危険な瀬 - 尖閣諸島

中国と日本との間の衝突のリスクが高まっており、その帰結は悲惨なものになりうる

中国と日本は戦争に向かって滑っている。係争中の島の周りの水域と空で、数十年に及ぶ日本の実効支配に挑戦するための行動を加速している。その作戦はますます血の凍るような論理を伴っている。チャイナ・デイリーが言うには、日本が「世界にとって真の危険と脅威だ」とのことだ。環球時報は、軍事的衝突が今では「よりありそうで、我々は最悪のために準備する必要がある。」という。中国はこの70年間で初めての両国間の軍事衝突のために準備しているようだ。

中国と日本は、歴史と領土についてよく知られた違いを持っている。もっとも差し迫っているのは、日本が支配し尖閣と呼んでいるが中国が領有主張している東シナ海の5つの島についてである。深く絡み合った経済を持った理性のある役者はその違いを解決するか、一方に安全に置くことを学ぶと想定されている。少なくとも、それは中国と日本への仮説だった。

しかし、これは日本の当時の首相野田佳彦が日本がまだ持っていなかった三つの島を国有化した9月に変わった。それは、去年の終わりまで東京の知事だった右翼の中国いじめ屋の石原慎太郎の手に落ちるのを避ける不器用な試みだった。

しかし、中国はそれを日本の主張を強めるための反中国陰謀だと主張した。それは、その島周辺の水域と空の単独支配をしているという日本の見せかけに穴をあけた。監視船による侵入が最初に来た。それから、12月に、警戒機がその島をぶんぶん飛んだ。日本は戦闘機を緊急発進した。今月、日本と中国のジェット機はその島のそばの空域でおたがい、後ろを取り合った。新聞報道によると、日本は次は警告射撃をすることを考えているという。中国の将軍は、それが「実戦」の始まりになるだろうと語る。中国が支配を求める限り、紛争は一触即発だ。

今週、アメリカの高官が安倍晋三のタカ派新政権に警告を促すために東京に急いだ。アメリカは、もし攻撃されれば日本を助ける義務があり、中国との紛争に巻き込まれることはほとんど耐えられないので考えられない。しかし、報道される中国の侵入に直面して、日本の反応は理解できる。安倍氏は10年間にわたる軍事費削減の後で、防衛費は今年上がるだろうと発表している。今週、彼は東南アジアを訪問し、同じように中国の拡大について懸念を持っている国々との関係をテコ入れした。

東南アジアでの安倍氏の狙いは未熟だ。しかし、単に島を手渡す以外に、日本政府が中国を満足させることはできないかもしれない。今週、チャイナ・デイリーの論説は、日本が中国との間に橋をかけようとしていることを認めたが、その努力を「二面戦略」の片方だとしてすぐに退けた。中国とは違って1945年以来軍事衝突をしていないが、日本は脅威だと中国は言う。

中国の外交官は日本が国内の挑戦に悩まされるとき彼らの国をだまそうとすると非難する。しかし、彼らは、中国の侵入が弱体化された政府や陰鬱な経済といった日本の弱さを利用しようとしているという考えにいら立つ。中国は他者の見方や関心を楽しませたくはないように見える。この熱狂の源は、完全にははっきりとしない。それは、人々がますますインターネット上で発言する超愛国主義的感情に政府が反応しているのかもしれない。
 

恐ろしい歴史

1世紀前からの東アジアの比較は、無視するのが難しい。当時、大陸拡大の正当化として、いじめっ子の日本は愛国主義と外国の攻撃と犠牲者意識の作られた感覚の危険な醸造物に酔った。中国が海洋拡張の政策を追究するとき、その血祭のレトリックは著しく似ている。中国が今話している迫りくる衝突は、以前のものがそうだったように悲惨なものになりうる。それは中国だけではなく、その地域の平和とその重大な経済進歩も危険にさらす。

アメリカを含んだ世界は、警告が陰謀だと解釈されるだろうが、手遅れになる前に中国に警告を発する義務がある。だから、中国国内のだれがこの展開する狂気に反対を唱えるだろう?
 

発行日: 
2013-01-19
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