The Economist

別の失敗国家が手招きする - 中央アフリカ共和国

12月
28

恐れと飢えがアフリカでもっとも悲劇的な国々の一つをひっくり返すよう脅かしている

フランソワーズ・コラコは、いかにしてセレカの制服を着た戦士たちが彼女の夫の頭をライフルの取っ手でつぶしたかを物語った。彼らに挑戦するかもしれない他の人のための警告として、彼のぐにゃっとした体は首都バンギの260キロ北の農村であるデコアの彼女の家の外に血まみれで置き去りにされた。中央アフリカ共和国(CAR)の言語の一つであるサンゴで「同盟」を意味するセレカは、3月にフランソワ・ボジゼを隣のカメルーンに亡命の形で追い出して以来、その国を模範的な野蛮さで支配している。これは、セレカの北にある拠点から南のバンギに3か月位にわたる侵攻の後で起こった。その途中で、その反乱軍は邪魔されることなく強姦し略奪した。

いま、政府として落ち着いた彼らは、民主主義は言うまでもなく、わずかな法と秩序すらも再び施行しているとは言い難い。前大統領の支持者と首都のボイラビ要塞にこもったその親ボジゼ派の人々を武装解除しようとするセレカの戦士たちとの間で8月20日に始まりバンギ中に広がる衝突で、少なくとも10人が死亡した。CARは失敗国家になる途中にあるのだ。

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アジサシの限界 - 鳥類学

12月
27

メイン州の沖合で小さな悲劇が起きている

彼らは、他のどの鳥よりも多い年に5.5万マイルを飛行に費やす。30年の寿命で、それは一つか2つの卵を産むためだけに、月への3往復の旅行に等しい距離を飛ぶのだ。しかし、北極アジサシが大変なのはそれだけではない。近年、メイン州の沖合の産卵場で、その数は40%以上減っている。同じような減少はオランダやアイスランドでも報告されている。

過去30年にわたって、メイン沿海諸島国立野生動物保護のリンダ・ウェルチのような研究者は、肉食のカモメによって乗っ取られた島々の在地の海鳥の数を増やそうとしている。北極アジサシは、約5年前まで増えていた。それから、彼らは減少し始め、2008年に4,224組だったものが2012年には2,467組になった。食料の欠如が理由のようだ。その鳥は、ニシンやほかの小さな魚を探し回り、商業漁船との競争に直面するかもしれない。一方、気候変動は、魚がより冷たいほかの水域に泳いでゆく原因となっているかもしれない。研究者の中には、変化する気候が、その鳥の冬の目的地、南極での食物連鎖を乱しているかもしれず、彼らがメインで産卵するのにあまりに弱くしている。

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大学が挑戦を受ける - 高等教育

12月
27

バラク・オバマは、学位がより支払った金の価値があってほしいと思っている

タクシーの運転手が、彼の娘がちょうど卒業したところだと自慢した。しかし、それから彼は、ウィスコンシン大学の彼女の報道の学位が14万ドルかかったと認めた。報道は何の正式な資格も必要としない給料の悪い仕事なので、これはカネの無駄のように聞こえる。

バラク・オバマは、大学から金に見合う価値を得ている学生があまりに少ないと心配している。大卒者はもちろん非大卒者よりも稼ぐが、このどれだけが大学が彼らの心を広げたり彼らに何か有益なものを教えたりしたというよりもむしろ、彼らが最初から賢かったためだろうか?平均的なアメリカの大卒者は2.66万ドルの債務を抱えて大学を卒業する。それよりはるかに多いものもいる。少なくとも90日遅れている学生融資の割合は、2011年には8.5%だったものが今では11.7%に上がっている。多くの大卒者が苦労しているのだ。

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悪い記憶 - アジア金融危機

12月
21

1997-98年の地域金融危機のこだまが騒々しいが、誤っている

同じ川に2度入ることは決してできないが、それは忘れられないほどに親しんで見えるかもしれない。だから、最近アジアの通貨と株式市場がのたうちまわるにつれて、投資家と評論家が1997-98年の金融の嵐の亡霊を召喚するのは、驚くことではない。その危機は最初にタイで起こり、それからインドネシアと韓国がIMFの救済下に入った。それは地域経済を破壊し、インドネシアは32年間のスハルト独裁を倒した。フィリピンとマレーシアは、ひどいけがによろめいた。いま、その地域の市場関係者は、シリアでのアメリカ主導の軍事行動の可能性の帰結についての恐れが増すにつれて、そこが再び感染し、さらに悪くなることに神経質になっている。にもかかわらず、川は変わっており、不注意な人々を押し流しそうもない。

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海の変化 - 太平洋諸国

12月
20

太平洋の指導者の集まりは、気候変動を心配する

太平洋諸国の指導者は、太平洋諸島フォーラム(PIF)の年次首脳会談のために、9月3日から6日に、マーシャル諸島の首都マジュロに集まっている。ホストのクリストファー・ロヤック大統領は、気候変動についての「マジュロ宣言」への支援について派手な宣伝をしている。彼は、54,000人の住民がいる29の低地の環礁とサンゴ礁の島々の集まりである彼の国は、特に海水面上昇の脆弱だと語る。ロヤック氏は、今年のマーシャル諸島北部での数か月にわたる深刻な干ばつと、6月に堤防を破りマジュロの飛行場の滑走路に流れ込んだいつもの年よりも高い潮位は、地球温暖化の結果だと語る。

マーシャル諸島は人造の環境破壊についてよく知っている。第二次世界大戦後10年以上にわたって、アメリカはその北部にあるビキニとエニウェトクの環礁で多数の主として秘密の核実験を行った。ビキニと隣のロンゲリックは、人が住めないままだ。隣のキリバスやツヴァルのように、その国の全部の島々は海抜ほんの数メートルで、海洋の上昇によって飲み込まれうる。

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ウラジーミルに不機嫌になる - ロシアと西側

12月
20

西側が敵対的なロシアにとって生活をより難しくすることができる3つの方法

ほぼ14年前にウラジーミル・プーチンが最初にロシアの大統領になった時、彼はリベラルではないが親西欧的な方向に動いているとの望みがあった。しかし、来週のサンクトペテルブルグでのG20サミットに世界の指導者を歓迎する準備をする時、シリアについての国際外交についてでも、反対派指導者の投獄や同性愛の権利に様な国内問題にしても、彼が明白に反西欧のコースをとっていることがかつてないほど明らかになっている。実に、西側に対する敵意は、彼の3期目の大統領の特徴になっているのだ。

幸運なことに、プーチン氏の影響は減少している。ロシアのガスに頼っていたヨーロッパ諸国は、いじめるのが簡単だったものだ。いま、エネルギー消費の減少、ロシアを回避する新しいパイプライン、シェールガスやオイルの他の場所での開発、そしてロシアのエネルギー生産がEUの競争法に従うことが合わさることが、彼の影響力を侵食している。

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そのサイはいかにしてその毛を手に入れたのか - 進化

12月
19

ケサイのような氷河期の大動物は、もともとはチベットのものかもしれない

いま、ゾウやサイは熱帯の種だ。けれども、最近まで、彼らは北極海まで北をさまよっていた。最後のケサイは約8,000年前に死んだ。毛の生えたマンモスは更に3,500年生き、人類が彼らのシベリアの避難所に到達した時初めて倒れた。しかしながら、誰も知らないのは、これらの動物がいつどこで、そのような高緯度に生息することができるようになるべくその名を表す毛を進化させたか、と言うことだ。もっともよい推測は、260万年前に氷が世界を掴み始めるにつれて、彼らが徐々にそれを成長させたというものだった。

しかし、ケサイの場合、ロサンゼルス郡自然史博物館の王晓明と北京の中国科学院古脊椎动物与古人类の邓涛は同意しない。彼らは、ケサイは氷河期のツンドラが完全に形成されてから到達したと考えており、他の動物も同じだったかもしれないと疑っている。彼らの見方では、サイに毛が生える突然変異を起こさせたのは、地球規模の気候変動ではなく、むしろ地理的な高地への旅だったのだ。彼らは、動物たちがプレートの地殻変動によって持ち上げられ、世界の最上階のスイートであるチベット高原の住人になった時、その変化が起こったと信じる。

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沈黙の音 - 音楽コンクールを審査する

12月
18

トップの音楽家はメロディと同じくらい動きで評価される

音楽の中には、いつでもパフォーマンスであるものがある。例えば、ロックバンドのライヴを見ることは、音の質を賞賛するだけの問題ではない。音楽家が舞台上に運び上げるものは、ほとんど同じくらい重要なのだ。しかし、クラシック音楽は、そのような邪魔から免れるだろうと考える人がいるかもしれない。演奏がコンクールの一部として審判されているときには、いっそうそうではないかと。しかしながら、ロンドンのユニヴァーシティ・カレッジの研究者でもあるコンサートピアニストのChia-Jung Tsayによる研究は、賞を与える審判ですらも、聴いたものと同じくらい見たものによって揺さぶられうるということを示唆する。

米国科学アカデミー紀要で発表されたばかりのTsay博士の研究は、審判の判断に同意するかどうか見るために、10の著名な音楽コンクールでの演奏を評価するよう、1,000人を超えるヴォランティア(半分が初心者で半分が専門家)を雇った。それそれのヴォランティアは、それぞれのコンクールの上位3つである30の演奏を調査した。落とし穴は、ヴォランティアのたった1/3しか音楽付の演奏を見せられなかったことだ。残りの2/3は、両方ではなく、それぞれの演奏を見るか聞くかどちらかだった。

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宇宙の割合の問題 - 暗黒エネルギー

12月
18

宇宙で最も豊富にある物質である暗黒エネルギーの研究のために、3つの実験が始まっているが、それが存在しないと示すと主張する理論が発表されたばかりだ

1920年代に、天文学者たちは宇宙が彼らから離れていると認識した。銀河がさらに離れれば離れるほど、それは早く後退するのだ。論理的に、これは、すべてのものがかつては一つの場所にあったことを意味する。ビッグバン理論につながったその発見は、現代宇宙学の始まりだった。

しかしながら、1998年に、新世代の天文学者たちが、宇宙は拡大しているだけではなく、かつてないほどに早い速度でそうしていることを発見した。誰も、何がこの加速する拡大の原因なのかはわからないが、それは何であれ名前を与えられている。それは暗黒エネルギーとして知られており、その性質が謎だとしても、その影響は、その量が計算されうるということだ。決定されうる限りでは、それは宇宙の中で質量の2/3を構成し(そしてそれ故にエネルギーの2/3に等しい)ている。それは、故に、文字通り、大きなものだ。もし暗黒エネルギーを理解しなければ、本当に現実を理解することはできない。

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圏外 - エチオピアの通信

12月
16

政府は携帯電話網を広げているが、その統制を強めている

エチオピアはアフリカで最後の大きな通信独占を行っている。競争の欠如により、8,000万以上の人口を持つ国は、一般的に経済成長とともに急速に発展しているその大陸での産業で、ひどく遅れている。アフリカの他の地域では平均して70%である携帯電話の浸透率は、エチオピアでは25%近くだ。隣のケニアでは40%なのに比べて、わずか2.5%のエチオピア人だけしかインターネットにアクセスできない。

エチオピアの権威主義的な指導者たちは、現代通信の経済的利益についてほかのものと同じくらい熱心だが、政治的な枝分かれを恐れている。つながると、厄介な反対派はますますイライラさせるようになる。それが、中国の二つの主導的な通信設備会社との16億ドルのネットワーク更新協定を説明する。華為とZTEとの契約は、エチオピアの国家独占を保ち、アフリカ最大の経済の一つを解放するのをさらに延期する。

フランス・テレコムとエチオ・テレコムとの間の2010年の契約は、民営化と競争に向けた一歩としていくつかの方面には見られた。それは通信料を下げたが、フランス人社長のブルーノ・デュトワが最近辞めたことでよろめいているようだ。いまでは更なる改善はほとんどなさそうだ、と地元の起業家のマルコス・レンマは語る。

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