大英博物館

氷と人類 - ヒトの進化

3月
04

氷河期についての新たな展示会は、アートのもっとも初期の作品を考慮する

1939年に第二次世界大戦が勃発した数日前に、二人のドイツ人学者が、その国の南西の洞窟で発掘したマンモスの象牙の破片の貯蔵物を詰め込んだ。そのかけらが30年後についに組み立てられた時、それらは人間の足と腕を持っているがライオンの頭をした30センチの高さの立像を形成することがわかった。「ライオンマン」と呼ばれるようになったそれは、4万年前に掘られたものだった。この想像力に富む人形は、その前にあった動物と狩人の現実的な洞窟壁画からの出発を記録する。多くは、これを芸術の最初の作品だとみなす。

人間の創造性の最初期の生産物は、20世紀の芸術家の興味をそそった。パブロ・ピカソ、ブラッシャイ・ジェルジ、コンスタンティン・ブランクーシ、そしてジョアン・ミロにとって、これらの古代のかけらはアートを作ることは、先天的な人間本能の証拠だった。ピカソは、2.3万年前のマンモスの牙の「キュービスト」のその体の脇に臀部がはみ出した女性の彫刻にとても魅了されたので、彼はその模造を2つスタジオに置いておいた。

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大理石と男たちの - トルコの文化的野望

6月
03
トルコは外国の美術館に対してきつくなり、新たな文化戦争を始める
 
1887年の春に、モハメド・シェリフという名のレバノン人村人が、シドンの近くで二つの地下室に続く井戸を発見した。これらは、紀元前5世紀までさかのぼる18の壮大な大理石の石棺を含んだ王家の墓だと判明した。オスマンのスルタン、アブドゥル・ハミッド2世はその石棺を掘り出すよう命じ、イスタンブールに船で運ぶために鉄道に載せ地中海沿岸を運んだ。最大の石棺は、アレクサンダー大王の遺品を含むと信じられた。その棺はトルコ人のものではなく、シドンは今レバノンだが、その石棺はルーヴルにとっての「モナリザ」のようにその考古学博物館にとって大事な、イスタンブールのもっとも立派な宝物だとみなされている。
 
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大きな波 - 日本はどのように海を、そして自分自身を見ているのか

6月
08

70歳になるころ、葛飾北斎は、まだ芸術的なエネルギーを持って、「富嶽36景」と言う一連の木版画である浮世絵を作った。漫画から湯のみに至るまで全てのものに印刷されている、彼の一番有名な「神奈川沖浪裏」は1830年ごろ描かれた。

多くの西洋人は、それを見たとき、富士山よりはるかに高くそびえほとんど容赦の無い力として描かれている、波それ自体に目が行き、いやが上でもその下にある3つのもろい船に思いを馳せて怖くなる。大英博物館の館長のニール・マクレガーが「100のものに見る世界の歴史」の中で書くには、その絵は恐れる釣り人やアメリカの黒船により近代社会に飲み込まれそうになっている不安定で鎖国をしている日本を反映していると書いた。しかし日本の芸術批評家は違い、そして核心をとらえている。絵の中では、その船が波を通り抜けようとしているので、船乗りは恐れよりも落ち着いているように見える。彼らは新鮮な魚を市場に届けるために競っており、そして彼らは多くの日本人が見るように、自然の中で微妙なバランスを保っている。

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