理屈としては中国と西側が協力することのできる一つの外交政策上の問題は、ジハーディストのテロとの戦いだ。中国と西側の指導者が会うとき、彼等の声明は普通「全ての形態の」テロリズムを非難し、それに対抗するためのさらなる協力を約束する。しかし、パリでのシャルリー・エブドへの凶行と最近の国内での成功した対テロ作戦に対する中国の反応は、大きな認識の差を明らかにしている。
中国は、パリの攻撃を無条件に批判した。しかし、その報道機関はまたシャルリー・エブドもムスリムを攻撃したとして非難した。「表現の自由マニア」だというのだ。
西側の中国国内のテロに対する反応は、更に問題だと見なされる。「テロとの戦いと宗教的過激派の黙認という二重基準は、誰にとっても良いことではない。」中国の公式新聞チャイナデイリーは今週激しく非難した。その新聞は、ウイグル人ムスリムが中国の新疆から出て、まずはトルコに、それからシリアかどこかの過激派に参加するのを助ける密出国のネットワークを破壊したことを祝った。