圏外 - エチオピアの通信

政府は携帯電話網を広げているが、その統制を強めている

エチオピアはアフリカで最後の大きな通信独占を行っている。競争の欠如により、8,000万以上の人口を持つ国は、一般的に経済成長とともに急速に発展しているその大陸での産業で、ひどく遅れている。アフリカの他の地域では平均して70%である携帯電話の浸透率は、エチオピアでは25%近くだ。隣のケニアでは40%なのに比べて、わずか2.5%のエチオピア人だけしかインターネットにアクセスできない。

エチオピアの権威主義的な指導者たちは、現代通信の経済的利益についてほかのものと同じくらい熱心だが、政治的な枝分かれを恐れている。つながると、厄介な反対派はますますイライラさせるようになる。それが、中国の二つの主導的な通信設備会社との16億ドルのネットワーク更新協定を説明する。華為とZTEとの契約は、エチオピアの国家独占を保ち、アフリカ最大の経済の一つを解放するのをさらに延期する。

フランス・テレコムとエチオ・テレコムとの間の2010年の契約は、民営化と競争に向けた一歩としていくつかの方面には見られた。それは通信料を下げたが、フランス人社長のブルーノ・デュトワが最近辞めたことでよろめいているようだ。いまでは更なる改善はほとんどなさそうだ、と地元の起業家のマルコス・レンマは語る。

政府が中国から望んでいるものは、安い融資と国民に対する更なる支配だ。この新しい契約は、首都のアディスアベバに中国が建設する4Gのブロードバンド網をそして首都以外には3Gのネットワークを買うためのソフトローンを提供する。2007年に同じ会社と結ばれた似たような契約は、エチオピアの携帯電話利用者基盤を拡大したが、そのデジタルの遅れをほとんど解消しなかった。

他の会社が勝ち目があるかもしれないという望みはいつでも楽観的だった。首相のハイレマリアム・デサレンは、通信産業が隣のジプチへの鉄道網に支払う必要のある「金食い牛」だとあだ名している。エチオ・テレコムは国庫に毎年3億ドル以上を届けている。顧客は、そのスローガンは「エチオピアを未来と切断する」であるべきだ、と不平を言う。

その国は、世界最後の未開の通信市場の一つだ。政府は免許販売から30億ドルもの金を稼ぐことができる。しかし、強力な治安機関が繰り返し反対している。ニューヨークの表現の自由のための活動団体ジャーナリスト保護委員会は、その政府がオンライン検閲を迂回して捕まった人に15年までの刑を課す法を可決した後に、「すべての形の伝達を支配する組織的な努力」を行っているとしてそれを非難した。アディスアベバの学生イドネク・ハイルは、どのようにオンラインで電話をするかをインターネットカフェで顧客に見せて、2年前につかまった。
 

発行日: 
2013-08-24
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