異なった規模 - 魚の値段

魚はますます高価になっているが、彼らは皆同じ速さで動いているわけではない

漁師になるにはよい時だ。国連の食糧農業機関(FAO)の、世界魚類価格指数は、5月に最高値を記録した。特に中国での消費者の食生活の変化が、持続する上昇基調の多くを説明する。漁業と運輸の費用を上昇させる高い石油価格もまた、魚を食卓にのせる価格に上乗せされている。

しかしながら、全ての魚が等しく作られているわけではない。魚の生産には二つの型がある。「捕獲」(または野生)と「水産養殖」(または飼育)だ。そして、彼らは異なった軌道上にあるようだ。その大多数が野生で捕獲されるマグロのような魚は、より養殖が簡単なサケよりも大きな価格上昇をした。全体として、FAOの野生の魚の価格指数は、1990-2012年の間に倍近くになり、一方養殖魚のそれは1/5しか上がっていない。何がこの大きな違いを説明するのか?

地球規模でとらえられた野生の魚の量は、過去20年間でほとんど変わっていない。年に約9,000万トンのその天井には、1980年代の終わりに到達したようだ。特に消費者が高品質を求めると、生産性向上への限られた余地と同じく、過剰な漁が一つの理由だ。

ナント大学のパトリス・ギヨトーは、一本釣りよりもむしろトローリングでそのマグロを取ることを決めたフランスの船団の話をする。それは岸により多くを持って戻ったが、魚は損害を受けた。それは高価なフィレとしては売ることができず、缶詰にしかできなかった。魚を捕らえる古いやり方は、もし高い利益を望むのならば、依然として最高だ、とギヨトー氏は語る。

対照的に、養殖漁業は、生産性の改善をし続けている。魚の養殖場は、餌として低品質の魚粉を使うずるい方法を見つけている。水産養殖の初期には、1ポンドのサケを作るのに、10ポンドもの野生の魚を使ったかもしれない。いま、その数は5ポンドに減っている。それは、依然としてたんぱく質の非効率的な利用かもしれないが、その割合はさらに改善し始めている。魚の養殖場はまた、よりエネルギー効率がよくなっており、それは彼らがより高いエネルギー価格にそれほど影響されないことを意味する。そして彼らは、いかにして病気をよりよく扱うかを学んでおり、最後には売れなくなる魚の量を減らしている。

これらの改善全ての結果として、トンで測った地球規模の養殖魚の生産は、今では牛肉の生産を越えている。産出は、成長し続けていそうだ。FAOは、2020年までにそれが1990年の水準の6倍に到達すると推計する。

この成長は、さらに魚市場を揺らすだろう。養殖種は、中価値の市場を支配すると予想される。野生の魚の供給者としては、ニッチ市場に滑り込まなければならない。低価格帯の野生のイワシは、養殖魚にとって重要な投入物であり、豊富な供給がある。2010年の総漁獲高の1/3以上が魚粉や魚油の生産に使われた。

しかし、産業自身よりもむしろ産業の主導者が、より多くカネを稼ぐかもしれない。最近そのツナ缶の生産をやめたフランスの漁業会社のサップマーは、代わりに市場の上の方の寿司と刺身のためのマグロを捕らえることに集中している。

FAOの魚価格指数の案出を助けたスタヴァンゲル大学のフランク・アッシェは、養殖魚肉と野生種の間の相違に平行線を見る。野生の魚の供給が養殖魚に比べて減る時、それはぜいたく品になる、と彼は説明する。「20年以内に、人々は野生の魚をいま我々がシカの肉について考えているように考えるだろう。」
 

発行日: 
2013-08-10
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