回転テーブル - シエラレオネと国連

 

暴力の歴史を持つ小さな西アフリカの国が、強い国連を威嚇する
 
シエラレオネは紛争後復興のモデルと見なされている。2002年までに5万人ほどの死者を出した11年の内戦は、青い帽子をかぶった国連の平和維持軍の助けを得て克服された。2007年に、その国の歴史上たった2度目の公正な選挙で権力者が代わり、今年の11月に国民は再び選挙に行く。
 
しかし、すべてがうまくいっているわけではない。シエラレオネの大統領、アーネスト・バイ・コロマは、彼の再選の機会を増やすために、国連ミッションの隊長に職を辞すよう強いた、と外交官たちは語る。ミヒャエル・フォン・デア・シュレンブルクは、大統領からの訴えを受けて、2月6日にニューヨークの国連のボスの命令で、突然異動になった。
 
12月22日に、フォン・デア・シュレンブルク氏は、上級国連職員のリン・パスコーに「大統領が私を国外に出したいと思い、国連があっさりと従ったという、私が皆に伝えなければならない状況」について警告した。それが本当に起こったことだ。
 
外国の外交官は、9月にその大統領が、たぶん彼の公平さに疑問を呈して、フォン・デア・シュレンブルク氏をやめさせるよう、国連に頼んだと確認する。2ヶ月後、彼は今ではそれを否定しているが、その要求を書面で繰り返した。
 
フォン・デア・シュレンブルク氏は、よい仕事をしていたと思われていた。彼はシエラレオネでの国連の存在を大きく減らした。それは、しばしば自分自身の仕事をなくすことには不熱心な組織には珍しい成果だ。彼はまた、依然として議論が簡単に暴力に変わりうる環境で、政党間の価値ある仲介者として活動した。彼は他党の指導者たちに会ったが、彼らをひいきにすることはなかった。しかし、彼の公平さだけでも、その大統領の激怒を招くには十分だったようだ。
 
国連がフォン・デア・シュレンブルク氏を転勤させることに合意したことは、悪い前例を作った。それがシエラレオネでどれほど血と富を使ってきたかを考えると、その話は、その信頼性を傷つけた。それはまた、次の選挙の困難を予告する。
 
 
発行日: 
2012-02-18
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