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コレラとスーパートイレ - 公衆衛生

8月
09

公衆衛生問題の解決は、手の届くところに来ており、それにより、多くの死を避けることができるだろう

「コレラは最も強烈に我々の相互関係を教えてくれる。すべての人が他の人のニーズの面倒を見る義務を、それほど力強く示すものはない。」ヴィクトリア期の羊毛実業家で、ヨークシャーでのコレラを終わらせるために働いたティトゥス・ソルトはそう語った。ひどい悪臭と共に、コレラが、ロンドンを巨大な下水道の建設、トイレの設置、衛生の奨励の名人にした。コレラは19世紀の町に恐怖をもたらし、金持ちも貧乏人もまとめて一掃した。アメリカ大統領のジェームス・K・ポークは、ニューオリンズを訪れたあとにその病気によって亡くなった。彼の後継者のザッカリー・テーラーも倒れたかもしれない。

コレラ菌に感染した体から噴出した下痢便や嘔吐物は、誰もが近付きたくない問題を作り出す。すべての人間住居から流れだす排泄物の中に潜んでいる危険の極端な型の合図だ。すべての人間の排泄物が致命的なバクテリアを持っているわけではない。しかしその全ては危険で、より良い排泄物の処理は、コレラや他の腸の病気をとめる王道だ。

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悪政にむっとする - 富、貧困、そして脆弱な国家

7月
29

適度な富と悲惨な統治が混じり合った新しい範疇の国々

ほとんどの人々は自分たちは失敗国家とはどのようなものか知っていると考えている。明らかな例はソマリアで、そこでは今週南部で飢饉の発生が国連によって公式に認められた。援助は、イスラム民兵のシャバブがかつて反ムスリム的だとした援助機関への禁止を解除した後に少しずつ始まった。ほとんどの点で、苦しんでいる地域は権威の崩壊の典型である。過激派が道路と市場を支配し、政府は首都から出ると無力で、部外者は存在する限りのなけなしの援助を提供する。

しかし、すべての失敗国家や脆弱な国家がソマリアのようなわけではない。今月世界銀行は、高、中、低所得国に分けた国々の年次リストを発行した。いくつかのアフリカの国々はソマリアよりもよくやっている。彼らは貧困国から低所得国に昇進した。しかし、著しいことに、そのリストの下位中所得国の56カ国のうち15カ国程度(すなわち1/4以上)はまた、先進国クラブであるOECDによる脆弱失敗国家リストにも載っている。それにはコートジボワールからイエメンまで含まれるが、最も重要なのはパキスタンとナイジェリアだ。国家の失敗は、それが示すとおり、必ずしも貧困といったほかの人間の苦悩と一緒にやってくるわけではない。

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軌道を回るスパイ ー 宇宙の軍事的利用

7月
12

別の宇宙計画

軍事的DNAを強く継承しているにもかかわらず(その多くはアメリカ海軍からきた反直感的な何かだ)、NASAは民間組織で、軍の運営するソ連の宇宙計画と慎重に対照することによってその道を組み立てた。実際には、その区別はいつもそれほどはっきりしたものではなかった。NASAはペンタゴンのためにたくさんの仕事をしてきた。しかしアメリカの軍隊は、自分の宇宙計画を別に維持し、それはほとんど公衆の目には触れていない。しっかりとした数字を手に入れるのは難しいが、軍事宇宙予算は1982年以来NASAの毎年のそれかそれを超える額だと考えられている。

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グーグルの敵たち - インターネットの規制

7月
12

その検索エンジンの反トラストの頭痛は大きくなっている

今年のはじめから、投資家たちがその長期の見通しにヤキモキし始めたため、グーグルの株価は徐々に落ちている。今では、彼らには心配すべき別の理由がある。6月24日にアメリカの公正取引委員会(FTC)がそのオンライン検索とオンライン広告事業が独占的地位を乱用していないか広範な調査に入ったとグーグルは明らかにした。学者の中には、独禁法取締官のグーグルとの格闘は1990年代のマイクロソフトとの戦いのように血まみれになると予測するものもいる。

その規制者の動きは、グーグルにとっては、世界最大のソーシャルネットワークのフェイスブックの脅威が増している厄介なときにやってきた。フェイスブックは人々がウェブにアクセスする主要な接点をグーグルからとってかわろうと狙っている。6月28日にグーグルはフェイスブックに対抗するためのソーシャルネットワーク基盤のグーグル+を発表し反撃に出た。

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スキンヘッドやジハーディストたちの - 暴力的な過激主義者達

7月
11

彼らの憎悪は違うのかもしれないが、似たようなルーツを持っている

ネオナチのスキンヘッドが何人かの元イスラム過激派やかつての暴力的なストリートギャングと一緒に座っているのを見かけるのは珍しい。彼らが2005年のロンドンのテロの生き残りに加わるのは更に珍しい。しかし6月27日に、彼らは暴力的過激派が19の国々からの約60人の「元」過激派や1列の生存者たちと議論するダブリンで開かれた会議で一同に会した。

その会議はグーグル・アイディアスというインターネットの巨人の新しいシンクタンク、もしくは彼らが好む言い方をすれば「シンク/ドゥ・タンク」によって催された。グーグル、いやその会長であるエリック・シュミットは、ダブリンで行われた暴力的過激派に対するサミット(SAVE)のような世界をより良い場所にする考えを案出しようとしている。

暴力的過激派の興隆と戦うことは10年にわたって政府を夢中にさせてきた。「彼らは我々の自由を憎んでいる。」2001年9月11日の攻撃を説明するつもりでジョージ・ブッシュは語った。実際には、人々をテロ集団に駆り立てる動機ははるかに複雑だ。

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平和の民営化 - 紛争調停

7月
11

政府はますます初期段階の紛争解決を独立機関に移管している

南ノルウェーの洒落たゴルフコースのあるホテルは、アフガンのタリバンに出くわすとは思えない場所だ。しかし、仲介者ネットワークのオスロフォーラムでは、誰も瞬きしなかった。今度ばかりは、バラク・オバマが来年までにアフガニスタンから33,000の軍隊を引き上げると発表した翌日の6月23日に行われた「タリバンとの対話」についての真剣な討論は、実際に現実のタリバンと話し合うことを意味した。

9年目になるそのフォーラムは、ノルウェー外務省とジェノヴァに本拠を置く人道的対話センターによって主催された。それは、現在の紛争についての意見を交換し、過去の成功や失敗から学ぶために、有能な専門的和平交渉者たちを引きあわせる。もっと根本的には、そのフォーラムの存在は、外交官や他の人が、世界の様々な地域で命や共同体を粉砕する紛争を解決しようとする取り組むやり方の変化を示している。

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核の最終段階 - 大きくなるゼロの訴え

6月
21

爆弾の禁止は難しいが、不可能ではない

世界から核兵器を取りのぞくことは長い間平和主義左翼の理想だった。しかし、過去数年間、主流派の政治家や退役将校、そして学会の戦略家らが、どのように成し遂げるかについてはとても異なった考えを持っているとはいえ、同じ目標を共有し始めている。それは部分的にはグローバルゼロという来週ロンドンで3度目の年次「サミット」を開催する運動団体のおかげだ。

グローバルゼロは、2006年の終わりにブルース・ブレアによって設立された。彼は、元大陸間弾道弾発射管理官で、数年前にワシントンD.C.でシンクタンクの世界安全保障研究所を始めたブルッキングス研究所のフェローである。彼は、既存の非核化努力とは全く異なった世界的な運動を一から始めることに着手した。

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流出か獲得か? - 貧しい国々は有望な市民が国外移住するとき、最後には利益を得る

5月
31

豊かな国々歩人々が移民の流入の心配をしているとき、彼らは建設労働者や皿洗い、そして農業手伝いといった職業と競合する低賃金労働者を思い浮かべる。開発途上国の人々が移民について心配するとき、彼らは普通その最良有望な人々が先進国のシリコンヴァレーや病院、大学と言った所へ立ち去ってしまうという見通しに懸念を示す。それらは、英国やカナダ、オーストラリアといった国々が大学卒業者に特権を与える移民ルールを使って誘致しようとしている人々だ。

たくさんの研究により、途上国の高い教育を受けた人々は、特に外国移住しそうだということが明らかになっている。いくつかの推計によると、高い教育を受けたカーボヴェルデ人の2/3 は国外に住むという。2004年に行われたインドの家計の大きな調査では、海外移住した家族のことについて聞いた。それによると、ほぼ40%の海外移住者は高校卒業以上の学歴をもっており、それは25歳以上のインド人の平均の3.3%よりかなり高い。この「頭脳流出」は、長い間貧しい国の政策決定者を悩ませてきた。彼らは、大学で教えたり、病院で働いたり、自国工場で賢い新製品を作れるようにできたかもしれないより望まれる熟練労働者を奪うことによって、それが経済を痛めつけるのではないかと恐れる。

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それは運命ではない、と望む - 人口統計

5月
16

国連の人口予測からのよいニュースと悪いニュース

春になり、国勢調査が花盛りだ。中国、インド、そしてアメリカが最近2010年の結果を発表した。ドイツと英国で現在調査が行われている。これらか ら現在の概略が分かる。有益なのは人口予測だ。二つの予測が国連の人口局から発表された。それは2年ごとに予測を更新する。2100年までの予測を発表し たのは初めてだ。

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