海、おーい - 東アフリカの海運業

 

その海岸を失ったことは、エチオピアの海運業の発展を止めていない
 
エチオピアは、その紅海の沿岸部を新たな国家のエリトリアに譲った1992年に内陸国になった。それは、その直後にかつての港へのアクセスを失った。1998年のその二国間でのひどい二年間の戦いの勃発以来、マッサワとアッサブの紅海の港は、エチオピアの貨物を取引禁止にしている。代わりに、エチオピアはその輸出入をジブチに頼らなければならない。それはとても高い。1台のトラック分の貨物をジブチからエチオピアの首都のアディスアベバに運ぶには、同じ貨物を中国からジブチに船で運ぶよりも高い費用が掛かる。
 
しかし、海岸線を失ったことは、エチオピアの商業船団をダメにしていない。国有のエチオピア・シッピング・ラインズ(ESL)は、8隻の船が運航中で、9隻が中国で建設中だ。それは、大手海運会社の船団に比べれば穏やかなものだ。しかし、どんな種類の海運能力であっても、あるということは国家プライドにとって良いことだ。舷窓と船の模型を備えたESLの首都の本社では、退職する社長のアンバチュー・アブラハが輸送船「シバの女王」の技術者としての外国での日々を誇りを持って思い出している。「彼女は本当に美しかった。」彼は語る。「彼女と一緒に、私はロッテルダム、ハル、ミドルスブラに行ったんだ。」
 
アブラハ氏は最近、その会社の組織替えによって交代になった。国有の旅客輸送と倉庫の能力を付け加えるのだ。その狙いは、エチオピアの事業が支払う高い運送費を、全運輸過程を合理化することによって相殺することだ。新たな鉄道が、ジブチからアディスアベバの間に計画されており、貯蔵と通関の費用を削減するために、エチオピア国内の陸上の港に、ジブチから物を早く出すようにする。
 
去年、ESLは4,000万ドルの利益を上げた。新たな持ち株会社はよりよくやりそうに見える。しかし、多くはエチオピアが青海原によりアクセスできるようになることによっている。その貿易の高官たちは、ほとんど認知されていないソマリアからの分離地域のソマリランドにあるベルベラの港やスーダンのポート・スーダンを経由してより多くの事業を行うことを計画している。彼らはまた、ケニアのソマリア国境近くにあるスワヒリの漁村のラムにスーパー港湾を作るというケニアの計画に歓迎されている。新しい道路や鉄道がラムとエチオピア、そして南スーダンや、もしかしたらウガンダまで向かってつなぐだろう。
 
それはまた、エチオピアの船がソマリの海賊によってとらえられる危険を減らすかもしれない。彼らは今のところその運命から逃れている。それはおそらくエチオピアが即座に血なまぐさい報復を始めるだろうと海賊たちが恐れているからだろう。しかし、すべての船員たちにとってソマリの海賊の恐れは、にもかかわらず保険費用を押し上げ、船に高価な回り道をさせるよう強いる。ESLはエチオピアの海運の45%を取り扱っている。このほとんどはその会社の自前の船で運んでいるが、いくらかの場所はほかの海運会社から場所を借りている。中国はESLの新しい船に資金を出しており、それは、エチオピアの新しい水力発電ダムを作るのに必要となる巨大な発電機といったより複雑な荷物を取り扱うためのクレーンや足場の改善をするだろう。ESLの船の多くは、アフリカに到着した時に比べてからっぽでそこを出るが、それも変わりつつある。その海運会社は、コーヒー、穀物、鉱物、皮革、そして繊維といった輸出品を増やすことを望んでいる。
 
エチオピアの海洋野望はESLに限られたものではない。水夫のための学校が湖畔の町バハルダルの大学に立ち上げられている。それは、次の10年で世界の船団のための5,000人の船舶技術者やほかの事務員を訓練する野望を持っている。それはスリランカやフィリピンの船員に対して低価格の競争を提供する。その政府は、それらの水夫が給料から年間に2.5億ドル本国に送金できると計算する。彼らはまた、アブラハ氏のように、価値のある技術と内陸国での海水への珍しい熱意を持って帰国するだろう。
 
 
発行日: 
2012-04-21
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