利益なしの名誉? - 高等教育事業

ビジネススクールが民間企業と結びつくことは興味深い事例研究だ

ビジネススクールを経験する種類の人々は、利益のために提供されている教育という考えに何の問題も感じないだろう、と思う人がいるかもしれない。しかし、アリゾナの苦闘している学校サンダーバードが教育会社のローリエートとの提携を計画していると3か月前に発表した時、卒業生と学生の間に騒ぎがあった。その契約の保留を求める嘆願はほぼ2,000の署名を集めた。「売り払う」ことによって、サンダーバードの経営陣は学校のブランドを薄め、その学位を安くしている、とそれは言う。

サンダーバードは、第二次世界大戦後の元空軍基地に建てられたその学校自身、非営利のままだ、と主張する。その提携は、その学校のオンライン教育と幹部のためのコースを拡大し、学士号を導入するための外国キャンパスを作り出すために使われるだろう。しかし、去年上院委員会によって発行されたアメリカの営利高等教育会社への破滅的な報告は、その取引についての疑念を説明する役に立つ。それは、2009-10年の学校年度にそのような組織は政府から320億ドルの学生援助を得たことを見つけた。彼らは州立大学よりも高い料金を課すが、教育にそれほど費やしていない。その落第率は警告すべきものだ。2008-09年に、中央値の学生はたった4か月しか続かなかった。

多くのアメリカの大学のように、サンダーバードは資金不足だ。其の6.7万ドルのフルタイムMBAへの入学は2001年の1,000人を超える学生から、今年たった142人に減っている。豊かな卒業生が2004年に6,000万ドル寄付したにもかかわらず、その学校の寄金はほかの軍資金と比べて取るに足らない額のたった2,700万ドルだ。ハーヴァード・ビジネス・スクールのものは27億ドルなのだ。

サンダーバードは、数週間以内に裁可されると望んでいるそのローリエートとの取引が、良い時代へ戻る先触れとなりうる。新たな事業の収入の分け前を得る代わりに、その学校はローリエートを(その会社は学校の問題に何の発言力も持たないだろうが)経営陣に迎える。これは、もしその学校がその非営利としての税控除を保つためには重要だ。

サンダーバードの学長ラリー・ペンリーは、その取引が必要だと卒業生を説得しようとするために世界中を飛び回っている。彼はその多くを口説き落としていると考えている。しかし、その嘆願を組織した卒業生のベン・パイパーはより骨が折れるとわかっている。その学校は、彼がサンダーバードの名前をその運動に使って、著作権を侵害していると主張して、弁護士に手紙を書かせている。

学生がそれを好むと好まざるとにかかわらず、そのような提携は未来のことだろう。営利大学の教育の質についての疑いは、その入学に響き始めている。利益の代わりにその良い名前を貸すことのできる組織とのつながりを求めることは、彼らにとって意味をなす、と高等教育事業を研究しているペンシルヴェニア州立大学のロジャー・ガイガーは言う。

ローリエートはすでに、よく考えられる英国の教育機関リヴァプール大学と似たような協定を結んでいる。リヴァプールのオンライン教育を運営するほかに、それは今では約1/4の入学を占めている中国の大学にそのキャンパスを開いている。ローリエートは、世界中で70の研究機関を所有したり提携したりしており、そのコースに80万の生徒が入学している。多くは、彼らがしばしば退屈な国営の競争相手よりもいい成績を収め、高等教育への接続を助けている、(ブラジルの11を含んだ)新興市場だ。この理由で、1月に、世界銀行の商業部門の国際金融公社は、1.5億ドルをローリエートの株式に投資したのだ。

しかしながら、その会社は依然として本国で心を勝ち取らなければならない。ローリエート最大のアメリカの組織ミネソタのワルデン大学は2009-10年に教育に生徒当たりたった1,574ドルしか費やしていない。これは、アメリカの営利教育機関の数字の中で2番目に低いもので、相当する州立大学の支出よりもはるかに低い。しかしながら、それはマーケティングに生徒当たり2,320ドルを費やしており、1.01億ドルの利益を記録している。

そのような利益率はローリエートに深いポケットを与える。主としてプライヴェートエクイティファンドによって所有されるその会社は、会計を公表していないが、その売り上げは去年だいたい40億ドルだった。それはアメリカの大学との更なる提携を探している。いくつかの貧乏な教育機関がそのドアをたたいている、とローリエートの社長ダグ・ベッカーは語る。学生や卒業生に勝つ方がより難しいかもしれない。
 

発行日: 
2013-06-29
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