海の変化 - 太平洋諸国

太平洋の指導者の集まりは、気候変動を心配する

太平洋諸国の指導者は、太平洋諸島フォーラム(PIF)の年次首脳会談のために、9月3日から6日に、マーシャル諸島の首都マジュロに集まっている。ホストのクリストファー・ロヤック大統領は、気候変動についての「マジュロ宣言」への支援について派手な宣伝をしている。彼は、54,000人の住民がいる29の低地の環礁とサンゴ礁の島々の集まりである彼の国は、特に海水面上昇の脆弱だと語る。ロヤック氏は、今年のマーシャル諸島北部での数か月にわたる深刻な干ばつと、6月に堤防を破りマジュロの飛行場の滑走路に流れ込んだいつもの年よりも高い潮位は、地球温暖化の結果だと語る。

マーシャル諸島は人造の環境破壊についてよく知っている。第二次世界大戦後10年以上にわたって、アメリカはその北部にあるビキニとエニウェトクの環礁で多数の主として秘密の核実験を行った。ビキニと隣のロンゲリックは、人が住めないままだ。隣のキリバスやツヴァルのように、その国の全部の島々は海抜ほんの数メートルで、海洋の上昇によって飲み込まれうる。

海水面上昇の証拠は強い。1950年以来、世界の海は年に1.77ミリメートル上がっていると潮位計は示唆する。衛星の証拠は、過去20年間にわたって西太平洋でその率はほぼ倍だと指し示す。ツヴァルの首都フナフティでの計測は、過去60年間にわたって年に5ミリ上がっていることを指し示す。

海水面上昇の影響を確認することは一筋縄ではいかない。赤道太平洋の暖水が東に流れるのを引き起こす気象傾向のエル・ニーニョは、同じように海水面に影響を与えるその地域にわたっての洪水と旱魃の引き金を引きうる。パプア・ニュー・ギニアのカーテレット諸島での深刻な洪水は、しばしば海水面変化のせいとされ、それらが世界最初の気候変動難民を生み出すかもしれないとの恐れを生んでいる。しかし、シドニー大学のジョン・コンネルが新著「危機に瀕した諸島」で論ずるように、プレートの資質構造がそこでのその変化を動かしているかもしれない。

いまのところ、真の気候変動難民は、海水面上ではなく、その下に住んでいるかもしれない。ブリティッシュ・コロンビア大学の研究者たちは、1970年以来、いくつかの魚の種の群が徐々に世界のより寒い地域に向かって動いていることを見つけた。太平洋では、海洋生物の中には、年に平均7キロの速度で南極に向かって南に動いているものもあり、熱帯太平洋の諸国民にかなり影響を与えるかもしれない。世界の魚の群れは、いつか海上でも起こるかもしれない移民を先触れしているかのようだ。
 

発行日: 
2013-08-31
雑誌名: 
記事区分: 
主カテゴリー: 
キーワード: 
0
まだ投票はありません

コメント

コメントを追加