サタ・パック - ザンビア

アフリカで最も活発な経済の一つで、政治についての心配が増している

ザンビアの首都ルサカのレヴィ・ジャンクション・モールに目隠しをして連れてこられた訪問者は、彼がヨハネスブルグの中産階級の郊外にほうり上げられたと考えるかもしれない。そのきれいなショッピングセンターは、雑貨チェーンのピックンペイからコーヒーショップのマグ&ビーンまで、南アフリカの小売業者でいっぱいだ。少し離れたムウンバロードの商人は、より幅広い階級の買い物客のためのものだが、劣らずにぎやかだ。もしウラン濃縮工場の部品が必要ならば、ここで見つけられるかもしれない、とある地元の事業家は冗談を言う。

ルサカの賑わいは、ザンビアの栄える経済を反映している。GDPが過去10年で平均ほぼ年に6%上がっており、一方インフレは20%以上から7%以下に下がっている。つい最近まで、ルサカにはショッピングモールはなかった。そこにはいま10があり、更に計画されている。その潜在力は巨大だ。ザンビアには、中国がたっぷりほしがっているその主要輸出品の銅と同様に、可耕地、水、宝石が豊富にある。

弱点は、この新たに見つかった繁栄が、広く分かち合われていないことだ。それは、2011年にポピュリストのヴェテラン政治家マイケル・サタが選挙に勝つのに役立った。鉱業から得られるザンビアの税収は少しだ。その最大の輸出市場は、中国ではなく、銅取引が予約される低税率のスイスだ。繁栄するルサカは田舎の移民を惹きつけるが、鉱業は人力よりも機械を使うので、カッパーベルトの町はほとんど惹きつけていない。人口の61%は貧しい田舎に残っている。サタ大統領は自身を彼らの王者だと紹介する。しかし、彼の傲慢なやり方で最近事業家仲間は神経質になっており、うろたえている人たちもいる。

ひとつの懸念は、外国投資についての自由化政策が脅威にさらされていることだ。財務大臣のアレクサンダー・チクワンダは、最近、中央銀行に国境を越えた資本を監視する権力を与える法に署名した。1万ドルを超える輸出からの収入は、船積後60日以内にザンビアの銀行に送金されなければならない。配当や海外貯蓄でザンビアから流出する資本も、同じように追跡される。国内取引での外貨の使用は以前の法規によって禁止された。

チクワンダ氏は、その目的が、ザンビアに流出入する資金が正確にいくらかを知ることであり、そうして彼は正しい額の税が払われているか確認できるという。それは、資本管理を課すための偽装の試みではない、と彼は主張する。「それは資本逃避につながる支配だ。」彼は語る。「お金を持ち出せると知る時、心配はしない。」現地の人たちは、たとえもはや店で使うことができなくても、依然としてドルをザンビアの銀行口座に持っている。その広がる使用は中央銀行の経済掌握を侵食してきた、と高官は言う。

外国人投資家は、それがその大統領のいじめでないならば、これについてそれほど心配しないだろう。サタ氏は、彼の政府を支配しており、めったに委任せず、反体制の大臣に忍耐強くなく、そして威張り散らしたがる。彼は外交官ではない。彼は前アメリカ大統領のジョージ・W・ブッシュを遅刻でしかりつけた。サタ氏の前任者で、2011年に彼が打ち負かしたルピア・バンダは、3月に起訴免除を奪い取られ、今不正の審理中だ。インターポールは、バンダ氏の息子の逮捕要求を、証拠不十分で中止した。野党指導者は、公的秩序違反で拘束されている。サタ氏の反対派の連合は、1月に英連邦に26ページの告訴状を提出した。それは、その大統領が一党独裁国家を作ろうとしていると主張した。

サタ氏はほとんどモデル的な民主主義者ではない。彼は2001年に大統領として3期目を務めることができるようにする憲法を変えるためのフレデリック・チルバの不成功に終わった努力を支持した。しかし、サタ氏の支配がザンビアの政治に段階的変化を記録するのかどうかはまだはっきりしない。確かなことは、彼が反対派に嫌がらせをし集会を混乱させるために、植民地時代の方の陰鬱な部分である公的秩序法を使うということだ。しかし、彼の前任者もそうした。野党時代には、サタ氏自身も拘束された。そして彼の脅しといじめは大きな成功を収めていない。一般的に、罪は静かに取り下げられるか、証拠不十分で行き詰る。

彼の反対派もそれほど怖れてはいない。国家開発統一党の指導者ハカインデ・ヒチレマは、最近サタ氏の無遠慮な副大統領ガイ・スコットを、彼が今まで見た中で「もっとも愚かな白人」だと呼んだ。「もしそれが本当に一党独裁国家ならば、彼はそれによって拘置されただろう。」たぶんヒチレマ氏が警察署の常連であることを忘れて、スコット氏は言う。

数少ない豊かなルサカ人は、もし不平等が続くのならば、選択肢は今のサタ型のポピュリズムと、後のさらに悪いもののどちらかだと考えている。より慎重な意思決定の兆候がある。立法のもともとの草案は、中央銀行に資本の流れの監視と同様にその規制も求めていた。「規制」という言葉は、金融業者のロビー活動の後で取り除かれた。チクワンダ氏は、彼がタナボタ鉱山税への圧力に抵抗しているという。低賃金者への課税は減らされている。燃料補助金は取り除かれたところで、それはポピュリスト政府によってはめったにとられないリスクだ。

そのような財政的清廉さは、債券投資家が安い資金をアフリカ政府に投げているときには、なお一層驚くべきことだ。9月にザンビアは、120億ドルのオーダーを受け取った後に、道路と鉄道網の改善に支出するために、ドル債で7.5億ドルを調達した。投資家は、ザンビアにその疑いの利益を与える傾向があるようだ。
 

発行日: 
2013-05-18
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