の公的市場に投資するよりも、リスク調整後の利益の点で、より魅力的だ。

先進国での受入れられ方と比べて、民間資本はアフリカで温かく迎えられている。アフリカの政府の中には、その野蛮人たちに門戸を開くだけではなく、飴を提供するものもいる。しかし、民間資本だけでは全てのアフリカの投資需要を満たすことができない。たとえ彼等が十分な資本を調達できたとしても、ファンドは一般的に取得した会社を5年以内に売りたいと思っており、一方アフリカは鉄道、電線といったものに支払うために、特に長期的投資家を必要としている。その大陸の大部分で銀行は融資を提供するのがとてもへたくそだとわかっているので、それはまた小さな事業のための多数の融資を必要としている。

資本不足が巨大であることを考えると、敢えてアフリカに殴り込みをかける投資家の利益は巨大になり得る。そしてマクロ経済の話も魅力的なものだ。多くのアフリカ経済は過去10年間で年に5%以上成長しているのだ。アフリカは世界でもっとも若い人口構成になっている。2060年までにその大陸の中産階級は3倍の10億人以上になると予測されている。

そのような見通しがあるので、投資家は群がってきて当然だ。彼等がそうしない理由の一つは、先進諸国での資本の制限のためだ。例えばヨーロッパでは保険会社や年金基金は、アフリカが熱望している道路、港湾、鉄道と言った長期の火流動的な投資に処罰を加える。アフリカの政府にも責任がある。投資家は、1960-70年代にその大陸中で無分別に行われた国有化を忘れてはいない。

 

ポンプに呼び水をさす

資本をより自由に流れさせるために、豊かな国々はその規制を見直す必要がある。長期的資産を持つことを罰する規則は出発点の一つだ。正直な貯蓄者が銀行制度を使うのをくじき銀行が法人融資に回さなければならない資本を減らすような、資金洗浄に対する過剰な規制もそうだ。

最後に、アフリカの政府は、その生まれたばかりの資本市場の成長を励ますためにより多くのことができるだろう。いくつかの国で最近、最初の債券の発行をしたことは、指標金利や法人債券市場といった基本を打ち立てるのに役立っている。しかし、さらなる前進が必要だ。より大きな地域的株式市場を立ち上げることは、投資家が切望する流動性、安全、そして容易なアクセスを提供するだろう。

 

発行日: 
2015-01-24
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