中心は持続しているが、ただそれだけだ - ソマリア

モガディシュの新政府はまだその気概を示していない

植民地時代の終わりに、ソマリアはサブサハラアフリカで民族的な意味では疑いなくもっとも同種の国だった。それに最も近いのは、たぶん4/5がツワナ族で平和で安定しているボツワナであり、そこから一つの大きな部族が居住しそれが運営する国は、小さな部族のごった煮よりもより安定する可能性があるという示唆を受ける人もいる。

しかしながら、ソマリアは、紛争、貧困、そして非統治の典型になった。しかし、その民族的同種性は誤解させる。同じく単一の言語と地域を分かち合っているけれども、それは500以上の部族と支族に別れており、それらは悪名高く気難しく競争的だ。これは、彼らのかなり遊牧民的な生活様式とあいまって、多くのソマリ人に中央政府の命令を受け入れることをひどく気が進まなくしている。

首都のモガディシュから本当の権威をふるった最後の男は、1991年に追放された軍事独裁者のシアド・バーレだった。彼の没落は20年にわたる内戦のきっかけだった。去年の9月に議会によって選ばれたその国の直近の大統領ハッサン・シェイク・モハムドは、民主的な方法を使う一方でよりよくできるのだろうか?

今のところ順調だ。かなりが連邦主義と分権の約束のおかげで、簡単ではない平和がソマリアの多くで持続している。ソマリアを再び自分の足で立たせようとする外国の圧力を主導している英国の勧めの下で、新政府は、かなりの自治を享受している半ダースかそこらのソマリアの封土はその頭に与えられるべきで、もし可能だとしても中央の権威を受け入れるのにとてもゆっくりと引き戻されるべきだ、ということを受け入れる。今のところ部族のモザイクはその同盟関係を変えつつ、いかに資源と権威が分かち合われるのかを見るのを待つ一方で、モハムドの政府におおっぴらに挑戦するのを主に差し控えている。

しかし、北でソマリアから別れたソマリランドの外務大臣モハメド・オマールは、モガディシュの政府はその国際的な支援にもかかわらずほとんど何も成し遂げていないと語る。ソマリランドと半自治の北東地域プントランドは両方とも、5月7日にロンドンで開かれたソマリアについての大国際会議を冷たくあしらった。「ソマリアが中央から統治できる日々は終わった。」彼は語った。「それを取り戻そうとする者は誰も平和をもたらさないだろう。」

元大学長で人権活動家のモハムド氏は、外国政府とよいつながりを持っている。ロンドンでは、彼らは「新しいソマリア」という彼の約束の代わりに3億ドルの援助を約束した。しかし国内では、彼の令状は、アフリカ連合の楯の下で(ほとんどがウガンダ人、ケニア人、そしてエチオピア人の)軍によって支配される地域にしか通用しない。彼は、彼の連邦の約束を破るいかなる兆候をもしっかりと監視されているのだ。

新憲法の完成、いかに権力が分かち合われるかの概説、そして境界と選挙制度を決める委員会の立ち上げといった大きな仕事は、まだ始まっていないと心配するものもいる。ソマリアの方を向いたナイロビのシンクタンクサハン研究所を運営するカナダ人のマット・ブライデンは、「連邦制に向けての仕事は何もなされていない」と注記し、批判者に政府はそれが認めるよりも中央主義だと申し立てさせている。彼らは、新しい治安部隊と政府が、モハムド氏の強力なハウィエ族によって支配されるだろうと不平を言う。

ソマリアのシンクタンク、ヘリテージ研究所の所長アブディ・アインテは、あまりに多くの陰謀理論があると不平を言う。大統領は何に隠れた議題も持っていない、と彼は言い、「信じられないほど難しい仕事だ。」だが、敵対部族のモハムド氏の反対派の中には、彼を不安定化させるために、依然としてかつてその国を支配していたアル=カーイダにつながった武装イスラム主義者のシャバブを支持しているものもいる。先月、多数の人々がモガディシュでの二つのシャバブによる自爆テロによって殺された。

治安強化のためにアフリカ連合を通して15億ドルを支出している合衆国と、今週更なる2.8億ドルの援助を約束した英国は、ソマリアでの得点に役立ったと思うのに熱心だ。「ソマリアは去年急速な回復を始めた。」英国の開発大臣ジャスティン・グリーニングはその会議で語った。「しかし、これは、もしソマリア政府が地震の公的金融を正しく管理できなかったり、将来の飢饉を避けられなかったり、テロや海賊に取り組めなかったら、危険にさらされるだろう。」まったくその通りだ。
 

発行日: 
2013-05-11
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