格子でロックされた - チベットの治安

北京からの専門家の助けで、チベットはその監視制度をきつくしている

北京からの何十もの高官が、チベットの首都ラサでの3年の任期をまとめている。7月の初めに、交代チームが彼らの仕事を続けるために到着する。北京に戻る予定の人の中には、ラサでの新監視制度の立ち上げで賞賛されそうなZhi Haijieがいる。

それは、2012年の4月に、Zhi氏が副党書記として務めたラサの城関区で始められた。高官は、それを「社会管理の格子制度」と呼ぶ。その主要な狙いの一つは、格子として知られる地域内の共同体労働者によって集められた諜報を使って、高官が潜在的なトラブルメーカーを監視するのを簡単にすることだ。ほとんどの本来からの町とその周りのいくらかの田舎地区を含んだ城関は、175の格子に分けられている。(どのラサの隣近所も今いくつか持っている)その格子の小さなサイズは、詳細なリアルタイムの情報を集めることを促進することを意図している。

なぜ悩むのか?ラサはすでに、治安関係者がこそこそ歩き回っており、監視カメラでおおわれている。格子制度の前ですら、(2008年の暴動の後で増加した治安以来、ほとんどそのような試みは報告されていないが、)抵抗のバナーを掲げたどんなチベット人も、数分で飛びつかれ、連れて行かれた。しかし、ほとんどがこの2年で、チベットのデモ参加者は、自分自身に火を放っており、それは当局をよりイライラさせている。約120のそのような行動のうち、たった2件だけしかラサで起きていないが、チベット人にとってのその首都の宗教的な重要性は、そこでのいかなる反対も特に説得力のあるものにしている。

去年その地域で最も神聖な寺院の一つラサのジョカン寺の外で自分に火をかけたこれらの二人の男は、格子制度が追跡することを狙っている種類の人々だ。どちらも首都の外からやって来て、ラサの食堂で働いていると信じられている。そのような移民は、登録されたラサの住民よりも監視するのが難しい。ニューヨークの活動団体ヒューマン・ライツ・ウォッチによれば、その2件の焼身自殺に続いて、チベット自治区の外の地域からのたくさんのチベット人がその町から追い出されたという。

Zhi氏は格子に基づいた監視への新参者でも何でもなかった。彼は以前には、この方法が2004年に開拓された北京の東城区の地区党副書記として務めていた。去年、彼は公式新聞のチベット・デイリーに、東城とラサの城関区は、安定を維持するための彼らの努力で多くの共通点があると語った。彼は類似性について書かなかったが、それは明白だ。東城には天安門広場を含んだ北京のもっとも政治的に敏感な地区のいくつかを抱えている。城関は、格子についての東城の「進んだ経験」を利用するだろう、とZhi氏は語った。2012年4月に、ラサの市長多吉次珠(Doje Cezhug)は、いかにそれが機能したかを見るために東城を訪れた。

東城は大成功を主張する。その589の格子(長期的住民1,500人につきだいたいひとつで、ラサとほぼ同じ割合)は、東城の各地区の事務所のスクリーンで監視されている。倒木かデモ参加者かに関わらず問題になりそうなものは何でも地理情報のついた写真でアップロードできるスマートフォンを持った格子職員によってそこに供給される。「何もその格子を去ることはできない」と言うのは東城のモットーで、問題は芽のうちに摘まれなければならないことを意味する。東城とラサの両方で、格子ごとにふつう6-7人の職員がいる。東城では、彼らには警官や火災監視者が含まれる。ラサのものには、宗教事象に責任を持つ役人がいる。その格子はまた、高齢者や病人が治療を受けられることを確かめるような機能も果たす。しかし、安全を確保することが最優先だ。

どちらの町でも、格子職員は赤い腕章をつけた自警団に助けられる。彼らはふつう格子導入の前から現地を覗きまわる役割を果たしていた退職した人々だ。ヒューマン・ライツ・ウォッチは、ラサではこれらの警備は、最近の焼身自殺でより出しゃばりになっており、ダライ・ラマの写真やほかの犯行の兆候を探して家を探し回っているという。格子の展開とともに、チベット当局は家庭を5-10人の集団に組織している。格子職員や警察がその集団のメンバーについて望む情報の接触点となる指導者が任命される。5月には、チベットの党主席陳全国は、これらの集団が「盲目の場所がないようにする」その制度の「基本的単位」であるべきだと語った。

2月に、チベット問題に責任を持つ政治局員の兪正声は、格子制度は「鉄の要塞」を形成するために、チベットの他の町にも拡大されるべきだと語った。北京は、その地区すべてが今年の終わりまでにその制度を採用することを望んでいる。人権グループはそれらがほとんどチベットの治安関係の熱情にあわせることに失敗していると言うが、近年、中国の多くの他の町は似たような計画を始めている。北京の研究者によって12月に発表された調査は、ラサの住民が38の大きな中国の町で行われたインタヴューの中で一番安全だと感じていたことを見つけた。
 

発行日: 
2013-06-22
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