鉱山だけじゃない - 南アフリカ

虹の国とその与党は、彼らの理想に恥じない行動をするのに失敗している

「我々は悪夢を見ているのかと思った。」南アフリカのノーベル平和賞受賞者でアパルトヘイトに対する戦いの退役兵であるデスモンド・ツツ司教は語った。しかしそうではない、彼は叫んだ。「それは2012年の我々の民主主義の中にいる、我々なのだ。」彼の怒りのうめき声と不信感は南アフリカ中にこだましている。先月ノースウエスト州のマリカナ近くのプラチナ鉱山で34人のストライキ中の作業員が警察によって殺された後で、その国民の多くがかつての恐怖がフラッシュバックするのを経験した。

国の検事が、アパルトヘイト下で施行され2003年に憲法裁判所によって制限された形で維持された「一般目的」法を引用して、衝突の後で逮捕された259人の鉱山労働者を告発した後で、不信感が増した。

鉱山労働者が告発されたことは、奇怪で衝撃的だった。法律には残っているが、「怠惰な検事の法」と表現されているものの使用は、国中で怒りを促した。数日後、検事たちは法の中での彼らの健全さを主張したが、殺人罪は取り下げられた。彼らが政府からもともとの罪にするか撤廃するかどちらかにするよう政府からの圧力にさらされたかははっきりしないが、その事象が国の検事の独立性に疑いをもたらしているのは避けられない。

マリカナは、他の所での不穏を強調し、感銘を与えている。9月3日に、商業首都のヨハネスブルグのそばの金鉱山の門での敵対的な群衆に警備員が発砲した時、ゴム弾によって4人の鉱山労働者がけがをした。他の金鉱山で約1.2万人の鉱山労働者が給料を上げることを要求して無謀なストライキで道具を置いている。

マリカナの大失敗はまた、ANCの、見たところ無能な管理と、その、より広く言えば、すべての人により良い生活を、というそれが長く大声で吹聴してきたその約束を満たすことの失敗に対する批判の波も刺激している。絶対的貧困は減少し、1日2ドル以下で生活する南アフリカ人の数は大いに減っているが、ANCが1994年に権力について以来、不平等は拡大している。

6月のANCの会議で、南アフリカ大統領のジェイコブ・ズマは、その国の経済のほとんどは依然として非労働者の中にある、と嘆いた。にもかかわらず、その国の中には、豊かな黒人のエリートが南アフリカの解放から最も利益を受けており、一方多数の普通の人々を改善するのにはほとんど何もしていないという感覚が大きくなっている。かつて鉱山労働者全国連盟(NUM)のボスだったシリル・ラマフォサは、しばしば好例として引用される。今、億万長者の事業家で依然としてANCの大物であるラマフォサ氏は、今年の初めにマリカナの近くの農場で、入賞したバッファローのために1,950万ランド(230万ドル)の入札をした。平均的な黒人南アフリカ人は、最新のデータである2010年で、年にだいたい2.6万ランド稼いだ。

ANCと南アフリカ共産党と正式な主たる提携関係を結んでいるその国の公式な労働組合は、信頼を失う危険に直面している。過去5年間で南アフリカ人労働組合会議(Cosatu)は、組合員のために十分に戦っていないとして、その多くの組合員から批判されている。既存の組合の中で、鉱山労働者のものは、正しいにしろ間違っているにしろ、鉱山内のその組合員よりも大企業に近づいているとして、厳しく責めたてられている。

結果として、少なくとも一つの大きな異議の声が、貧しいものの間で鳴り響いている。かつてANC青年同盟の指導者だったが最近非服従のためにその党から追い出されたジュリアス・マレマは、それを悲劇だと非難し、ズマ氏の辞任を求めて、マリカナを政府攻撃に使っている。彼は、アパルトヘイト下で運動家がしたように、労働者に鉱山を統治できないようにするよう教えて、鉱業に革命を要求している。投資家は今のところ阻止されていないが、彼らの信頼は衰えている。

ストライキはかつてないほど一般的になっている。デモはほぼ毎週起こっており、電気や水といった基本的な必要の欠如にしばしば焦点を当てている。ほとんどのデモは小さく地域的だ。どの政党も、彼らを組み入れることができていない。ほとんどのデモ参加者はたぶん、依然として解放の威信でANCを支持している。

それは変わるのだろうか?ANCは、ネルソン・マンデラをそのアイコンに掲げ、依然としてはるかにもっとも強力で人気のある政党だ。2009年の最新の総選挙で、ほとんどの黒人に本質的に白人に指導された組織だと依然としてみなされている最大野党のリベラルな民主同盟(DA)がたった17%だったのに対して、それは投票の66%(前回の70%から下がった)を獲得した。しかし、DAは陣地を得ている。それは、西ケープ州とケープタウンの町を運営している。2014年の次の総選挙で、それはヨハネスブルグを含みその国のもっとも豊かでもっとも人口の多いハウテンに食い込むことを望んでいる。そこは、増加する中産階級の黒人が、無能で腐敗しているとみているANCに幻滅している。しかし、DAは依然として政権交代の本当の機会を持つことからははるかにかけ離れている。

長期的には、ANCは、おそらく党の相当の資本主義者と社会主義者の塊が離れて、深刻な分割に苦しんだら、権力を失うかもしれない。しかし、過去には、それは反対派の離脱を簡単に生き残っている。

にもかかわらず、ANCはそれ自身を心地よく思っていない。指導部が選ばれる12月の党会議への準備期間での内輪もめは、確かに激しくなっている。2007年の同じような会議で、ズマ氏は彼の前任者のターボ・ムベキを追い出した。その大統領は、同じ運命に直面するのを避けるためにできるだけのことをしなければならないだろう。

マリカナは彼を助けるのにほとんど何もしていない。Cosatuの影響力を持つ人の中には、彼を支持しない人もいる。その指導者ズウィリンジマ・ヴァヴィは、政府の失敗について特に率直だ。しかし、ANCの中のズマ氏の話題になっているライヴァルのだれも、現在彼を確かに追い出すのに十分なほど強いようには見えない。その中で最も言及されているのは、現在住宅大臣の非常に金持ちの巨頭であるトーキョー・セクスウェールと、副大統領のカレマ・モタンテだ。

マリカナのような場所でのストライキは鉱業で一般的になっているが、アパルトヘイトに対する戦いのときのようには、まだ経済のほかの部分には広がっていない。しかし、彼らは、特に貧困や低賃金、貧弱な警察や疑問のある司法当局といった南アフリカの多くの苦しい問題への注意を引いている。とりわけ、貧富の格差が大きく開くにつれ、彼らは腐敗の匂いを指し示す。
 

発行日: 
2012-09-08
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