神々のたそがれ - バイロイト音楽祭

補助金漬けのオペラのどろどろの世界

年に1度のリヒャルト・ワーグナーのオペラのバイロイト音楽祭のチケットを取るのは小人の呪いを解くようなものだ。平均の待ち時間は9年である。しかし事態は変わっている。6月15日にドイツの連邦会計検査院は、毎年500万ユーロ以上の補助金を得ているその音楽祭は、チケットの割当方法を変えるべきだと忠告した。

たった40%が直接公に売られているだけで、特等席はたった16%だ。怪しい割当が残りの面倒を見る。バイロイト友の会はそのメンバーのために24%を得る。30%程度は、それを含んだとても高価なツアーを組む旅行代理店や、顧客に感銘を与えたり(またはおそらく脅したり)するための企業スポンサーといった価値のある理由に与えられる。

スポンサーは明らかに、確実なチケットの割当の機会を得るためには長期的な関係を育てる必要がある。その過程は透明とは言いがたい。ドイツ労働組合連盟は秘密の行動を取っている。ワーグナーファンではない(信じるか否かにかかわらず、そのような人は存在するのだ)忠実な労働組合員は、伝えられるところによると、その席を利益のために売ることができるという。この行動を止めようという動きがある。

チケットの売上は運営費のかろうじて半分をカバーしているに過ぎないのにもかかわらず(世界の終わりを上演するのは安くはないのだ)、彼らは毎年2,650枚のチケットをアーティストやスタッフ、報道関係者、「特別のケース」に配っている。それは一般大衆へのチケットをさらに減らす。オペラは素晴らしい芸術で、ドイツの遺産の一つだが、その状態はビジネスではなく、補助金漬けの会社による娯楽だ。

 

発行日: 
2011-06-25
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