ズマの王国 - 南アフリカとそのズールー

南アフリカの大統領は彼の仲間のズールーから支持されている

青々とした緑の森とそびえる山の中の、ズールーの中心地クヮズール・ナタールに、ンカンドラの村はある。ライラック、トルコ石、そしてピンクが描かれたハットは赤錆色の山腹にくっきりと浮かび上がる。牛とヤギは道路の脇をぶらつく。しかし、そのかわいらしさの後ろには貧困がある。現地の人の半分以上は生計を立てる農業以外には職を持っていない。ほとんどの家計は月に1,500ランド(183ドル)以下で生活している。ンカンドラは多くの南アフリカの村のようだ。ほとんどの人がそこについて聞いたことがないだろう。もしそこが大統領のジェイコブ・ズマのもともとの故郷でなければ。

そのつながりは、今では配当を得ているかもしれない。政府とズマ氏が議長を務める村落開発組織のマシバンビサネは、ンカンドラのほこりっぽい郊外の新たな町への計画を発表した。20億ランドの費用がかかると予想されズマヴィルとあだ名されたその町は、3車線の道路、スマートな新たな家、図書館、プール、劇場、そして学校を自慢する。大統領の反対派は憤慨している。公式野党の民主同盟の議会指導者のリンディウェ・マジブコは、その計画が、「最悪の種類の身びいきと縁故主義」の風味があるという。

ズマヴィル計画は、与党アフリカ民族会議(ANC)が、ズマ氏を含んだその党のすべての事務所保有者が再選に直面する12月の5年ごとの会議に加速し始めるにつれ、公共の注意を引いている。大統領への挑戦の話の中で、彼は彼の仲間のズールーの支持に頼る。

最近、ANCはクヮズール・ナタールでのたった一つの仕事だ。かつて強力だったズールー民族主義のインカタ自由党は、1994年に終わったアパルトヘイト時代以来立ち消えになっている。それは、2009年の選挙で全国投票の5%以下しかとらなかった。「もし食べたければ、ANCに行かなければならない。」ヨハネスブルグのウィットウォータースラント大学の社会学者ロジャー・ソウタルは語る。

インカタの長期にわたる指導者のマンゴストゥ・ブテレジは、多くのインカタの支持者が、ズールーを大統領として選ぶ機会を見たので、2009年にANCに乗り換えた。しかし、ズールーの話者が彼らの言葉を話す限りだれでも投票するという考えは、単純化しすぎだ。都市部の有権者はANCを支持する傾向にある。より多くの人々が町に移民するにつれ、その投票は膨れた。ブテレジ氏のような伝統的な指導者は、田舎のズールーの間でいくらかの影響力を保持し続けている。しかし、ズマ氏は過去に彼らに勝つことに熟達していることを証明している。
 

発行日: 
2012-08-18
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