コンテナ、そして異議を含む - アフリカの角

戦略的な港がさらに政治的に脆弱になっている

赤い船積みコンテナがインド洋を渡ってきたばかりの貨物船の脇のタンドールのように熱いドックの上のクレーンにつるされている。突然、何かが少し間違うようになっている。そのコンテナは、足によって滑るかもしれない。何の害もなされていない。たぶん機械的な欠点のせいだろう。またはオーヴンのドアが開くように感じられる突風のせいかもしれない。明るいヴェストを着た男たちが、パニックを起こしてドックの周りを走り回り、犯人を見つけようとしている。ジブチでは、港がすべてだ。

この紅海上の元フランス領ほど一連の桟橋に頼っている国はない。シンガポールや香港のような、同じように港として始まったほかの国は、ここ数十年で多様化しているが、ジブチはそうではない。それは、金融サーヴィスの中心となるための熟練労働者が不足している。しかし、関連しない三つの発展のおかげで、それはかつてないほど並外れた積替えの中心になっている。

一つ目に、その裏口は、海へのアクセスを必要とする急成長する経済である、エチオピアという世界で最も人口稠密な内陸国につながっている。エチオピアの8,300万強の人々のために輸入されるほとんどの食料、石油、そして消費財はジブチを通り抜ける。エチオピアの東隣のソマリアの不安定さと、エチオピアの古い敵のエリトリアとの憎しみは、ジブチがたった一つの主要な積み替えの選択肢だということを意味する。だから、エチオピアの首都アディスアベバへの新しい鉄道線が建設されているのだ。

同時に、ヨーロッパとアジアの間でエンジン音を立てる貨物船は、伝統的な中間点で湾岸への遠回りを伴うドバイへの代替案を探している。ジブチはより直接経路上にある。2009年に、それは、その地域でたった一つである、最先端のコンテナターミナルに4億ドルを費やした。過去5年間で、貿易量はほぼ倍になっており、再びそうしようとしている。さらに拡大するために、ジブチの港湾当局は、今後4年間で準備ができるだろうとそれが望んでいるさらに5つのターミナルへの、外国からの44億ドルを確保しようとしている。

三つ目に、ジブチの隣国の苦悩は、世界で最も強力な海軍をその沿岸に運んできている。ソマリアの海賊と海をまたいでたった32キロ離れただけのアラビア半島でのテロとの戦いは、ロンドンのシンクタンクチャタムハウスが新しい報告の中で「国際的海洋軍事研究所」と呼ぶものを作り出している。合衆国は最大の研究室のラットだ。ジブチはアフリカで唯一の常設アメリカ軍基地を持っており、海軍だけに限らない3,200人の家だ。2010年以来、アメリカの無人機が主要空港の隣のキャンプレモニエから飛んでおり、そこをアフガニスタン以外では最も忙しい無人機基地にしている。2011年にやってきたF-15Eジェット機の飛行中体を含んだ50機程度の軍用機が毎日離陸している。ペンタゴンは、基地を拡大しそこにいる特別部隊の数を3倍の1,000人以上にするために14億ドルを支出する計画を作成している。

旧宗主国のフランスは、依然としてジブチの安全を保障し、2,000人の軍隊をそこにおいている。その港湾国家はまた、どちらもソマリアの海賊との戦いにひきつけられた日本と中国の、アジア以外での最大の軍事力を迎えている。西側諸国と一緒に、彼らは、お互いがお互いをスパイし合っているのだが、商船団を守るために熱心に協力している。ジブチはまた、しばしばロシア、イラン、そしてインドからの安全保障派遣団を迎えている。冷戦中でさえも、中立地域がこれほど色鮮やかで混雑していたことはめったになかった。

このすべてのバタバタは、ジブチにタナボタ収入をもたらしている。その一家が1977年の独立以来権力を握っているイスマイル・オマル・ゲレ大統領は、感謝を持って言いなりになるその国の小さなエリートにそのかなりの部分を配る。残りのほぼ100万の住民は、その60%が失業中で、アフリカで最も貧しい部類に入る。

アラブの春に揺さぶられて、そしてさらに小さな不安定すらも外国の軍事的友人や投資家を逃がしうると恐れて、その大統領は注意深く政治改革の過程を行うことに乗り出している。2月の議会選挙の間に、1/5の議席が、長い間大統領の仲間に特権を付与してきた以前の勝者総取り制度よりもむしろ、得票割合に従って割り当てられた。

野党は国有メディアへのアクセスを与えられ、集会を行うことを許された。彼らは65議席中16議席を得たが、それから不正を申し立てられ、デモ、警察との街頭での衝突、そしてデモ主導者の監禁につながった。今のところ、その大統領の、見せかけの民主的体面を作り出す試みは妨害されている。有権者はコンテナよりも扱うのが厄介だとわかっている。
 

発行日: 
2013-05-04
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